コーヒー晩酌

お惣菜パンでコーヒー晩酌

最近SNSで「#コーヒー晩酌」 というハッシュタグを時々付けて投稿しています。

それを見ていただいたから、「何ですか、それ?」ってコメントいただいた事がありましたので、こちらのブログのほうに書いておくことにします。

【日本人はお酒に弱い】

お酒に強い・弱いは遺伝子型で決まっているそうです。

全ての人はNN型, ND型, DD型に分かれ、NNは「お酒に強い」、NDは「弱い」、DD型は「飲めない」です。

そして、白人や黒人はNN型が100%なのに、日本人はNN型56%, ND型40%, DD型4% となっており、お酒に弱い人種といえます。

参考 日本人の約半分はお酒に弱い!?|飲酒の基礎知識|お酒と健康|キリン

ベーグルサンドでコーヒー晩酌

【コーヒー晩酌とは】

DD型は最初から飲まないでしょうから、酔って醜態を晒している人はND型が多いと推測されます。

この遺伝子型は検査でわかるそうですが、俺は間違い無くND型だと思います。

お酒は美味しいと思うものもあるし、全く飲めなくは無いけど、生中2杯も飲むと、体中が赤くなり、頭が痛くなり、思考が鈍ります。

そんな俺は、アルコール摂取を少なく抑え、代わりにコーヒーを飲むライフスタイルを選びました。

「コーヒーに合う夕食を用意して、晩酌のお酒をコーヒーに替える。」

それを「コーヒー晩酌」と勝手に言ってます(;´∀`)

コーヒー晩酌のおかげで、お酒は週にコーヒー焼酎もしくはコーヒーウォッカを30mlだけになりました。

人生は3万日。

40代半ばの俺は半分過ぎてますので、残り1万日ぐらいでしょうか。

アルコールにやられて、残り日数を無駄に消化するのは避けたいと思います。

ご飯物でコーヒー晩酌

【エピローグ】

イギリスの産業革命は、お酒ばかり飲んでいたイギリス人が、コーヒーハウスに集まってコーヒーを飲むようになり、頭脳明晰な状態で会話するようになった事で起きたとも言われています。

今の日本でも、酒に酔って周りに迷惑をかけたり、自分の時間を浪費したりしてる人が、お酒の代わりにコーヒーを飲むようになれば、少し社会が良くなるかもしれない、そんな気もします。

お惣菜パンでコーヒー晩酌

「栗蒸し羊羹」にコーヒー

栗蒸し羊羹

11月も下旬に入り、秋が終わりに近づいてきました。

秋の風物詩である栗を使ったスイーツもそろそろ終わり。

そんな、今回のパートナーは秋の和菓子の代表格「栗蒸し羊羹」です。

春日野道商店街 甘栄堂さんで取り扱っているものを使わせていただきました。

【合わせるコーヒー】

コーヒーは以下の3種類の焙煎度で用意しました。

・ハイロースト(中煎り) 「東ティモール レテフォホ
・フルシティロースト(深煎り) 「コバルトブレンド
・イタリアンロースト(極深煎り) 「ブラジル ダテーラヴィラ

 

栗蒸し羊羹とコーヒー

【ペアリング結果】

「1位 フルシティロースト、2位 ハイロースト、3位 イタリアンロースト」となりました。

イタリアンローストはどら焼きの時にエグく感じた苦味は羊羹の甘さと調和し、さほど気になりませんでした。
しかし、スモーキーな香りが羊羹に合わない印象です。

残る2つは甲乙つけがたいですが、熱いうちはハイロースト、冷めてくるにつれフルシティローストという感想です。

栗蒸し羊羹はちびちび削るように食べて、時間をかけて楽しむものだと思いますので、冷めるにつれ優位になるフルシティを上位としました。

今回もコバルト店主とスタッフ1名の計2名での評価にすぎませんので、ご参考程度に Σ(´∀`;)

コーヒーの友も含めてのコーヒータイム。

季節を感じる和菓子と一緒に楽しんてみてはいかがでしょうか ( ´∀`)つc□

栗蒸し羊羹

「どら焼き (三笠)」にコーヒー

和菓子(どら焼き)とコーヒー

 今回のパートナーは「どら焼き(三笠)」です。

これまでのフードペアリングで、小豆の餡を使った和菓子はコーヒーに良く合い、かつ、フルシティローストやシティローストといった飲みやすい焙煎度のコーヒーがいいという事は、わかってます。

ただ、AISSY株式会社が行った味覚センサーを用いた分析(↓)で、どら焼きが他の和菓子と比べても圧倒的にコーヒーと相性がいいとの結果が出てましたので、試してみることにしました。

「コーヒーと和菓子」は「ステーキと赤ワイン」以上に好相性!? | ORICON NEWS

どら焼きは、春日野道 広島屋菓子舗さんの「三笠」を使わせていただきました。

【合わせるコーヒー】

コーヒーは以下の3種類の焙煎度で用意しました。

・ハイロースト(中煎り) 「東ティモール レテフォホ
・フルシティロースト(深煎り) 「コバルトブレンド
・イタリアンロースト(極深煎り) 「ブラジル ダテーラヴィラ

どら焼き(三笠)とコーヒー

 

【ペアリング結果】

「1位 フルシティロースト、2位 ハイロースト、3位 イタリアンロースト」となりました。

やっぱり、小豆餡を使った他の和菓子と同様に、フルシティローストぐらいのコーヒーが無難に合いそうです。

イタリアンローストは小豆餡と喧嘩するので避けたほうが良さそうです。

ハイローストはありですが、コーヒーだけの時に比べ酸味が顕著になる感じがするので、酸味が苦手な方はこれも避けたほうがいいかもしれません。

今回もコバルト店主とスタッフ1名の計2名での評価にすぎませんので、ご参考程度に Σ(´∀`;)

コーヒーの友も含めてのコーヒータイム。

日本独自のフードペアリングで、コーヒータイムを楽しんで下さい( ´∀`)つc□

和菓子(どら焼き)とコーヒー

コバルト近辺のコーヒー器具事情

コバルトはコーヒー豆屋ですが、コーヒーライフに役立つ器具も少しだけ扱っています。

具体的にはハリオのドリッパー、ペーパーおよび、ドリップスタンド、豆の保存容器、マグといったところです。

これら以外をお客様からご要望いただいた時はゴメンナサイなのですが、コバルト近辺にはコーヒー関連の器具や消耗品を扱っているお店が結構ありますので、紹介したいと思います。

早川さん

コバルトから北に1分ぐらいのところにある食器&厨房機器のお店です。

1Fは鍋など調理器具でギッシリですが、2Fにコーヒー関連があります。

ドリッパー&ペーパーはカリタ中心です。

サイフォン、プレスが充実しています。

そして、何と言っても、カップ類。いつ見ても壮観です。

テンポスさん

コバルトから西へ4分ぐらいのところにあるサンパルのB1Fにあります。

名前どおり飲食店向けのお店ですが、会員登録(無料)すれば誰でも買い物できます。

こちらも器具はカリタ中心です。

テンポスさんは中古の食器や什器が充実しています。

中古品はその時によって置いてる物が変わりますので、掘り出し物を求めて、たまに見て歩くと楽しいですよ。

OPA2

さらに遠くなりますが、コバルトから西へ6分ぐらい歩いたOPA2の雑貨屋さんにもコーヒー関連器具があります。

3Fの雑貨屋さん。ここもカリタ優勢ですね。オシャレ器具も並びます。

5F。ミルはここが一番揃ってます。

その他

100均にもドリッパー&ペーパーぐらいはあります。

エピローグ

どんなもんでしょ?

意外にあちこちでコーヒー関連器具を扱っていることがわかっていただけたかと思います。

コバルトに無いものは、近所のお店を探してみていただければ幸いです。

良いコーヒー豆と良い道具で、素敵なコーヒータイムを楽しんでください ( ´∀`)つc□~

四季の和菓子とコーヒー

栗きんとんとコーヒー

歳のせいか洋菓子より和菓子にそそられるこのごろです。

中でも季節の訪れに合わせて作られる和菓子は逃してはいけない気すらします。

さて、そんな季節の和菓子と一緒にコーヒーを楽しむなら、コーヒー豆もその季節に合ったものを選べば「いとをかし」ではないでしょうか。

今回は四季の和菓子に合わせるのに良いと思うコーヒーを紹介します。

【春の和菓子にオススメのコーヒー】

春の和菓子といえば、桜餅、柏餅でしょうか。

この時期には、ブラジルのコーヒーがいいと思います。

ブラジルのコーヒーは早いものは年末に入港しますが、メインは年が明けてから立春ぐらいにかけて入って来ますので、春の和菓子にピッタリです。

桜餅とコーヒー
桜餅とコーヒー

【夏の和菓子にオススメのコーヒー】

夏の和菓子といえば、わらび餅、水羊羹でしょうか。

この時期はインドネシア マンデリンがいいです。

ホットだけで無く、深煎りのマンデリンをアイスコーヒーにしても、夏の和菓子にピッタリです。

個人的に、わらび餅+アイスコーヒーの組み合わせは、毎年欠かせません。

わらび餅とアイスコーヒー
わらび餅とアイスコーヒー

【秋の和菓子にオススメのコーヒー】

食欲の秋の和菓子は豊富ですが、代表的なところは、栗蒸し羊羹、栗きんとんでしょうか。

この時期にオススメのコーヒーは、エチオピア モカです。

だいたい夏に入港しますので、秋に楽しむコーヒーとしてはグッドタイミングです。

10月はコーヒー年度の最初の月。そういう意味でも、コーヒー発祥のエチオピアがピッタリだと思います。

栗きんとんとコーヒー
栗きんとんとコーヒー

【冬の和菓子にオススメのコーヒー】

冬の和菓子といえば・・・?

あれ?思いつかない。

検索すると花びら餅や鶯餅などのようですが、ほとんど食べた記憶がありません(;´∀`)

きっと、焼き餅、雑煮で満たされ、お菓子にまで餅を食べる気にならなかったのでしょう。

そんな状態ですが、時期的なオススメは東ティモールです。

同じアジアなこと、生産者やNGOの努力、等のおかげで、夏に収穫された豆が晩秋には入って来ます。

収穫後&焙煎後のどちらの点でもフレッシュなコーヒーを冬の和菓子と味わっていただきたいと思います。

完熟したコーヒーチェリーをピックアップすることが美味しいカップにつながります。
入りたてホヤホヤの東ティモール レテフォホはいかが?

【エピローグ】

どんなもんでしょか?

続けてると、そのうち、コーヒーだけでも季節感を感じてくるようになりますよ。

東ティモールの新物を見かけると「もう冬かぁ・・・」とか( ´∀`)

四季の和菓子に四季のコーヒー。

楽しんでみてください( ´∀`)つc□~

 

コーヒーゼリー向けコーヒー豆ベスト3

エチオピアモカのコーヒーゼリー

特にお知らせしてませんでしたが、先々週で今年のコーヒーゼリーを終了しました。

気温も20度を下回るようになり、もう需要が無いと判断したためです。

それでも、嬉しいことに、残念がってくださる方もいらっしゃいますので、そんな時は自作をオススメしています。

作り方は過去の投稿「コーヒーゼリーの作り方」を参考にしていただくとして、今回は現在コバルトで提供中のコーヒー豆の中からコーヒーゼリーに向いてると思うベスト3を選んでみました。

いつも「お客様のお好みで・・・」では面白くないと思いますので、主観タップリでお伝えしてみたいと思います。

【コーヒーゼリーにオススメのコーヒー豆 第3位】

エチオピア イルガチェフェ ナチュラル のミディアムロースト(浅煎り)

基本的にはアイスコーヒー同様に、冷やして食べるコーヒーゼリーには焙煎が深いほうが合うと思います。

浅煎りだと酸味が冷やした時に嫌な味に感じるんです。

でも、このエチオピア イルガチェフェ ナチュラルのミディアムローストだけは例外なんです。

赤ワインのような杏(アプリコット)のような魅惑のゼリーになります。

「コーヒーゼリーなのに赤ワインや杏のフレーバーで良いのか?」という気はしますが、ゼリーとしては美味しいと思います。

エチオピア イルガチェフェ ウォッシュト(水洗式) ミディアムローストではイマイチ。

エチオピア イルガチェフェ ナチュラル フルシティロースト(深煎り)ではイマイチ。

なのに、エチオピア イルガチェフェ ナチュラル ミディアムロースト(浅煎り) だけは美味しい。

まさに魅惑のゼリー( ´∀`)

エチオピアモカのコーヒーゼリー
不思議に美味しい浅煎りエチオピアモカのコーヒーゼリー

【コーヒーゼリーにオススメのコーヒー豆 第1位,2位】

ブラジル ダテーラヴィラ (イタリアンロースト), ネイビーブレンド (フレンチロースト)

甲乙つけがたいですが、ミルクやクリーム(フレッシュ)を入れるならブラジル ダテーラヴィラが1位、入れないならネイビーブレンドが1位です。

やっぱりコーヒーゼリーの王道は深煎り豆をたっぷり使った甘苦いものじゃないかと思います。

【エピローグ】

シティローストなど中煎り,中深煎りは中庸でボヤけたゼリーになるので、避けたほうがいいと思います。

どんなもんでしょ?

コーヒーゼリー用途での豆選びの参考になれば嬉しいです。

良いコーヒー(ゼリー)と良い一日を( ´∀`)つc□~

クッキーに使うコーヒー豆の焙煎度はどれぐらいのがいいか?

アーモンドを抱えたクマのクッキー

えー、先日のことですが、お客様からタイトルの質問をいただきました。

「クッキーに使うコーヒー豆の焙煎度はどれがいいか?」

アイスコーヒー、ゼリー、お酒、などについては時々聞かれますが、焼き菓子は初(;´∀`)

一時期、クマがアーモンドを抱えたクッキーをよく見かけましたが、アーモンドでは無くコーヒー豆を抱えさせたいそうです( ´∀`)

クマの型は持ってないので、丸とカボチャの型で実際に作ってみました。

アーモンドを抱えたクマのクッキー
アーモンドをコーヒ豆に?

【クッキー焼成による再加熱の影響】

気になるのは、「焙煎済みのコーヒー豆をもう一度焼くことで、どういう影響があるか」ということじゃないか思います。

アーモンドなどの場合は、最初に単体で焼いておく場合もあれば、クッキーを焼く時に一緒に焼けるからと、生のまま使う場合もあると思います。

で、コーヒー豆はというと、再加熱の影響はあまり気にしなくていいと思います。

アーモンドは150度ぐらいで焼くので、焼いたアーモンドをクッキーと一緒に180度で加熱すると、さらに焼けるでしょう。

でも、コーヒー豆の焙煎では中煎りでも200度ぐらいまでは加熱済みなんです。

その後、クッキーと一緒に180度で焼いても、さほど焙焼反応は進まないと思われます。

実際にハイロースト(中煎り)、フルシティロースト(深煎り)の2種類の焙煎済み豆を埋め込んだクッキーを焼いてみましたが、外観&硬さともに、ハイローストはハイローストのまま、フルシティローストはフルシティローストのままのようでした。

2種類の焙煎度のコーヒー豆を使ったクッキー
ハイ(かぼちゃ型)、フルシティ(円形)で試してみましたが、180度で15分焼いたぐらいでは明らかな変化は無いようでした。

【オススメの焙煎度】

こればかりは、実際に作ってみて判断していただくしかありません。

しかし、焙煎度を変えながら何種類もクッキーを試作するのは手間がかかると思います。

代わりに、コーヒー豆の入っていないクッキーとコーヒー豆を同時に食べれば、ざっくりした味見にはなるんじゃないでしょうか?

コーヒー豆は焙煎度が深いほど、色は黒く、食感は柔らかく(脆く)、香りはスモーキーになっていきます。

「これだ!」と思ったのをお選びいただければと思います。

うまくいったら、1枚お裾分けお願いしますねっ!( ´∀`)