ブラジル スイートヒル 19/20

ブラジル国旗
エリアミナスジェライス州南部スルデミナス
標高1,000-1,350m
生産者アトランティカコーヒー
収穫時期2019年6月~8月
加工方式乾式 (ナチュラル)
品種カツアイ, ムンドノーボ, etc.
認証

ミナスジェライスの南部のさらにスルデミナスエリアに産地を限定して集められたコーヒー豆を、ブラジル伝統の乾式(ナチュラル)処理で生豆に加工したものです。

モジアナエリアとも比較されるスルデミナスはブラジルの中では比較的標高の高い山岳エリアで、寒暖差のある気候の元で引き締まったコーヒーチェリーが育成されています。

名に「スイート」とありますが、当店ではイタリアンローストまで焼いていますので、ラインナップ中で最もビターなコーヒー豆となっています。

騙されないようにしてください ^^;

エチオピア イルガチェフェ ドライ 20/21

エチオピア国旗
エリア南部諸民族州 ゲデオゾーン コンガ村
標高1,780-1,870m
生産者小農家
収穫時期2020年10月~2021年1月
加工方式乾式(ナチュラル)
品種在来種
認証

エチオピアはコーヒー発祥の地と言われており、同国のコーヒーはコーヒーの原点と言って良いと思います。
そのエチオピアのコーヒー産地でも最高評価を得ているのがシダモ地方にあるイルガチェフェ地区です。

伝統的にエチオピアでは収穫したコーヒーチェリーを乾式(ナチュラル)処理で生豆に加工しますが、イルガチェフェ地区では恵まれた水資源を活かした水洗式処理のコーヒー豆を作り出し、ブランドとなりました。
そのイルガチェフェも、近頃の乾式特有のフレーバーを求める世界的流行もあって、乾式処理されたコーヒー豆も人気を博しています。


今回紹介するコーヒー豆はイルガチャフェ地区でも評価の高かった3つの村の豆を選抜し、さらにそれらを味覚テストで村単位に絞り込んだスペシャルロットです。

一般に乾式は水洗式より物理的な品質面でバラツキが出てしまう傾向があるのですが、厳選されたロットだけに綺麗なコーヒー豆に仕上げられています。

Coffee Bean Roasting, Ethiopia
Photo: Rod Waddington cc-by-sa-2.0

インドネシア マンデリン セパカト 20/21

National Flag of Indonesia
エリアスマトラ島アチェ州セララ セパカト村
標高1,300-1,500m
生産者小農家
収穫時期2020年10月~12月
加工方式ウェットハル(スマトラ式)
品種ブルボン, ティピカ
認証

「マンデリン」とはそのまま特定のコーヒー生産地を表す名称ではなく、スマトラ島北部で生産されるアラビカコーヒーの総称です。

そのためマンデリンの生産地は広大なスマトラ島北部に広がり、小農家から寄せ集める事に起因するバラツキが生じがちで、品質管理が難しくなっています。

このコーヒ豆はアチェ州セララにあるセパカト農村付近の100件ほどの小規模農家から集められたロットです。

KSUと呼ばれる協同組合を構成しコーヒー生産の知識や技術を共有する事で、ロットとしての品質の安定化に成功しています。

タンザニア キリマンジャロ 20/21

タンザニア国旗
エリアキリマンジャロ山南面
標高1,050-1,400m
生産者キリマンジャロ農園
収穫時期2020年11月-12月
加工方式水洗式
品種ブルボン, ケント, ティピカ, ブルーマウンテン
認証

タンザニアのコーヒー「キリマンジャロ」は映画「キリマンジャロの雪」のヒットで、日本で人気銘柄となりました。

その人気ゆえか、「キリンマンジャロ地区産で無くても、ブコバ地区以外で採れたアラビカコーヒーならキリマンジャロと名乗れる」という緩いルールが適用されています。

このコーヒー豆はキリマンジャロ山の南面に位置する、キリマンジャロ農園で栽培された、他の名称が思い浮かばないぐらいの「キリマンジャロ」です。

キリマンジャロ農園はタンザニアで最も古い歴史のある農園のひとつで、コーヒー栽培に最適な気候、土壌のもと、「キリマンジャロ」を名乗るにふさわしいコーヒーを安定して生産し続けています。

コロンビア アスプロユニオン 19/20

エリアナリーニョ県
標高1,800-2,300m
生産者ASPROUNION
収穫時期2020年3月~6月
加工方式水洗式 (ウォッシュト)
品種ティピカ, カツーラ, カスティージョ, etc.
認証

コロンビアはブラジル、ベトナムに次ぐ世界3位のコーヒー生産国です。
日本のコーヒー豆輸入先としても第3位で、コロンビア スプレモの名はよく見聞きされます。

コロンビアコーヒーの上位規格であるスプレモの条件は「スクリーンサイズ17(約6.8mm)以上」という豆の大きさだけですが、このコーヒー豆は産地&生産者が特定されている上に、欠点許容率(300gに対し8カウントまで)も条件に加えられた、スプレモの高級バージョンと言えるものです。

生産者団体であるASPROUNIONは約200の農家で構成され、500haの規模で運営されています。
品質の良いクリーンなコーヒーを追求し、生産者の教育・指導に力を入れておられます。

ASPROUNIONのみなさま

ブラジル ショコラ 20/21

ブラジル国旗
エリアミナスジェライス州サントアントニオドアンパロ周辺
標高1,000-1,100m
生産者サンコーヒー (サントアントニオエステートコーヒー生産者組合)
収穫時期2020年5月~9月
加工方式乾式 (ナチュラル)
品種ムンドノーボ, カツカイ, カツアイ
認証

約20の農園から構成される生産者共同体によるコラボレーションによるコーヒー豆が、このブラジル ショコラです。

共同体ならではの情報共有、スケールメリットが活かされ、毎年、安定した品質のコーヒー豆を産み出しています。

ブラジルのコーヒーも近年は多様な方式で加工&精製されるようになっていますが、これはブラジル伝統の乾式(ナチュラル)で処理されたコーヒー豆です。

「ご当地コーヒー」と言っても過言では無い、クラシックなブラジルコーヒーをお楽しみください。

ブラジル プレミアムショコラ 乾燥工程
乾式加工では果肉がついたまま乾燥させます。
ショコラを作っているサンコーヒー(Sancoffee)の自己紹介動画です。

エクアドル ナチュラレッサ 20/21

エクアドルのナチュラレッサーさん (4歳 メス)
エリアマナビ地方
標高600-800m
生産者小農家
収穫時期2020年4月~9月
加工方式水洗式 (ウォッシュト)
品種カツーラ, ティピカ, クリオージョ
認証有機JAS
エクアドル ナチュラレッサ - コーヒーの苗床
コーヒー苗を運ぶヒト

エクアドルのコーヒー

エクアドルのコーヒーは19世紀半ばに持ち込まれます。

当初は事業としてあまり盛り上がりませんでしたが、カカオ産業が病気の脅威にさらされた1920年頃から増加していきました。

最初にコーヒーが導入されたのはマナビ地区です。

現在は他地区にも広がっていますが、今でもマナビ地区はアラビカ種の半分を産出する、エクアドル最大のコーヒー産地となっています。

今回紹介するナチュラレッサもマナビ地区の自然豊かな森で育つアラビカ種コーヒー豆です。

エクアドル ナチュラレッサ - コーヒー豆を運ぶロバ
コーヒー豆を運ぶロバ

ナチュラレッサ

オルター・トレード・ジャパンが1994年から四半世紀を超えて、輸入し続けているコーヒー豆です。

2001年には有機JAS認証を取得し、安定と信頼のオーガニックコーヒーとして毎年日本に届けられています。

イメージキャラのナチュラレッサーさん (メス 5歳)