味正堂さんの「ゆず餅」

柚子餅(ゆず餅)とコーヒー

言わずもがなですが、小豆あんが好きです。

特に粒あん、小倉あんといった小豆の粒が残っているのが、食感がいいだけでなく、小豆の香味もしっかり感じられていて大好きです。

そんな奴なら、「粒あんや小倉あんの菓子が無い」→「こしあんのも無い」→「小豆あんを使っていない和菓子にしとくか」・・・となるのが普通と思います。

しかし、俺の場合は、粒あん&小倉あんが好きすぎて、こしあんしか選べない時は、「いっそのこと小豆を使っていない菓子にしよう」となる、ちょっと変態的な習性があるようです。

今日はそれが活性化した日。

粒あんのおはぎは数日前にいただいたばかり。

きな粉のおはぎがあるが、中はこしあん。

この時期にはレアな桜餅があるが、中はこしあん。

「それなら思い切って小豆を使っていない菓子にするか」と選んだのが柚子餅でした。

これが怪我の功名というか、とても美味しかったのです。

【初めての柚子餅 (ゆず餅)】

餅生地の上にトッピングされている柚子ピールだけでなく、中の餡にもすごく細かな柚子がちりばめられています。

わずかに塩味の効いてるような気がする生地にさっぱりした柚子あんがとても好く合います。

そういえば、柚子やかぼすの入った塩も美味しいですもんね。

きっと相性のいい組み合わせなんでしょう。

シティローストの微妙に酸味があるコーヒーとドンピシャでした。

柚子餅(ゆず餅)とコーヒー

【エピローグ】

立ち寄るたびに、品揃えに変化がある味正堂さん。

今日はくるみゆべしのような餅菓子を薦めていただきました。

またトルコ共和国記念日にロクム代わりにいただこうかと企んでます。

季節は食欲の秋。

ナイスなコーヒーの友と、心地よいコーヒータイムを過ごしてまいりましょう ( ´∀`)つc□~

月ヶ瀬さんの「葛餅」

月ヶ瀬 「葛餅(粒)」

コバルトは火曜が定休日なので火曜にあちこちぶらつくのですが、同じように火曜定休の店には行くことができません。

その一つが、二宮商店街にある月ヶ瀬さんです。

今年の7,8月は水曜日を休みにしましたので、立ち寄れるようになりましたが、そのチャンスもあと2回。

今日はそんな月ヶ瀬さんの「葛餅」です。

月ヶ瀬 「葛餅(粒)」

葛餅というと、わらび餅に良くあるような、餅だけのものが多いと思いますが、月ヶ瀬さんでは葛の生地で小豆あんを包み、さらにそれに塩漬けの桜の葉で巻いた菓子を、「葛餅」とされています。

このタイプは一般的には「葛桜」と呼ばれることが多いのではないでしょうか。

桜の葉が香る生地はプルンとしていながらも、ナタデココを彷彿させるようなしっかりした弾力があり、噛んで楽しい一品となってます。

中の餡は、柏餅、水ようかん、笹餅などと同様に、「つぶあん」「こしあん」から選べるように両方作ってくださってます。

夏の和菓子はこしあんを使ったものが多くなるので、つぶあんが選べるというのは貴重ではないでしょうか。

両方同時に試したい衝動をおさえ、つぶあんをチョイス(;´∀`)

上述したお菓子の中でも、つぶあんの香味と食感をダイレクトに味わいやすいのが、この葛餅だと思います。

【葛餅とコーヒー】

本わらび粉を使用した溶けるような生地のわらび餅だとホットもいいですが、このプルン&弾力の葛餅は良く冷やしておいてからアイスコーヒーと楽しむのが一番だと思います。

「コーヒーはホットに限る!」という方でなければ、自作アイスコーヒーと合わせてみてはいかがでしょう。( ´∀`)つ|_|

夏が終わり姿を消す前にこしあんバージョンもいっとこう!、と誓った今日のコーヒータイムでした。

「最小6個から」を乗り切ろう! (大福餅 編)

牛乳おしるこではなく豆乳ぜんざい

あちこちで色々な和菓子を楽しむようになるとぶつかるのが、「最小6個から」の壁ではないでしょうか。

3個でも4個でも5個でもなく、しきたりでもあるかのように、「6個」が圧倒的に多いんです。

そして、ぜひ手に入れたいと思うような銘菓にかぎって多いんですよね、このパターン。

誰かと分けれるといいのですが、一人で同じ和菓子を6個というのは結構つらいものがありますよね~。

そこで同じ和菓子6個を飽きずに美味しく楽しむ方法について書いてみます。

今回は、6個売りの定番?「大福餅」についてです。

【1個目】 そのまま

購入後の最初の1個はやっぱりそのままでしょう。

大福は基本的に朝生菓子なので、朝に買ったらお昼までには食べてしまうのがベストです。

【2個目】経時変化を楽しむ

早く食べたほうが良い大福ではありますが、人の好みというものはあります。

柏餅や団子などしっかり噛みごたえのある餅物が好きな方なら、時間をおいたほうが美味しく感じるかもしれません。

当日夜や翌朝など、賞味期限の範囲内で時間をおいてみて、食べ時を探ってみるのもいいと思います。

【3個目】 凍らす

大福は冷凍しても美味しいです。

「ちょっと甘すぎるなぁ」と感じる大福でも、冷凍する事でちょうど良い甘味になったりしますよ。

解凍の度合いよっても食感や甘味が変わってきますので、お好みで。

俺は冷凍庫から出したばかりのを、口の中で解かしながら食べるのが好きです。

冷凍大福餅

【4個目】 焼く

時間がたって固くなってきた大福を焼いて食べると美味しいです。

これは、焼き大福として販売しているお店も結構ありますよね。

注意してほしいのは、数日経っても固くならないような大福を焼くと、ドロドロに溶けてしまうことがあります。

せっかく添加物を使って固くならないようにしてくれてるのですから、このタイプのは焼いたりしないほうがいいと思います。

焼き大福

【5個目】かしあ餅

これは先日のブログに書いた大福アレンジです。

個人的には同じ大福が2個以上あれば絶対にやるほどの、気に入り具合です。

柏餅では無くかしあ餅

【6個目】豆乳ぜんざい

大福を豆乳に浸けてレンチンするだけの即席スイーツです。

「マツコの知らない世界」では「牛乳おしるこ」でしたね。

俺の場合は「牛乳より豆乳」「こしあんより粒あん」なので、「豆乳ぜんざい」となります。

牛乳おしるこではなく豆乳ぜんざい
ちょっと加熱しすぎた時の写真 (;´∀`)

 

【エピローグ】

どんなもんでしょか?

「他にこういう食べ方あるよ!」とかありましたら、ぜひ教えてくださいね!

気が向けば、次回は「最中(もなか)編」を書いてみたいと思います。

それでは今日も、美味しい和菓子と良いコーヒーを ( ´∀`)つc□~

かしあ餅

かしあ餅(カシアをトッピングした大福餅)

いつも完成品ばかりなので、今日はオリジナルの和菓子アレンジを紹介してみようと思います。

その名は「かしあ餅」。

【かしあ餅の開発経緯】

大阪時代に最も気に入ってた和菓子が肉桂餅(にっきもち)という餅物です。

本当に好きで、自宅用にはもちろん、手土産などにも利用していました。

でも神戸に引っ越して店を始めてからは、なかなか大阪まで行けません。

「似た和菓子を」と思っても、神戸の和菓子屋さんではシナモン系の和菓子を見た事もありません。

強いて挙げると、三宮駅などで売られている、京都の生八ツ橋ぐらいでしょうか。

それならばと編み出したのが、大福餅にカシア をふりかけた「かしあ餅」です。

いわゆるひとつの「口内調味」というやつですね。

かしあ餅(カシアをトッピングした大福餅)

【かしあ餅のカシア】

カシアは正確にはセイロンシナモンとは別のスパイスですが、三宮、北野あたりのスパイス屋さんで「シナモン」として売られているのは、ほとんどこのカシアです。

両方とも取り扱っておられるのは、神戸スパイスさんぐらいではないかと思います。

廉価版シナモンといった感のあるカシアですが、セイロンシナモンと比較して、刺激と香りが強く、大福のトッピングとしては、むしろカシアのほうが向いているように思います。

古くからインド人コミュニティが発達し、香りの良いスパイスが低価格で手に入る、神戸の地の利を活かしたアレンジと言えるではないでしょうか。

この傑作を、これまた大好きな和菓子「柏餅(かしわもち)」になぞらえて、「かしあ餅」と名付けました。

神戸スパイス シナモンパウダー カシア 250g Cinnamon Powder 桂皮 シナモン 粉末 スパイス 香辛料 製菓材料 業務用

【エピローグ】

「肉桂餅、食べた事無いし・・・」って方も生八ツ橋が好きなら、この「かしあ餅」も、きっと気に入っていただけると思いますよ~☕

月ヶ瀬さんの「稲花餅(いがもち)」

月ヶ瀬さんのいがもちはピンク&ブルーです。

数日前のことですが、大安亭市場の味正堂さんで「いが餅」という和菓子に遭遇しました。

こし餡を白い餅で包んだ「葉っぱが無い丸い柏餅」風のものに、ピンクとグリーンのもち米がトッピングされたものです。

近畿で作られているのは京都や滋賀で、神戸で逢えるのはレアだと思っていたのですが、昨日通りがかった二宮商店街の月ヶ瀬さんでも発見。

どうやらこの地域では、お盆の時期になるとまあまあ目にするお菓子みたいです^^;

トッピングのもち米は、全国的にはピンクとグリーンが多く、その次が黄色のようです。

菱餅や花見団子のように、和菓子では桃、緑、白の3色というパターンが多いですが、本体が白なので、トッピングは桃、緑の2色なのだと思います。

3色目に拘る場合は、白に白では映えないので、黄色が使われるのではないでしょうか。

【月ヶ瀬さんのいが餅】

月ヶ瀬さんではそれらとは一線を画すピンク&ブルーで、夏の暑さを和らげてくれる涼しげ感を与えてくれます。

青好きの俺には加点材料💙

こし餡&餅の部分は、通年で提供されている柏餅と大方同じでは無いかと思うのですが、葉が無い事と、餅米が付いている事によって、はっきり別の菓子として存在しています。

一年で最も暑い時期の楽しみとして、心に留めておこうと思います。

月ヶ瀬さんのいがもちはピンク&ブルーです。

【いがもちにコーヒー】

小豆あんをしっかりした生地で包んだ餅物には、暑くてもホットがいいですね。

フルシティぐらいの焙煎度の、やや苦めでコクのあるコーヒーが一番しっくり来ると思いますよ☕

つるや本舗さんの「わらび餅」

新神戸 つるや本舗 さん

暑い夏が訪れ、街のあちこちでわらび餅を目にするようになってきました。

わらび餅には主に、スーパーなどで良く見かける餅だけのタイプと、和菓子屋さんにある小豆あんを包んだタイプがあると思います。

神戸では和菓子屋さんでも前者が一般的なようで、小豆あんを包んだタイプは置いて無い事も多いです。

今回、コーヒー&和菓子ギフト用のチュイルアーモンドを仕入れに行ったつるや本舗さんで、小豆あんを包んだタイプに出逢えましたので、紹介しようと思います。

新神戸 つるや本舗 さん

【つるやさんのわらび餅】

わらび餅といっても、高価なわらび粉ではなく、タピオカ粉など他のでんぷんで代用しているものが多いです。

スーパーで数十円で販売されているような透明の物は、ほぼ間違いなくわらび粉は使用されてません。

しっかりした噛みごたえがあって、それはそれで美味しくいただけるのですが、つるや本舗さんのはそういったのでは無く、わらび粉を使った本物のわらび餅です。

わらび粉ならではの茶色の生地は、トッピングのきな粉と良くマッチしていて、丸められた小豆あんにまとわりつくように柔らかく繊細です。

中の小豆あんは粒あん。

粒あんだけでも買って帰りたいぐらい、それはもうとてもとても好みな餡なので、これは嬉しい限り。

柏餅ではヨモギの風味に小豆が負けないように粒あんが使用されるそうですが、わらび餅の場合は「負けないように」というより、わらび&きな粉に粒あんが合わさって絶妙のハーモニーを生んでいるように感じます。

つるやさんの粒あんを使った菓子は、マイ定番の「羽二重餅」が通年であるのですが、このわらび餅も夏の楽しみとして毎年待ち遠しくなりそうです。

つるや本舗さんの「わらび餅」

【わらび餅とコーヒー】

一緒に楽しむコーヒーですが、餅だけのわらび餅なら、アイスコーヒーに限ると思います。

つるんとした食感に、のどごしの良い、よく冷えたアイスコーヒーが合いすぎると思うのです。

でも、小豆あんを包んだわらび餅なら、ホットコーヒーともとても良く合うようになります。

TPOに応じて、合わせるコーヒーをアイスorホットから選べる、とても便利な和菓子だと思います。

藤江屋分大さんの「うすぐも」

藤江屋分大@明石の蒸しきんつば「うすぐも」

藤江屋分大さんは明石の老舗和菓子屋さんですが、そごう神戸店に出店されています。

先週の土用の丑の日にいたっては、大丸神戸店でも分大さんの土用餅が並んでいました。

神戸にも和菓子屋さんはあるのですが、やはり洋菓子の街ですので、ここぞという時はお隣の城下町に根付いた和菓子が台頭してくるようですね。

ありがたみが薄れるのかもしれませんが、明石まで足を運ぶこと無く、近所でサッと入手できるのは素直に「グッジョブ!」と言いたい気がします。

さて、そのデパ地下の分大さんへ先日「たこつぼ」目当てで行った時に目についたのが「うすぐも」というお菓子です。

後日再訪してゲットしましたので、今回はそれを紹介したいと思います。

藤江屋分大@明石の蒸しきんつば「うすぐも」

「うすぐも」は季節菓子で、4月上旬から9月下旬の間、看板商品の「分大餅」と入れ替わりで登場するようです。

分大餅の代打みたいな位置づけなんだと思いますが、俺はまだ「分大餅」をいただいた事が無く、「うすぐも」のほうが先になりました。

さて、その「うすぐも」ですが簡潔に表現すると「低い円柱形の蒸しきんつば」となります。

これまでの和菓子ライフでは、きんつばは出入橋きんつば屋さん、松永製餡さん、本高砂屋さんといったところの物をいただいて来ました。

いずれも直方体の焼いてあるタイプでしたので、円いのも、蒸してあるのも、「うすぐも」が初体験です。

調べてみたところ、形についてはむしろ円いのが原形で、日本刀の「つば」のように円く平らな円型になっているから「きん”つば”」なんだそうです。

今となっては少数派ですね。

蒸した皮はモチモチしていて、焼売や餃子(焼いてない側)の皮を彷彿させる、和菓子ではあまり遭遇しない食感が楽しいです。

その皮に包まれている粒あんは淡い色をしていて、しっかりした甘味を感じました。

先週から全国的に猛暑&晴天が続いてます。

日差しが和らぐことを期待し、「うすぐも」とアイスコーヒー、なんていかがでしょう( ´∀`)つc|_|