ようやくブラックアイを使い切ったので、久々に新しい豆でのあんこづくりを試みました。
今回は Urad というミャンマーの豆で、日本語名称はウラド豆ですが、ブラックマッペ、ケツルアズキ(毛蔓小豆)という呼び名もあるようです。
近所の大安亭市場では Mash という名前で売られています。
【ウラド豆(ブラックマッペ)とは】
小豆やブラックアイ同様にササゲ属ですが、種レベルでは小豆(アズキ)、ブラックアイ(ササゲ)と異なるケツルアズキという種です。
ホールビーンの他に、真っ二つに割ったものや、さらに皮をとったダルもハラル食品店などで売られています。
皮は黒色ですが中身は白いので、ホールビーンだと黒、割ると白黒、皮を取り除くと白、と提供形態によって色が違います。
今回は粒餡を作りたかったので、ホールビーンを選択しました。
【ウラド豆の感想】
さて、肝心の風味ですが、ケツル”アズキ”と「アズキ」の文字が入っているので、小豆と似てるだろうと予測していたのですが、かなりの別物でした。
煮る前に吸水させる必要が無いなど、調理方法こそ小豆と同様でいけますが、ねっとりした食感と、なんとも表現し難い独特の香りは、小豆とは大きく異なるものでした。
前回のブラックアイのほうがよほど小豆に似ていたように思います。
黒い外観とネットリ食感は、ブラジル料理のフェイジョアーダに絶対合うと感じたので、そのうち作ってみたいと思います。
並行してレンズ豆を使った濾し餡にも取り組んでいるので、それはまた別に投稿します。
ナイスなコーヒーの友をこしらえて、心地よいコーヒータイムを過ごしてまいりましょう ( ´∀`)つc□~