店の定休日である火曜日のコーヒータイムは、和菓子と楽しむのがすっかり習慣化しております。
毎週月曜になると「さて明日の和菓子は何にするか?」と考えるのが楽しいのですが、今回10/9(火)は新月なので近所の松永製餡さんの特製おはぎをいただきました。
【新月におはぎ】
なぜ新月におはぎか?
おはぎの別名には「ぼたもち」以外に「北窓」というのもある事をご存知でしょうか?
餅のようにペッタンペッタン搗(つ)かないおはぎは、いつ搗いたかわからないため、「搗き知らず]。
一方で北向きの窓は月が見えないため、「月知らず」。
それで、おはぎを北窓と呼ぶんだそうです。
ならば月が見えない新月も「月(搗き)知らず」という事で、おはぎを選ぶのがオシャレではないかと思った次第です。
もうひとつ有名な呼び名に「夜舟」というのがあります。
夜の舟はいつ着いたかわからないので「着き(搗き)知らず」→「おはぎ」だそうです。
いやー、昔の人はオシャレですねー。
考えた人もだけど、それが流行るところがオシャレだと思います。
負けじと冒頭の「新月」以外にもいくつか考えてみました。
【おはぎの新名称案】
「月食」
その心は「北窓」「新月」と同じ「月知らず」。
新月に続いて月食とは、なんとも安易な発想ですねぇ。
難点は、ツキイチの新月と違って、なかなか食べる機会が無いことでしょうか。
「爆睡」
その心は「夜舟」と同じ「着きしらず」。
電車で爆睡したら降車駅に着いた事がわからないでしょう。
んー、全くもってオシャレじゃないですねー。
「マクレーン」
上の2つとは違い、「その心」から自作してみました。
その心は「ツキ知らず」。
マクレーンとはダイ・ハードという映画の主人公で、通称「世界一ツイてない男」です。
なので「ツキ知らず」です!
でも、映画を観る限り、あの大変な難局を切り抜けれるのは、かなりツイてるような気もします^^;
【エピローグ】
追加で考えたのはどれもパッとしませんねぇ。
最初の「新月」が我ながら一番よい出来に思います。
今日は近所のまつざ
ということで、新月の日にはおはぎを楽しむ活動を続けていこうと思います。
もちろんコーヒーとともに( ´∀`)つc□~