ブラジル スイートヒル 21/22

ブラジル国旗
エリアミナスジェライス州南部スルデミナス
標高1,000-1,350m
生産者アトランティカコーヒー
収穫時期2021年6月~8月
加工方式乾式 (ナチュラル)
品種カツアイ, ムンドノーボ, etc.
認証

ミナスジェライスの南部のさらにスルデミナスエリアに産地を限定して集められたコーヒー豆です。

モジアナエリアとも比較されるスルデミナスはブラジルの中では比較的標高の高い山岳エリアで、寒暖差のある気候の元で引き締まったコーヒーチェリーが育成されています。

ブラジル伝統の乾式 (ナチュラル)処理で生豆に加工されています。

ルワンダ コアカカ 21/22

エリア南部州フイエ郡, ニャマガベ郡
標高1,400-2,000m
生産者KOAKAKA
収穫時期2021年3月-6月
加工方式水洗式
品種ブルボン
認証国際フェアトレード(FLO)

ルワンダのコーヒーは1904年にドイツの宣教師によってもたらされますが、植民地支配していたベルギー向けの低級なものが大部分でした。

ジエノサイド(1994年)後に国の復興とともに大きく発展をとげ、現在ではアフリカでもトップクラスのコーヒーを産み出す優良生産国となっています。

「千の丘の国」と呼ばれるルワンダの地形や気象条件が、良質のコーヒーにつながっていると言われています。

今回紹介するのはルワンダコーヒーのご当地コーヒーともいえる、ブルボン種100% & 水洗
式加工の豆です。

1999年に設立された生産者組合コアカカが、20年以上の経験を活かして、高品質なコーヒーを安定して作り上げています。


ペルー ベロニカ 21/22

エリアクスコ州キジャバンバ地方
標高800-2,000m
生産者COCLA
収穫時期2021年3月-11月
加工方式水洗式
品種チィピカ, ブルボン, etc.
認証有機JAS, 国際フェアトレード(FLO)

ペルーは世界でもトップテンに入るコーヒー生産国です。(2020年時点)

中でもオーガニック認証やフェアトレード認証のコーヒー豆は欧米NGO等の支援を受けて発達し、世界でもトップクラスとなっています。

Machu Picchu
Machu Picchu

このコーヒーも、世界遺産マチュピチュで有名なクスコ州にある生産者組合COCLAが作るオーガニック&フェアトレードのコーヒー豆です。

組合員のほとんどが家族経営的な小規模生産者で、有機的な方法で、良質なコーヒーを栽培しています。

タンザニア キリマンジャロ タラケア 21/22

エリアキリマンジャロ山北部ロンボ地区
標高2,200m
生産者タラケア生産者組合
収穫時期2021年11月-12月
加工方式水洗式
品種ブルボン, N39
認証

タンザニアのコーヒー「キリマンジャロ」は映画「キリマンジャロの雪」のヒットで、日本で人気銘柄となりました。

その人気ゆえか、「キリンマンジャロ地区産で無くても、ブコバ地区以外で採れたアラビカコーヒーならキリマンジャロと名乗れる」という緩いルールが適用されています。

キリマンジャロ山

このコーヒー豆を生産しているタラケア生産者組合はキリマンジャロ山北部のロンボ地区にあります。

標高2,200mという高地に位置する赤い火山性の土壌で産み出される、名実ともの「キリマンジャロ」です。

水洗式加工のコーヒー豆です。

ホンジュラス ラモーラ 20/21

エリアレンピラ県サンアンドレス市
標高1,400m 以上
生産者ラ・モーラ農園
収穫時期2020年12月-2021年3月
加工方式乾式 (ナチュラル)
品種イカフェ90, カトゥアイ
認証

中米のコーヒー生産国といえばグアテマラ、パナマなどが浮かびがちですが、生産量で頭一つ抜けているのがホンジュラスです。
世界でも第6位の生産量を誇っています。(2020年時点)

このコーヒー豆はホンジュラスの中でも標高の高いサンアンドレスエリアにある
小さな農園で作られている乾式加工のコーヒー豆です。
5年程前に農園を継承した若き農園主が品質アップに励んでいます。

ブラジル ダテーラ サンライズ 21/22

ブラジル ダテーラ農園 ロゴ
エリアミナスジェライス州パトロシーニョ市
標高1,000-1,100m
生産者ダテーラ農園
収穫時期2021年6月~9月
加工方式ナチュラル, パルプトナチュラル
品種ムンドノーボ, カツーラ, etc.
認証レインフォレスト・アライアンス認証
ブラジル ダテーラ コーヒーチェリー

世界第一位のコーヒー生産国がブラジルで、世界の約3割のコーヒー豆はブラジル産です。

日本の国別輸入量も同様にブラジルが最大で約3割を占めています。

そんなブラジルの中でも、ダテーラは年間75,000袋の生豆を生産する大規模農園です。

生産から輸出まで全て農園で一貫して行うことができ、安定した品質のコーヒーの供給を続けています。

ブラジル ダテーラ農園 ファーマー

社会貢献に積極的に取り組んでいる農園で、ブラジルで最初にレインフォレスト・アライアンス認証を取得するなど、持続可能なコーヒー生産を追求しています。

ダテーラ農園でコーヒー生産に携わる人々のインタービューを集めた動画(日本語版)です。

インド チャンドラヒルズ 20/21

インド国旗
エリアカルナータカ州チクマガロール
標高1,100m
生産者小農家
収穫時期2020年12月-2021年3月
加工方式水洗式
品種S795,SL9,Cauvery
認証

インドは紅茶生産国として名高いですが、コーヒーも世界7位(2020年時点)の生産国です。
その歴史はエチオピア、イエメンについで長く、17世紀にババブータンというムスリムがイエメンから7粒のコーヒー豆を持ち帰ったのが始まりと言われています。
その後、イギリスの植民地支配によってコーヒーの生産&輸出が盛んになりました。

日本のコーヒー輸入先としてインドは第21位(2020年時点)とマイナー感を否めません。
しかし、日本最古のコーヒー店と言われる神戸の放香堂が当時提供していたのがインド産ですので、神戸・日本にとって、ゆかりあるコーヒーだと思います。

神戸市立博物館1Fに展示されている「豪商新兵 湊の魁」