コーヒー豆: 東ティモール カフェ・ティモール

【基本情報】
エリア アイナロ県マウベシ郡
標高 1,300-1,500m
生産者 COCAMAU(新生マウベシコーヒー生産者協同組合)
クロップ 13/14
加工方式 ウォッシュト
品種 ティモール・ハイブリッド
認証 有機JAS

東ティモールのコーヒーの歴史は1815年に当時のポルトガル領ティモール総督がコーヒー苗が持ち込んだことから始まります。
19世紀半ばには主要な輸出産品となりますが、1890年代にさび病が発生し、主だった種は絶滅に追い込まれます。しかし、アラビカ種とロブスタ種の自然交配によってできたハイブリッドティモールが、この病害への抵抗力を有して生き延び、今も東ティモールの主要品種となっています。

アイナロ県マウベシ郡で栽培されているカフェ・ティモールはこのハイブリッドティモールだと言われています。

カフェ・ティモールの生産、輸出にあたっては日本のNGOパルシックが2002年の東ティモール独立時から、支援を続けています。コーヒーの木から摘み取った赤い実をそのまま売っていた農民たちに、機材を提供し、加工技術をレクチャすることを通じて、より高品質なコーヒーが作られ、日本に届けられるようになりました。
2007年には有機JAS認証を取得し、無農薬・有機栽培(オーガニック)のコーヒーとなっています。

生産者のサポートでコーヒーを毎日味わうことができています。