コーヒーに樹脂製スプーンが便利と思える2点

電子レンジで使用できる樹脂製スプーンは便利だモン

まだ1月ですが、早くも2018ベストバイかも?と思えるモノに出逢いましたので、紹介したいと思います。

それは、100均で手に入れたプラスチック(樹脂)のスプーンです(;´∀`)

【良いところ その1】

コーヒーが冷めないことです。

ハンドドリップでカップに直接コーヒーを落とすと、上の方は薄くて不味い液体になりがちなので、飲む前にスプーンで軽く混ぜたほうがいいです。

その際、室温が低いと、スプーンの温度も低くなっているので、金属やセラミックのスプーンで混ぜるとコーヒーの熱が奪われ結構冷めます。

でも、樹脂のスプーンなら、それほどコーヒーから熱を奪わないのでマシです。

樹脂製スプーンはコーヒー等のホットドリンクの熱を奪いにくいです。

【良いところ その2】

レンチンできることです。

寒い時期はミルクやココアパウダーをコーヒーと混ぜて飲むことが増えてきます。

ホットコーヒーとホットミルクを混ぜるならいいのですが、俺の場合は、冷めたコーヒーにココアパウダーと冷たい豆乳を加えて混ぜて、それからレンチンすることが多いです。

そんな時に、ココアパウダーや豆乳を混ぜる時に使ったスプーンが一緒にレンチンできるのは使い勝手がとても良いのです。

金属のだと加熱中はレンジから出しておく必要があり、その間にポタポタ垂らしたりしてしまうんですよね。

注意点としては樹脂でも材質によっては電子レンジで使えないものもあるので、耐熱性をチェックするようにしましょう。

電子レンジで使用できる樹脂製スプーンは便利だモン

【エピローグ】

どんなもんでしょか?

俺的にはホントに「いいもの買ったなー」と思ってるんですが、ここまで読んで「しょぼ!」と思われてる方が多そうな気がします(;´∀`)

100円で8本も入ってましたが、そんなに要らないので、緑と白でよろしければ差し上げます。

ご入用でしたら、ご来店の際にお問い合わせください( ´∀`)_c□~

「豆大福」にコーヒー

豆大福とコーヒー

今回は豆大福です。

大福も多種多様ですが、やっぱり豆大福は美味しいです。

京都に有名なお店がありますが、神戸もほとんどの和菓子屋さんで作っておられ、お店ごとの個性のある豆大福をいただくことができます。

ただ、今日はフードペアリングということで、数が必要な事と、極端な個性の無い、普通な感じのを選びたいという思いがあったので、ローソンストア100の3個入りのやつです(;´∀`)

 

【合わせるコーヒー】

コーヒーは以下の3種類の焙煎度で用意しました。

・ハイロースト(中煎り) 「東ティモール レテフォホ
・フルシティロースト(深煎り) 「コバルトブレンド
・イタリアンロースト(極深煎り) 「ブラジル ダテーラヴィラ

 

豆大福とコーヒー

 

【ペアリング結果】

「1位 フルシティロースト、2位 ハイロースト、3位 イタリアンロースト」となりました。

●ハイロースト

餡の甘さに酸味がやや強調されます。

不可ではないですが、元々コーヒーの酸味が好きな方でないと合わないかもしれません。

香りは特に問題ありません。

●フルシティロースト

今回も安定&安心のフルシティ。

相性バッチリ!だと思います。

もう、小豆餡のものに関しては、これ以上試す必要が無さそうです。

●イタリアンロースト

強い苦味は問題無いですが、スモーキーな香りが素朴な豆大福を覆ってしまう感じです。

これは避けたほうが良さそうです。

【エピローグ】

やっぱり小豆餡にコーヒーは美味しい組み合わせですね。

上用饅頭、おはぎ、どら焼き、豆大福とやってきました。

あとは、たい焼き、フライ饅頭ぐらいをやって、小豆餡系は一旦終わりにしようと思いますので、おすすめのたい焼き情報お待ちしてます( ´∀`) 

特に新しい情報が無ければ、ブルメールHAT神戸のになると思います( ´∀`)つc□~

大安亭市場 味正堂さんの豆大福

 

 

人気No.1はどのコーヒー豆か?

「どれが一番人気ありますか?」

コーヒー豆に関してお客様からいただく質問で一番多いのが「どれがオススメですか?」ですが、二番目はこれです。

コーヒー屋に限らず、POPなどで人気No.1, 2, 3 のようにどれが売れ筋かアピールしているお店をよく見かけますが、コバルトではやってません。

理由は2つあります。

1つは胡散臭く思われそうな事(;´∀`)

ヨソで見て「売れているというより売れて欲しい商品じゃないだろか」と思ってしまうことありますからね、俺も。

もう1つは、これから書きますように、実は人気No.1がアバウトという事です(;´∀`)

1. 商品別には

コバルトでは現在10種類のコーヒー豆を提供しています。

この中でどれが一番売れてるかというと、現状はネイビーブレンドです。

ただし、これにはフレンチローストのの焙煎度のコーヒー豆がネイビーブレンド1種類しか無い事がかなり影響していると思われます。

※コバルトのコーヒー豆の焙煎度についてはこちらを参照ください。
コーヒー豆の選び方 (焙煎度のによる味の違い) – コバルト – 神戸三宮の自家焙煎コーヒー豆屋

10種類のコーヒー豆を焙煎度毎に分けると、以下のようになりますので、フレンチローストのビターなコーヒーを選ぼうとうすると必ずネイビーブレンドになるわけです。

ミディアムロースト: 1
ハイロースト: 1
シティロースト: 2
フルシティロースト: 4
フレンチロースト: 1
イタリアンロースト: 1

2. 焙煎度別には

では、焙煎度別にはどれが一番人気があるかというと、ダントツでフルシティローストです。

フルシティローストは他の焙煎度より多く4種類を提供しています。

元々はフルシティを好むかたが多かったので増やしたのですが、今となっては「4種類もあるからフルシティが一番良く出ている」という状況もあるかもしれません。

フルシティローストの中で、一番人気があるのは、東ティモール レテフォホです。

コバルトの人気No.1コーヒー豆は東ティモール レテフォホかネイビーブレンドです。

3. 結論&エピローグ

現状一売れているのはネイビーブレンドですが、もしフルシティが東ティモール レテフォホしか無ければ、逆転する可能性も多分にあります。

そういうわけで、一番人気のあるコーヒー豆という問い合わせには「東ティモールレテフォホのフルシティかネイビーブレンドのどちらか」という曖昧な回答をしておりますΣ(´∀`;)

話半分ぐらいに聞いておいて、好みのコーヒー豆を選んでいただければと思います。

コーヒーをハンドドリップ(ペーパードリップ)で淹れる前にやるべき事

ハンドドリップ(ペーパードリップ)でコーヒーを淹れる時の準備

どんな作業でもそうだと思いますが、準備万端で望むのは大事だと思います。

そうすることで、作業が安定し、アウトプットの品質向上につながります。

コバルトでは、商品としてパンやお菓子を作っていますが、最初に必要な材料ものを一式揃えて、利用しやすい場所に、いつも同じように配置しておくよう心がけています。

コーヒーを淹れる時もかくあるべきなのですが、コーヒーセッション等ではあまり説明できていませんでした。

そこで、今回はハンドドリップ(ペーパードリップ)でコーヒーを淹れる時の事前準備だけにフォーカスした内容です。

【ハンドドリップ (ペーパードリップ) でコーヒーを淹れる前に準備すべき物リスト】

状況によっては不要な事もあるかもしれませんが、だいたいは以下のものを揃えます。

・ケトル (コーヒーポット)
・ドリッパー
・ペーパーフィルター
・コーヒー豆 (粉)
・タイマー (抽出時間や蒸らし時間の測定用)
・抽出先容器 (サーバ、ビーカ等)
・退避先容器 (目標の抽出量まで達したらドリッパー内に液が残っていてもドリッパーをどけますが、そのどけたドリッパーを置くための容器)

【各物の準備方法】

上記の物を単に出しておけばいいというわけではなく、動線を考え、使いやすく無駄のない状態にスタンバっておくことが大事です。

俺の場合は、以下のように準備しています。

・ケトル
 右利きなので右に置きます。

— 以降は右利きの前提です。 —

・抽出先容器
 抽出量がわかる目盛りが前面になる向きに置きます。

・ドリッパー
 抽出先容器の上に置きます。目標の抽出量に達してドリッパーをどける際、右手にケトルを持った状態でドリッパーを持つことになるので、持ち手は左手前に向けます。

・ペーパーフィルター
 できるだけ低いところから湯を落とそうとすると、ケトルの先がペーパーに当たって邪魔な事があります(;´∀`)
 そういう時は当たる部分を前もって折っておくとベターです。

・コーヒー豆(粉)
 上面を平らにならしておきます。

・退避先容器
 左手でドリッパーを持ってどける先なので、ドリッパーの左が良いです。

・タイマー
 カウントアップのスタート/ストップは右手にケトルを持った状態で操作しますので、左手操作になります。
 退避先容器の左が操作しやすいです。

ハンドドリップ(ペーパードリップ)でコーヒーを淹れる時の準備

【エピローグ】

どんなもんでしょ?

以上は俺にとって都合のいい準備方法なので、ご自分にとって具合がいいように調整してくださいね。

ここまで準備できていれば、余裕をもった抽出ができます。

いつも同じように準備することで、失敗が減り、安定した抽出につながります。

よろしければ、少し意識的にやってみてください。

良いコーヒーと良い一日を ( ´∀`)_c□~

「カステラ」にコーヒー

カステラに合うコーヒーは?

今回はカステラです。

洋菓子のようですが、ポルトガルから伝わったお菓子が日本で独自に発展したもので、和菓子に属すようです。

神戸でも専門店以外では、和菓子屋さんで提供されているのを良く目にします。

今回も、新神戸にある和菓子屋「つるや本舗」さんの「かすていら」を調達してきました。

【合わせるコーヒー】

コーヒーは以下の3種類の焙煎度で用意しました。

・ハイロースト(中煎り) 「東ティモール レテフォホ
・フルシティロースト(深煎り) 「東ティモール レテフォホ
・イタリアンロースト(極深煎り) 「ブラジル ダテーラヴィラ

カステラに合うコーヒーは?

 

 

【ペアリング結果】

「1位 イタリアンロースト、2位 フルシティロースト、3位 ハイロースト」となりました。

●ハイロースト

コーヒー単体なら心地よい程度の酸味が、カステラの甘さによって際立ち、少しエグくなってくるようにッ感じます。

これは避けたほうが良さそうです(;´∀`)

●フルシティロースト

相変わらずのオールマイティーぶりです。

「とりあえずフルシティにしておけば大丈夫だろ」という安定感があります。

●イタリアンロースト

甘いカステラにはイタリンアローストのビターさがマッチします。

スモーキーな香りが平気なら、これが一番だと思います。

カステラは卵の香りが少しする程度ですので、たぶん大丈夫でしょう。

パサついた感じの、水分を吸い取られそうなカステラなら、薄めにたっぷり淹れるといいと思います。

【エピローグ】

日本では最初に長崎に伝わったと言われる、このコンビ。

「和菓子にコーヒー?」と訝しむ人でも、「これは大丈夫そう」と思える組み合わせでは無いでしょうか?

実際のところ、とても無難ですので、「カステラにはコーヒー」で行ってみてください( ´∀`)つc□~

つるや本舗 - かすていら (カステラ)

コーヒーをいつもより多く入れる時に気をつけたい2つの事

V60 5杯用ドリッパーとカリタのポット

年末年始が近づいてきました。

家族や親戚が集まり、いつもより多い量のコーヒーをまとめて淹れたい場面が出てくると思います。

今日はそんな時に意識したい点2つについて書いてみます。

【1. 濃くなりやすい】

普段コーヒー豆15gを使って1杯(150ml)が淹れてる人が、3杯(450ml)淹れるとします。

単純に比例計算すると、コーヒー豆は45gで必要となりますが、実際に45gで淹れると、1杯の時よりかなり濃いコーヒーになりがちです。

苦いコーヒーが濃くなるとより苦くなり、酸味があるコーヒーもいつも以上に酸味が強くなります。

これを避けるためには、少しコーヒー豆を減らすことで濃くなりすぎないように調整するといいです。

節約にもなりますしね( ´∀`)

濃くなる度合いは淹れ方にもよるので、実際にやってみた結果で調整するのが良いのですが、ざっくり2杯なら10%,3杯なら20%ほど減らす感じです。

例えば、俺の場合は 150ml 15g なら 450ml は 36gで淹れてます。

単純比例だと45gですがその8割で済んでます。

ハリオ V60 ドリッパーと月兎印ポットとカリタのポット

【2. 抽出時間が長くなりやすい】

3杯でも1杯の時と近い味を目指すなら、できるだけ、同じ時間で淹れ終わることが望ましいです。

当然、湯を注ぐスピードを速くする事になりますが、これが結構難しいです。

そもそも150mlで3分かけて淹れれるケトル(ポット)はかなり細口のはずです。

これで450mlを3分で淹れるには、「ちょっと速すぎでは?」と思えるぐらい、スピードアップ方向に注ぎ方を調整してみてください。

具体的には、以下のような事をやればスピードアップします。

・湯を太くする
・ケトルを回転するスピードを遅くする
・回転数を増やす

それでも、なかなか同じ時間で目的の量に達さないことが多いと思います。

その場合、30秒までの遅延は許容し、30秒超過した時点で、潔く抽出を打ち切り、不足分はケトルに残った湯を直接サーバに足すというのが、比較的味を損ねにくいと思います。

V60 5杯用ドリッパーとカリタのポット

【エピローグ】

以上2点挙げてみました。

できれば、2,3回予行演習しておくのがベターですが、なかなかそうもいかないと思います。

焙煎後の鮮度が良い前提の下、極端に酸味や苦味が強くないコーヒー豆を選んでいれば、十分みんなで楽しめるコーヒーになります。

思い切って行ってみましょう( ´∀`)_c□~

「干し柿」にコーヒー

今回は干し柿です。

自分の田舎は佐用というとこなんですが、手に入るのは普通の甘い柿ばかりで渋柿を自分で干す機会がありませんでした。

ところが、昨年、篠山のお客様が渋柿をくださったのをきっかけに、自分で作ってみたら意外に簡単に作れて、美味しく、すっかり気に入ってしまいました。

今年も同じお客様から渋柿を送っていただいて作った約30個を昨日食べきったところです。

最初干すのに少し手間がかかりますが、干してしまえばほぼ放置ですよ。

何と言っても、1日1個ずつ取って食べると、日々変わっていく風味を楽しめるのがいいです。

【合わせるコーヒー】

コーヒーは以下の3種類の焙煎度で用意しました。

・ハイロースト(中煎り) 「東ティモール レテフォホ
・フルシティロースト(深煎り) 「コバルトブレンド
・イタリアンロースト(極深煎り) 「ブラジル ダテーラヴィラ

 

干し柿とコーヒーのフードペアリング

【ペアリング結果】

「1位 フルシティロースト、2位 イタリアンロースト、3位 ハイロースト」となりました。

●ハイロースト

酸味、フレーバーが干し柿と合わず、違和感を感じます。
とりあえず、これは避けたほうが良さそうです(;´∀`)

●フルシティロースト

ダントツ1位でした。
とても相性がいいと思います。
干し柿にはフルシティで決まりでしょう( ´∀`)_c□~

●イタリアンロースト

干し柿はしっかり甘いので、イタリアンローストの苦味とは調和しますが、スモーキーな香りが干し柿に合わないです。

今回はスタッフ1名が干し柿が苦手のため、店主一人での評価です。

よって、いつも以上に主観まみれですので、ほんのご参考程度に Σ(´∀`;)

コーヒーの友も含めてのコーヒータイム。

自分で一手間かけた季節の和菓子となら、よりコーヒーが美味しくなるのではないでしょうか ( ´∀`)つc□

干し柿とハンドドリップ