どんな作業でもそうだと思いますが、準備万端で望むのは大事だと思います。
そうすることで、作業が安定し、アウトプットの品質向上につながります。
コバルトでは、商品としてパンやお菓子を作っていますが、最初に必要な材料ものを一式揃えて、利用しやすい場所に、いつも同じように配置しておくよう心がけています。
コーヒーを淹れる時もかくあるべきなのですが、コーヒーセッション等ではあまり説明できていませんでした。
そこで、今回はハンドドリップ(ペーパードリップ)でコーヒーを淹れる時の事前準備だけにフォーカスした内容です。
【ハンドドリップ (ペーパードリップ) でコーヒーを淹れる前に準備すべき物リスト】
状況によっては不要な事もあるかもしれませんが、だいたいは以下のものを揃えます。
・ケトル (コーヒーポット)
・ドリッパー
・ペーパーフィルター
・コーヒー豆 (粉)
・タイマー (抽出時間や蒸らし時間の測定用)
・抽出先容器 (サーバ、ビーカ等)
・退避先容器 (目標の抽出量まで達したらドリッパー内に液が残っていてもドリッパーをどけますが、そのどけたドリッパーを置くための容器)
【各物の準備方法】
上記の物を単に出しておけばいいというわけではなく、動線を考え、使いやすく無駄のない状態にスタンバっておくことが大事です。
俺の場合は、以下のように準備しています。
・ケトル
右利きなので右に置きます。
— 以降は右利きの前提です。 —
・抽出先容器
抽出量がわかる目盛りが前面になる向きに置きます。
・ドリッパー
抽出先容器の上に置きます。目標の抽出量に達してドリッパーをどける際、右手にケトルを持った状態でドリッパーを持つことになるので、持ち手は左手前に向けます。
・ペーパーフィルター
できるだけ低いところから湯を落とそうとすると、ケトルの先がペーパーに当たって邪魔な事があります(;´∀`)
そういう時は当たる部分を前もって折っておくとベターです。
・コーヒー豆(粉)
上面を平らにならしておきます。
・退避先容器
左手でドリッパーを持ってどける先なので、ドリッパーの左が良いです。
・タイマー
カウントアップのスタート/ストップは右手にケトルを持った状態で操作しますので、左手操作になります。
退避先容器の左が操作しやすいです。
【エピローグ】
どんなもんでしょ?
以上は俺にとって都合のいい準備方法なので、ご自分にとって具合がいいように調整してくださいね。
ここまで準備できていれば、余裕をもった抽出ができます。
いつも同じように準備することで、失敗が減り、安定した抽出につながります。
よろしければ、少し意識的にやってみてください。
良いコーヒーと良い一日を ( ´∀`)_c□~