コーヒー&和菓子ギフトセット 第二弾

つるや本舗さんのアーモンド煎餅「南蛮」

寒くなってきたと思ったら、どおりで師走ですね(^_^;)

お歳暮に帰省の土産にと何かと贈り物が増えるシーズンです。

先日、甘栄堂さんの羊羹(六甲山景)をうちのコーヒー豆とセットにしたギフトを紹介しましたが、新たに和菓子コラボのギフトセットを考案しました。

つるや本舗さんの「南蛮」とのセットです。

新神戸 つるや本舗 さん

神戸は洋菓子のイメージですが、実は素敵な和菓子屋さんが多いです。

当店の近くにある二宮市場、二宮商店街、大安亭市場、春日野道商店街、どの市場&商店街にも必ず1軒は和菓子屋さんがあります。

「お歳暮や帰省の土産を百貨店や駅で安易に買いたくない」というかたにはピッタリだと思います。

つるや本舗さんのアーモンド煎餅「南蛮」

南蛮はいわゆるアーモンド煎餅です。

アーモンド煎餅は最もコーヒーに合うお菓子の1つだと思っているのは、俺だけでしょうかΣ(´∀`;)

神戸でアーモンド煎餅というとマンデルチーゲルが思い浮かびますが、サイズ、食感、味それぞれ違っていて面白いですよ。

ギフトセット コーヒー&アーモンド煎餅(南蛮)

この写真の南蛮5枚入りセットならコーヒー豆の代金プラス1,400円(税込、送料別)で承っています。

以上、一応は新ギフトセットの紹介でしたが、老舗らしい格式ある素敵なお店ですので、機会があればお店のほうにもどうぞ。

所在地、営業時間などはググってくださいませ(^_^;)

新神戸駅が近いので、新幹線で帰省する時などには寄りやすいですよ。

TABLE FOR TWO 対象コーヒー豆の決め方

TABLE FOR TWO 対象コーヒー豆 ルワンダ コパカマ

先週からスタートしたコーヒー豆「タンザニア ムリバ」、まずまずのスタートで、誠にありがとうございます!

このコーヒー豆は、「ルワンダ コパカマ」以来の久しぶりの TABLE FOR TWO (以降、TFTと略します) 対象メニューとしております。

以前は「TFTって??」というお客様が多かったのですが、今年は「おにぎりアクション」が盛り上がってるせいか、認知度があがっているみたいです。

しかし、「おにぎりアクション」から入った方にとっては「TFT対象メニューって?」という方もいらっしゃるようです。

TABLE FOR TWO 対象メニュー Reiko

【TFT対象メニューとは】

TFTは東京にあるNGOで、アジア、アフリカの途上国のこどもに給食を供給する活動をしています。

[アフリカの子どもたちに給食を TABLE FOR TWO公式サイト]

参加している企業の食堂、飲食店、物販店などでは、低カロリー等のヘルシーメニューをTFT対象メニューとして提供します。

そして、それを1つ購入いただくこと毎に、代金のうち20円がTFTを通じてアフリカやアジアの途上国のこどもに給食1食分として届けられる仕組みです。

C0007-TFT2

【当店のTFT対象メニュー】

当初はカフェオレベースリキッドコーヒーといった無糖のリキッド商品を対象メニューとしていましたが、昨年からコーヒー豆に変えました。

対象とするコーヒー豆は以下の条件で選んでます。

(1) TFTが支援している国のコーヒー豆であること

現在のTFT支援先は、ウガンダ、エチオピア、ケニア、タンザニア、ルワンダ、ミャンマー、フィリピンです。(全てコーヒー生産国ですね。)

(2) シティローストの豆であること

TFTプログラムは単なるチャリティーでは無く、先進国の人にも、ヘルシーメニューによって不要なカロリー摂取を抑えれるというようなメリットがあるのが特徴です。

そこで、普段、砂糖やフレッシュを入れてコーヒーを飲んでる人でも、ブラックでも飲みやすいコーヒーということで、苦味も酸味も強くないシティローストの焙煎度を選んでいます。

(3) 良いコーヒー豆であること

「TFT対象メニューだから・・・」とお情けで買っていただくような豆ではいけないと思っています。

そんな事に関係なく、品質、価格に納得して選んでいただける豆を選ぶようにしています。

以上のような条件を付けているので、ふさわしいコーヒー豆が無い場合は、TFT対象メニューがラインナップから消えます。

TFTメニューのために仕入れる生豆を選んでるわけではないので、無理なく続けていきたいと思っています。

そんな、有るか無いかもわからないコーヒー豆ですが、もし店頭で遭遇した時はぜひ試してみてください。

TABLE FOR TWO 対象コーヒー豆 ルワンダ コパカマ

サブスリーブレンド、今年はありません m(_ _)m

サブスリーブレンド

サブスリーブレンド (SUB3 BLEND)

次の日曜日はいよいよ神戸マラソンですね。

参加予定のかた、順調でしょうか?

練習の成果を存分に発揮しちゃってくださいね!

【サブスリーブレンドとは】

神戸マラソンといえば、当店では大会に合わせた期間限定コーヒー豆として、2013,2014年にサブスリーブレンドを作って提供していました。

サブスリーとはフルマラソンで3時間を切る事ですが、目標が3時間じゃなくても、記録短縮を目指すシリアスランナーを応援するために企画したブレンドです。

そのため、いかにも速く走れる気になれるように、マラソン最強国を争うケニアとエチオピアの豆をブレンドする事にしました。

当店ではエチオピアは定番として常時ありますが、ケニアはスポットです。

2013,2014は良いタイミングでケニアの生豆を仕入れることができ、サブスリーブレンドを作れました。

2015はケニアが入手できなかったので、エチオピアとウガンダのサブフォーブレンドという苦肉の策をとりました。

神戸マラソン 2015 で提供したサブフォーブレンド

【今年は・・・】

そして今年(2016)ですが、昨年に続き、適当なケニアが手に入りませんでした。

ケニアは今や世界最高レベルの品質を誇るコーヒー生産国で、基本的に高いです。

100g500円程度で提供したいので、あまり高価なのは使えません。

かといって廉価なものは、かなり古い豆だったり、ケニアらしい香りもボディも感じられなかったりします。

昨年同様のサブフォーブレンドに替える事はできましたが、「作るならサブスリー!」と思い、断念しました。

【またやるつもりです】

今回楽しみにしてくださったかたには、申し訳ございませんm(_ _)m

店が存続している限りは、来年も引き続きサブスリーブレンドづくりを試みようと思ってます。

これに懲りず、またよろしくお願いします( ´∀`)

新 ジップロック コンテナー を使ってみました

リニューアルしたジップロック コンテナー

今年春にリニューアルした旭化成さんのジップロック コンテナー。

遅くなりましたが、ようやくいくつか取り寄せてコーヒー豆用に評価してみました。

リニューアルしたジップロック コンテナー

【適した用途】

旧モデル同様に運搬用として使うほうが良さそうです。

コーヒー豆の容器には運搬用と保存用があることは前に書きました。

臭いや湿気からコーヒー豆を保護したい保存用容器には、メーカーが「液漏れしない」ことをうたっている器がオススメです。

新しくなったジップロック コンテナーですが、旧モデル同様に「液体がもれることがあります」の但し書きがありますので、保存用より運搬用で使うほうがいいと思います。

4点ロック等はありませんが、よっぽど衝撃を与えない限り、フタが外れることは無いでしょう。

なお、保存用には、スクリューロックのほうがむいてると思います。

【容量】

以下は、東ティモール レテフォホフルシティローストの豆で試した結果です。
豆の大きさに寄って多少変わることにご留意下さい。

[正方形130ml]・・・コーヒー豆40g程度が入ります。2,3杯分ですので、職場、外出先などで淹れたい時とかに使えそうです。

[長方形300ml]・・・約100g入りますが、余裕がありません。当店で100gを持ち帰る場合は、510mlのものか次の正方形700mlをお使い下さい。

[正方形700ml]・・・200gまでこれで大丈夫です。

[正方形1,100ml]・・・400gギリギリです。400g以上をお持ち帰りの場合は、上位の1,900mlを用意していたほうがいいです。

【おまけ情報】

正方形700と1,100ですが、正方形の面積が旧モデルより一回り大きくなったため、食パンの角食が入るようになりました。

6枚切り2切れまでなら700ml、5枚切り2切れや半斤なら1,100mlにいい感じに入ります。

1切れや2切れ買って帰るのに、透明のビニール袋に入れてもらって、それをさらにお店オリジナルの手提袋に入れてもらってって、何か気が引けるじゃないですか。

そんな時に使い勝手のいい容器だと思います。

新しいジップロック コンテナーには食パン(角食)がぴったり入るものがあります

 

勝手に作るコーヒーギフト(コーヒーと羊羹←コーヒー羊羹では無い)

コーヒーと羊羹(春日野道 甘栄堂本舗さんの六甲山景)のギフトセット

コーヒーと羊羹のギフトセット

【お客様のご希望はコーヒーとそれに合う食べ物のギフトセット】

昨夜の閉店間際に来られたお客様は、ご自分用で無くギフト用をご希望のかたでした。

うちのギフトは現在コーヒー豆200gを3種類というセットしかありません。

しかし、お客様は、何かコーヒーに合うお菓子もセットに含めたいとのこと。

ベーグル、ビスコッティぐらいしか作ってない店としてはつらいとこです。

相談の結果、日頃利用している近所のお店のお菓子を勝手にセットにすることになりました(^_^;)

【コーヒーと羊羹はナイスコンビ】

今朝は開店準備を早めに終えて、春日野道商店街までダッシュ!

和菓子の甘栄堂さんで、「六甲山景」(羊羹)の3種類(粒、練、柚)を大人買い。

「六甲山景」という名が、神戸から届くギフトっぽくていい感じです。

いつも日本茶と合わせている人は意外かもしれないけど、羊羹とコーヒーは相性バッチリなんですよ。

柚(柚子)は試す前は自分も「どうかなぁ?」と思ってましたが、酸味が少しあるコーヒーに合いました。

そいうわけで、勝手にギフトセットを作って、無事発送することができました。

日頃、カロリー過剰摂取に目をつぶり、コーヒーに合うものをあれこれ試している事が、初めてプラスに出た気がします( ´∀`)

【一応、ご要望あればお作りできます】

このセット、もしご希望でしたら、「六甲山景」部分の代金600円でお受けします。

1個180円の羊羹が3個で540円。
(「3個まとめて500円!」とかはありません・・・)

差額の60円は甘栄堂さんまで買い出しに行くサービス料としてご了解ください(^_^;)

もちろん、ご自分で3個買ってきてくださっても構いません。

「六甲山景」は秋冬限定商品で2月まで作られる予定だそうです。

珈琲豆型スプーン&ナイフ置きは備前玉としても使えます。

備前玉のようにコーヒーカップに入れてます。

この秋から取扱いを始めた、備前焼のコーヒー豆型スプーン&ナイフ置き。

おかげさまで月2個ぐらいのペースでお客様の元へ旅立っています。ありがとうございます。

さて、このアイテムですが、備前焼ですので備前玉とは形が違うだけです。

当たり前の事と思い、敢えてアピールしてませんでしたが、備前玉と同じ用途で使うことができます。

念のため、この投稿の前に、作っていただいた窯元さんに確認済みです。

備前玉のようにコーヒーカップに入れてます。

備前玉の用途については、ネットにいろいろ書かれています。

水、お茶、コーヒー、お酒に入れたり、炊く系の料理に使ったり、風呂に入れたりというのが代表的のようです。

これらほとんどの利用シーンにおいて、球型よりむしろコーヒー豆を平べったくしたこの形のほうが、コロコロ転がらずに使い勝手がいいように思います。

こちらで試してみたのは、コーヒーに入れるのと、玄米を炊く時に使うものです。

コーヒーのほうは、釉薬を使っていない陶器のカップと同じような、まろやか効果があるように感じました。

玄米はあまり違いがわかりませんでした Σ(´∀`;)

既にご購入いただいたかたでしたら、備前玉代わりとしても使っていただくと、出番が増えて、より楽しんでいただけるかもしれません。

よろしければ、遊んでみてください ( ´∀`)

コーヒーを淹れる時の蒸らしで掻き混ぜるべきか

ハンドドリップの際にコーヒーの粉をかき混ぜる方法を見かけます

ハンドドリップの際にコーヒーの粉をかき混ぜる方法を見かけます

コーヒーセッションなどでたまに問い合わせいただくのが、「ハンドドリップでコーヒーを淹れる時の蒸らしで、マドラーなどを使って粉を掻き混ぜるべきか?」という事です。

サードウェーブといわれるようなアメリカのコーヒーショップでは混ぜるところがあり、これを真似た日本のコーヒーショップもあるようです。

最近は Youtube だけでなく、Facebook や Instagram でも動画が見れますので、混ぜてる動画を見られたかたもいらっしゃるようです。

今日はこの「蒸らしで混ぜる」ことについて考えてみます。

【混ぜる必要性】

蒸らしの段階で混ぜるということは、その目的は蒸らしの効率化だと思います。

垂らした湯を粉全体に拡散させたいのでしょう。

でも、新鮮で、かつ、適度な大きさに挽かれたコーヒー豆なら、かき混ぜなくても大丈夫です。

中央から落とし始めて、「の」の字を描くように外へ広げていけば、問題なく全体に染みわたります。

【混ぜることの弊害】

それより、混ぜることの弊害が気になります。

コーヒーの抽出は「美味しい成分だけを溶かし出して、不味い成分は粉に置き去りにする」ことに尽きます。

そして、都合のいいことに、コーヒーは美味しい成分ほど溶け出しやすく、不味い成分は溶けにくくなってます。

せっかくそのように都合良くできてるコーヒーなのに、わざわざ粉を掻き混ぜることで、雑味などを湯に取り込んでしまうリスクが高くなることが懸念されます。

【まとめ】

そういうわけで、いいことはあまり無さそうです。
洗い物も増えますしね。

ハンドドリップでの抽出においては日本のほうが先進です。

両手にポットを持って、同時に淹れるような国ですよ。
むこうから来たものを、安直に真似しなくていいのではないでしょうか。

そんなとこです。

美味しい家飲みコーヒーが入りますように( ´∀`)