コーヒー豆を贈ったら忘れずやっておきたいちょっとした事

ギフトセット コーヒー&アーモンド煎餅(南蛮)

お正月も終わり、お歳暮、御年賀と続いたギフトシーズンも一段落といった印象です。

これらのギフトにコーヒー豆を贈ったからもいらっしゃるのではないでしょうか?

さらにその際に、先方がコーヒー豆を自分で挽いてるのか、店で挽いてもらってるのかわからないまま、挽いた状態で贈ったからもいらっしゃると思います。

そんな時のアフターフォローとして、やっていただきたいとことがあります。

いたって簡単なことで、コーヒー豆を贈った後に、挽いて贈ったのが良かったのか聞く事です。

普段自分で挽く人なら、挽いた状態のコーヒー豆をもらうと、ちょっと残念な気がします。

お持ちのミル(グラインダー)が良いものであればあるほど、残念度は増します(^_^;)

なので、次に備えて、確認したほうがベターなんです。

これをやらないと、また次も同じことの繰り返しになってしまいます。

ギフトセット コーヒー&アーモンド煎餅(南蛮)

【いつ聞くのが良いか】

これは時間がたつにつれ、「何のことだっけ?」となるので、贈った後、最初に会う時がいいです。

【どう聞けば良いか】

「コーヒーどうでした?」

これはダメです。
「美味しかった」で終わりですね。

「挽いて送ったけど良かった?」

これもイマイチですね。
気の置けない関係でも無い限り、ホントは豆のままが良かったとしても、「大丈夫」と返ってくるでしょう。

「挽いて送ったけど、もしかして豆のほうが良かった?」

これがいいと思います。
「うん、実は・・・」と本音を返しやすいと思います。

【ついでに】

相手から聞くことができたら、次のように宣言しましょう。

「では、次の機会があれば、豆のままにしますね!」
もしくは
「では、次も挽いて送りますね!」

これによって、次回の処置を正当化できます。

【最後に】

うまく聞けたとしても、それを覚えておくのは至難の業。
しっかりメモっておきましょう。

紙でもデータでも、次の機会にちゃんと見つかるものであれば、何でもいいです。

自分で挽く人にとっては、挽く時間も含めてコーヒータイム。
せっかく贈るんでしたら、よりコーヒータイムを楽しんでいただけるようにしたいとこですね( ´∀`)

氏名 挽き方 好み
イワン マメスキー 豆のまま 深煎り
セルゲイ コナスキー 中挽き 中煎り

 

「ゆでたまご」にコーヒー

コーヒー フードペアリング with ゆでたまご

【今回のパートナー】

今回の対象は「ゆでたまご」です。

喫茶店モーニングの定番ですね。

今でこそモーニングセットというような名で、コーヒー1杯より少し高い価格設定のセットメニューが大半ですが、30年ぐらい前は、朝にコーヒーをオーダーすればトーストとゆでたまごがついてくる店が多かったと思います。

日本が世界に誇る組み合わせのひとつでは無いでしょうか。

このモーニングが提供されるのは昔ながらの喫茶店が多く、大体は中庸なコーヒーが出てくると思います。

「もっと酸味のあるコーヒーならどうか?」「もっと苦いのならはどうか?」というのは気なるところではないかと思いますので、今回はゆでたまごです。

【合わせるコーヒー】

コーヒーは以下の3種類の焙煎度で用意しました。

・ハイロースト(中煎り) 「東ティモール レテフォホ
・フルシティロースト(深煎り) 「フルシティブレンド
・イタリアンロースト(極深煎り) 「ブラジル ダテーラサンライズ

コーヒー フードペアリング with ゆでたまご

【ペアリング結果】

「1位 フルシティロースト、2位 ハイロースト、3位 イタリアンロースト」となりました。

No.1 はダントツでフルシティブレンドでした。
オールマイティな反面、「これと相性抜群!」というのがこれまで無かったのですが、今回はNo.1です。

今回は普通の濃さで淹れましたが、黄身が水分を吸い取るので、ゴクゴク飲めるようにもっと薄く淹れても良さそうです。

No.2,3は微妙です。

ハイローストの酸味と、イタリアンローストの苦味&香りが、どちらもしっくり来ないのです。
強いていうと前者のほうがまだいいかなぁ、という感じで、ハイローストがNo.2 です。

以上のように、やっぱり、酸味も苦味も穏やかな飲みやすいコーヒーが合うようです。

ただ、昔から喫茶店モーニングを利用していた者の味覚なので、いつも以上に主観まみれな気もします。

あくまで、ご参考程度に Σ(´∀`;)

コーヒーの友も含めてのコーヒータイム。
お気に入りのコンビで、コーヒータイムを盛り上げて下さい( ´∀`)つc□~

コーヒー豆の商品名はゆる~く決めてます

考え中・・・・

本日提供を始めた、ルワンダ スカイヒル。

「スカイヒルって農園があるの?」って思われる方もいらっしゃるかもしれませんので、単一生産国のコーヒー豆をどうやって名付けているかについてです。

考え中・・・・

基本は以下の優先度順で名付けます。

(1) 生産者名、栽培エリア名や、加工場のある地域名などを使う

例) 東ティモール レテフォホ, インドネシア アルール・バダ, エチオピア イルガチャフィ, ホンジュラス クンブレ

(2) 生産国側で付けてる名前をそのまま使う

例) ブラジル ダテーラサンライズ

(3) 商社、NGO、生豆問屋など仕入先が命名したのをそのまま使う

例) ルワンダ スカイヒル

(4) 勝手に独自の名前をつける

(1)が一番多くて、下へ行くほど少なくなり、(4)は現在皆無です。

(1)で考えてみたけど、あまりにアバウトだったりして、親しみを感じにくかったりした時に、(2)や(3)というパターンが多いです。

今回のルワンダのコーヒー豆も「ニャマシェケ」というエリア名はあります。
州配下の郡の名前のようですので、「ルワンダ ニャマシェケ」は 「日本 赤穂」みたいな感じでしょうかね。

今回は「ニャマシェケ」よりも、仕入先で付けられた「スカイヒル」ピッ!と来たので、それを採用しました。
青色が好きなものでΣ(´∀`;)

そんなわけで、特に明確な規則も無く、ゆるく名付けております。
どうぞ、ご了承くださいませ。

カリタ ウェーブポットの補修

カリタ ウェーブポット

ハンドドリップで淹れるようになると、欲しくなるのがコーヒー用の細口ポット。

いろいろありますが、カリタのウェーブポットをお使いのかたも多いのでは無いでしょうか。

お手頃価格なこともあってロングセラーのようです。
amazon のレビューを見ても高評価のようです。

カリタ ウェーブポット 1L #52073
Kalita (カリタ)
売り上げランキング: 34,441

かなり細く湯を落とせるので、1-2杯分のハンドドリップには使い勝手がいいと思います。

そんな良いポットなんですが、弱点と言えそうなのが木の部分。

断熱のため手が触れる所に木を使ってくれてるんですが、長年の使用で、塗装がはげ、汚れも目立ってきました。

カリタ ウェーブポット

そんな折、昨日は結構な雨で、お客様のご来店も少なめでしたので、補修に踏み切りました。

まず、ドライバーとスパナを使って、木の部分を取り外します。

取り外したパーツには元の塗料や汚れが付いてるので、ヤスリを使ってなるだけ取り除きます。

カリタ ウェーブポット

いよいよ塗装です。
いつも使うのは、和信ペイントのポアーステイン&水性ウレタンニス(つや消しクリアー)のコンビです。
1つで済むタイプもあるけど、染色と表面保護は分けたほうが良さそうに思ってます。

和信ペイント ポアーステイン & ウレタンニス

上記塗料の場合、一度で済ませるより、水で薄めたものを何回か重ね塗りしたほうが、好みの濃さにしやすい上に、色ムラも軽減できる気がします。

十分乾燥させたら組み立てて完成。

カリタ ウェーブポット

重ね塗りに時間はかかりますが、やってること自体はとても簡単です。

最初の写真と同じ状態に陥ってる人もおられるんじゃないかと思いますので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

淹れる時間もコーヒータイム。
素敵なコーヒータイムを ( ´∀`)つc□~

薯蕷饅頭(上用饅頭)にコーヒー

コーヒーと薯蕷饅頭(上用饅頭)のフードペアリング

【今回のパートナー】

今回の対象は和菓子の薯蕷饅頭(上用饅頭)です。

「食べればその和菓子屋のレベルがわかる」と言われている基本の和菓子だそうです。

ベーグルで言うと、「プレーン」のようなものでしょうか。

薯蕷(じょうよ)とは大和芋、山芋などの芋類のことで、それを皮に使った饅頭だから「薯蕷饅頭」だそうです。

なので、漢字は「薯蕷饅頭」が正式なのかかもしれませんが、今回は大安亭市場 味正堂さんの「上用饅頭」ですΣ(´∀`;)

【合わせるコーヒー】

コーヒーは以下の3種類の焙煎度で用意しました。

・ハイロースト(中煎り) 「東ティモール レテフォホ
・フルシティロースト(深煎り) 「フルシティブレンド
・イタリアンロースト(極深煎り) 「ブラジル ダテーラサンライズ

コーヒーと薯蕷饅頭(上用饅頭)のフードペアリング

【ペアリング結果】

「1位 ハイロースト、2位 フルシティロースト、3位 イタリアンロースト」となりました。

さっぱりした甘さの餡とふわっとした皮から成る饅頭には、深煎りのビターなコーヒーより、中煎りぐらいの少しさっぱりめのコーヒーがしっくり来ました。

当然ながら主観に満ちてますですので、ご参考までに Σ(´∀`;)

ハリオ V60 ドリッパーの選び方(サイズ編)

ハリオ V60 ドリッパー 1~2杯用

今年も残り3週間となりました。

年末年始は帰省してご両親にコーヒーを淹れてあげよう、というかたもいらっしゃるのでは無いでしょうか?

以前にドリッパーの材質はガラスか樹脂がいいですよという内容を書きましたが、今回はサイズについてです。

ハリオV60円錐ドリッパーには現在3種類のサイズがあります。

1~2杯用、1~4杯用、1~6杯用(樹脂、ガラスのみ)です。

1~6杯が検討対象になることは滅多にありませんので、1~2杯用 or 1~4杯用に絞ります。

ハリオ V60 ドリッパー 1~2杯用

【1~2杯用の容量】

1~2杯用のドリッパーに40g入れると上の写真のような感じです。

V60ドリッパーには計量スプーンがついていて、すりきり1杯で約12gです。

したがって、1~2杯用ということは、「コーヒー豆(粉)24gまで用」となりそうですが、実際には写真のとおり40gは入ります。

中の粉は当店で一番深煎り(イタリアンロースト)の豆を挽いたばかりのもので、最もカサが増えてる状態といえます。

焙煎度がもっと浅いものや、挽いた状態で袋に密封されて売られているようなコーヒー豆なら、カサはもっと減るはずです。

「40g入ると言っても結構一杯やん。こんなんで湯を注げんの?」と思われるかもしれません。

でも、ヒタヒタぐらいまでしか湯を注がないようにすれば、大丈夫です。

40gあれば、おおよそ500mlぐらいのコーヒーが淹れれます。

コーヒーセッションなどでは「150mlに対し15g」としてますが、通常は量が多いほど効率が良くなるので、500mlなら50gも要らず、40g程度でいけます。)

【まとめ】

1~4杯用だと、少量の場合にポットの先が粉から離れ、淹れにくいと思います。

大体の目安として抽出量が450mlまでなら1~2杯用がいいと思います。

普通のコーヒーカップなら3杯以上いけますね。

逆に「450ml以上淹れるなら1~4杯用がベター」ということになります。

ちなみに、俺は自分の分(150ml)だけ淹れる時も、帰省した時に3人分(450ml)まとめて淹れる時も、同じ1~2杯用ドリッパーです。

以上、ご参考になれば幸いです( ´∀`)

「シュトーレン」とコーヒー

シュトーレンとコーヒーのフードペアリング

【今回のパートナー】

12月に入り、街でシュトーレンを見かけるようになりました。

かなり甘いですが、この季節になると1度は楽しみたくなるお菓子ですよね。

春日野道の「麦の庵」さんで見つけたので、今回はシュトーレンでいきます。

【合わせるコーヒー】

コーヒーは以下の3種類の焙煎度で用意しました。

・ハイロースト(中煎り) 「東ティモール レテフォホ
・フルシティロースト(深煎り) 「フルシティブレンド
・イタリアンロースト(極深煎り) 「ブラジル ダテーラサンライズ

シュトーレンとコーヒーのフードペアリング

【ペアリング結果】

「1位 イタリアンロースト、2位 ハイロースト、3位 フルシティロースト」となりました。

かなり甘いのでイタリアンローストの強い苦味がよく合います。

ハイローストは予想以上に、ドライフルーツ入りの生地との相性が良かったです。

当然ながらバリバリ主観ですので、ご参考までに Σ(´∀`;)