コーヒー豆: エチオピア (モカ) イルガチェフェ ナチュラル 16/17

エリア 南部諸民族州 ゲデオゾーン コチョレ村
標高 1,780-1,870m
生産者 小農家
収穫時期 2016年10月~2017年1月
加工方式 ナチュラル
品種 在来種
認証

“モカ” とはイエメンになる港の名前に由来し、この港から出荷されるイエメンとエチオピアのコーヒーを指していました。

したがって”モカ”と呼べるコーヒーは多種多様ですが、この “モカ” はエチオピア最高評価のイルガチェフェ地区の中でもコチョレ村で栽培されたものを、ナチュラル(自然乾燥)方式で加工したコーヒー豆です。

エチオピア モカ イルガチェフェ ナチュラル 選別

 

エチオピア伝統のナチュラル(自然乾燥)方式では、チェリーの状態のままで乾燥させることで、発酵した果実のようなフレーバー(いわゆるモカフレーバー)が生まれると言われています。

エチオピア モカ イルガチェフェ ナチュラル 乾燥

 

 

コーヒー豆: インドネシア マンデリン スマトラタイガー 16/17

インドネシア マンデリン スマトラタイガー ロゴ
エリア 北スマトラ州リント, シボロンボロン, ドロサングル
標高 1,400m
生産者 小農家
収穫時期 2016年10月~2016年12月
加工方式 ウェットハル(スマトラ式)
品種 アテン, ジュンベル, シガラウータン, オナンガンジャン
認証

「マンデリン」とはそのまま特定のコーヒー生産地を表す名称ではなく、スマトラ島北部で生産されるアラビカコーヒーの総称です。

そのため、マンデリンの生産地は広大なスマトラ島北部に広がり、小規模農家からの集約によるバラツキが発生し品質管理が難しくなっています。

スマトラ島 トバ湖

そんな中、スマトラ島北部にあるトバ湖周辺農家のコーヒー豆を集め、ハンドピック(手選別)を繰り返しす事で、高い品質を実現・維持しています。

インドネシア マンデリン スマトラタイガー ハンドピック作業

 

コーヒー豆: タンザニア ディープブルー 16/17

エリア タンザニア西部 キゴマ地区
標高 1,500m
生産者 小農家
収穫時期 2016年5月~8月
加工方式 ウォッシュト
品種 N39.
認証

タンザニアの北西部・タンガニーカ湖付近にあるキゴマ地区で作られる単一品種(N39)に限定されたコーヒーです。

タンザニアはキリマンジャロ山のある北部が産地としては古くから有名ですが、キゴマ地区は年々発展中のポテンシャルの高いエリアです。

タンザニア ディープブルー 農園風景

小農家による栽培ですが、細分化された地区毎に品質管理担当者が最低4名配置され、農業指導を行うなど高品質商品の生産を促しています。

また、選別を特定の優良選別工場(カンヨブドライミル)に集約することで、品質のバラツキが抑えられています。

タンザニア ディープブルー パルパー(果肉除去機)

【TABLE FOR TWO】

このコーヒー豆はTABLE FOR TWO 対象メニューとして提供しています。

100gのご購入が給食1食となって、アフリカやアジアの途上国の子どもに届けられます。

TABLE FOR TWO (テーブルフォーツー) 対象メニュー

アフリカの子どもたちに給食を TABLE FOR TWO公式サイト

今回の生産国タンザニアも TABLE FOR TWOの支援先のひとつです。
以下はタンザニア ザンジバルでの支援レポートです。

TABLE FOR TWO 支援先レポート

TABLE FOR TWO 支援先レポート

コーヒー豆: ネイビーブレンド (旧称:フレンチブレンド)

コーヒー豆: ネイビーブレンド

【目指したもの】

旧称のとおり、焙煎度がフレンチローストのブレンドコーヒー豆です。
ラインナップにフレンチローストは他にありませんので、フレンチローストの味を一手に背負うものとして、際立った苦味とボディが楽しめるコーヒーを目指しています。
マンデリン、コロンビアと極深煎りにも耐える豆を多く配合しています。
ホットはもちろん、アイスコーヒーコーヒーゼリーコーヒーウオッカ、カフェオレなどにも便利に使える一品です。

コーヒー豆: ネイビーブレンド
焙煎したてはまだそんなにテカってません。時間がたつとオイルが出てテカってきます。

【こめられた思い】

まだコーヒー豆を買う側だったころ、初めて通うようになった自家焙煎店は、横浜にあるオーダー焙煎の店でした。
自分で豆と焙煎度を選んで店のかたに伝えると、それから焙煎して15分後ぐらいには渡してもらえる形です。

そのお店で、いつもオーダーしていたのはマンデリンのフレンチローストでした。
豆も焙煎度も選択肢は他にもあるのに、いつも「マンデリンをフレンチローストで!」のワンパターン。
お店の人に「マンデリンフレンチ」とか、略して「マンフレ」とか、あだ名をつけられていたんじゃないかと思うぐらいです ^^;

それぐらい「マンデリンはフレンチローストに限る!」という強い主観があったわけです。当然、自分の店でもそれを商品にしようと考えてました。
でも、うちの店のスタイルをいろいろ考えた結果、自分の主観を押し付けるより客観的な品揃えをすべきという結論にいきつきました。

最近の自家焙煎のカフェみたいに、自店で焙煎した豆を自店で淹れるのが主で「豆も売ってあげますよ」的なスタイルなら好きにやればいいと思います。
でも、焙煎屋はそれじゃいかんと思いました。

そして、マンデリンはより幅広いかたに楽しんでもらえるようフルシティローストとなりました。
空いたフレンチローストの枠はブレンドで埋めることにしました。それがフレンチブレンドです。

そんなわけで、このコーヒー豆には「主観にとらわれすぎず、お客様が選び良い品揃えを」との思いが込められていますので、可愛がってあげてください。
よろしくお願いします ^_^

※2018年12月から暫定的にマンデリンに替えてスマトラ式加工のベトナムアラビカをベースに使用しています。

コバルトブレンド

コーヒー豆: フルシティブレンド

苦目で酸味が少ないフルシティローストのブレンドです。

ブラックだけでなく、少しミルクやフレッシュを入れて飲むのにも向いていると思います。

名前に店名が入ってますので、いわゆる ハウスブレンド だと思われることが多いのですが、このコーヒーは標準的なコーヒーよりやや苦目の味わいです。

いわゆる ハウスブレンド には アクアブレンド の方が該当します。

シティロースト、フルシティロースト、フレンチローストと焙煎度が深くなるにつれ、名前の青も深くなるように、アクアブレンド、コバルトブレンド、ネイビーブレンドと順に命名しただけです (^_^;)

コーヒー豆: コバルトブレンド

コーヒー豆: ブラジル ダテーラ ヴィラ 16/17

ブラジル ダテーラ農園 乾燥
エリア ミナスジェライス州パトロシーニョ市
標高 1,000-1,100m
生産者 ダテーラ農園
収穫時期 2016年6月~9月
加工方式 ナチュラル, パルプトナチュラル
品種 カツーラ, ブルボン, アカイア, etc.
認証 レインフォレスト・アライアンス認証

年間7万5千袋の生豆を生産する大規模農園のコーヒーです。
Daterra Sign

生産から輸出までのプロセスは全て農園内で完結しており、安定した品質と大量生産を両両立させています。
ブラジル ダテーラ農園 コーヒー豆乾燥中

レインフォレスト・アライアンス認証を取得するなど持続可能なコーヒー生産に力を入れて取り組んでいます。

ダテーラ農園でコーヒー生産に携わる人々のインタービューを集めた動画(日本語版)がありますので、観てみて下さい。