コバルトブレンド
苦目で酸味が少ないフルシティローストのブレンドです。
ブラックだけでなく、少しミルクやフレッシュを入れて飲むのにも向いていると思います。
名前に店名が入ってますので、いわゆる ハウスブレンド だと思われることが多いのですが、このコーヒーは標準的なコーヒーよりやや苦目の味わいです。
いわゆる ハウスブレンド には アクアブレンド の方が該当します。
※シティロースト、フルシティロースト、フレンチローストと焙煎度が深くなるにつれ、名前の青も深くなるように、アクアブレンド、コバルトブレンド、ネイビーブレンドと順に命名しただけです (^_^;)

コーヒー豆: ブラジル ダテーラ ヴィラ 16/17
エリア | ミナスジェライス州パトロシーニョ市 |
標高 | 1,000-1,100m |
生産者 | ダテーラ農園 |
収穫時期 | 2016年6月~9月 |
加工方式 | ナチュラル, パルプトナチュラル |
品種 | カツーラ, ブルボン, アカイア, etc. |
認証 | レインフォレスト・アライアンス認証 |
年間7万5千袋の生豆を生産する大規模農園のコーヒーです。
生産から輸出までのプロセスは全て農園内で完結しており、安定した品質と大量生産を両両立させています。
レインフォレスト・アライアンス認証を取得するなど持続可能なコーヒー生産に力を入れて取り組んでいます。
ダテーラ農園でコーヒー生産に携わる人々のインタービューを集めた動画(日本語版)がありますので、観てみて下さい。
コーヒー豆: インドネシア マンデリン リントンニフタ 16/17
エリア | スマトラ島北部 リントン ニフタ地区 |
標高 | 1,300m |
生産者 | 小農家 |
収穫時期 | 2016年10月~2016年12月 |
加工方式 | ウェットハル(スマトラ式) |
品種 | – |
認証 | – |
「マンデリン」とはそのまま特定のコーヒー生産地を表す名称ではなく、スマトラ島北部で生産されるアラビカコーヒーの総称です。そのため、マンデリンの生産地は広大なスマトラ島北部に広がり、小規模農家からの集約によるバラツキが発生し品質管理が難しくなっています。
そんな中、スマトラ島北部 リントン・二フタ地区に限定したコーヒー豆を集め、吟味を重ねることで、高い品質を実現・維持しています。
コーヒー豆: ティモールブレンド (Timor Blend) 2017
【ブレンドの配合】
・東ティモール レテフォホ (フルシティロースト) 70%
・インドネシア マンデリン リントンニフタ (フルシティロースト) 30%
【ブレンドの背景】
ティモール島を分け合う2つの国、東ティモールとインドネシアのブレンドコーヒー豆です。
1975年にインドネシアが東ティモールへ軍事侵攻して以降、ティモール島では多くの血が流されました。
日本も米国などとともに当時のインドネシア スハルト政権を支援しており、決して無関係ではありません。
2002年の東ティモール独立(主権回復)から15年になろうとしていますが、戦争の遺恨は根深いものがあると思うのです。
戦後72年目となる現在の日本と中国、韓国、ロシア、アメリカ等との関係を見れば、そう思えます。
そういうわけで、東ティモール-インドネシアの間に平和な関係が続くことを願って、両国の豆を同量ずつブレンドしています。
コーヒー豆 「ルワンダ ウィメンズ 16/17」
エリア | 西部州ルツィロ郡ムシュバティ村 |
標高 | 1,762m |
産者 | 生産者協同組合KOPAKAMA 女性生産者グループEjo Heza |
収穫時期 | 2016年3月~6月 |
加工方式 | ウォッシュト |
品種 | ブルボン |
認証 | 国際フェアトレード認証 (麻袋時点) |
コーヒー生産の多くを占めるのは女性たちの労働ですが、正当に評価されないケースが多々あります。
女性に収入が直接入ることで、家族の栄養状況が改善し、子どもの健康状況も良くなります。
それは社会的発展にとって重要な意味があります。
このコーヒーを作るのは女性グループEjo Hezaです。
Ejo Hezaとは、日本語で「美しい明日」という意味です。
明るい未来への希望を込めて名づけられました。
中心メンバは1994年の虐殺によって未亡人や孤児となった女性、夫が有罪判決を受けた女性達です。
加害者側と被害者側の女性が一緒に美味しいコーヒー作りに励んでおり、このコーヒーは虐殺の悲しみと憎しみを乗り越える象徴となっています。
コーヒー豆: インドネシア リントンニフタ 15/16
エリア | スマトラ島北部 リントン ニフタ地区 |
標高 | 1,300m |
生産者 | 小農家 |
収穫時期 | 2015年10月~2016年3月 |
加工方式 | ウェットハル(スマトラ式) |
品種 | – |
認証 | – |
「マンデリン」とはそのまま特定のコーヒー生産地を表す名称ではなく、スマトラ島北部で生産されるアラビカコーヒーの総称です。そのため、マンデリンの生産地は広大なスマトラ島北部に広がり、小規模農家からの集約によるバラツキが発生し品質管理が難しくなっています。
そんな中、スマトラ島北部 リントン・二フタ地区に限定したコーヒー豆を集め、吟味を重ねることで、高い品質を実現・維持しています。