緑豆を使った善哉「ぶんずぜんざい」

豆を扱うようになってから、日本豆類協会から出ている豆類時報に目を通すようにしています。

豆類時報(巻別一覧) | 公益財団法人 日本豆類協会

年4回の発行で最新号が先月掲載されたので、早速ダウンロードして見てたら、面白い豆料理を発見しました。

それは小豆では無く緑豆を使った「ぶんずぜんざい」。

ちょうど、インドの緑豆でのあんこに取り組んでたので、見た瞬間「ピッ!」と来ました。

岡山県笠岡市のおやつとして紹介されていましたが、ググってみたらトップに出たのは倉敷市のWEBサイト。

ぶんずぜんざい/食育ポータル/倉敷市

倉敷でも同様に食べられていて、原材料の緑豆は玉島地区、真備地域などで作られているとのこと。

「真備」という地区名に、またピッときました。

神戸では阪神淡路大震災があった1月は減災月間となっていて、いろんなイベントが催されています。

コバルト近くのJICA関西食堂では「被災地を忘れない」と題し、国内外の被災地の代表的な料理をセットメニューにして提供しているんです。

昨年まではこのセット目当てにJICAへ行ったりしてたんですが、最近はほとんど外食しない事が習慣になっており、今年は自分で「ぶんずぜんざい」を作ってみる事にしました。

【作り方の概要】

まず家にあった緑豆はダルだったので、ホールをいつものスパイス屋さんでゲット。

やっぱりぜんざいは煮豆もしくは粒あんでないとダメですよね。

次に、水に浸けず洗っただけの緑豆から圧力鍋加圧5分で甘煮をさくっと作り置き。

続いて、白玉粉&豆腐で白玉団子をさくっと作り置き。

翌日んび煮豆と団子を一緒に水に浸して、レンチンで出来上がり!

緑豆と大豆、もやしの材料としてはライバルの共演が、素敵ではないでしょうか?

ぶんずぜんざいとコーヒーと砥部焼
岡山の笠岡や倉敷で作られている、ぶんずぜんざいです。

【エピローグ】

味の方はというと、皮付きなのでダルより緑豆の個性的フレーバーが主張している感じです。

例えるなら、同じ緑色のグリーンピースのようなフレーバーです。

俺はなかなかイケルと思いましたが、相方はイマイチだったようで、好き嫌い分かれそうです。

自分としては緑豆のレパートリが増えて満足。

いつか倉敷で味わってみたいものです。