【周辺スポット情報 7】 京屋

第7回はお好み焼きの京屋さんを紹介します。
生田川系お好み焼きの京屋さん

「またお好み焼き?」と思われたでしょう?
たしかに、第4回でときちゃんを紹介しました。
しかし、生田川東側のお好み焼きは二号線より北か南かで大きく様変わりします。
北に位置するときちゃんは、鳥の肝焼きなど珍しいメニューはありますが、お好み焼きとしては一般的な「混ぜ焼き」です。北側は「混ぜ焼き」なんです。

これに対し、南側には神戸生田川系と呼ばれる、個性あふれる独自文化のお好み焼きが存在しています。今回の京屋さんはこの生田川系を代表するお店ですので、別に紹介することにしました。

神戸生田川系の特徴は大きく2つあります。
1つ目の特徴は「薄焼き」です。
大阪のキャベツ焼きや広島のお好み焼きのように薄く拡げた生地に具材を乗せて焼かれます。
薄焼きの場合、単品ではどうしてもボリュームが少なくなりがちなので、別にそば焼き(焼きそばのこと)などを注文される方が多いようです。
自分は単体で完結させたい派なので、モダン焼きを選ぶことが多いです。

そして2つ目にして最大の特徴が、各店の特製ヤンニョンジャンを付けて食べることです。
ヤンニョンジャン
これがヤンニョンジャンです。
もちろん付けるor付けないは自由ですが、個人的にはヤンニョンジャンの無い生田川系お好み焼きは、花椒の無い四川麻婆豆腐みたいなもんだと思います。

ヤンニョンジャンonどろソース
ヤンニョンジャンonどろソース

今回は「ヤンニョンジャン」on「どろソース」の辛い系コラボで味付けしました。
ポピュラーなのは、普通のお好み焼きソースとヤンニョンジャンの組み合わせのようです。

生田川系モダン焼きの完成です。
生田川系モダン焼きの完成です。

最後にネギをトッピングしてもらって完成です。

ネットの情報によると、生田川系にはこの京屋さん含めて四天王と呼ばれる4つの店があるようです。何軒かまわってみるのも面白そうですね。

周辺お立ち寄りスポットに追加しました。

アースデイ神戸2015は出店を見送ります

5/4, 5/5に今年もみなとのもり公園でアースデイ神戸が開催されます。
当店は今年は出店を見送ることにしました。

5/4は月曜なので実店舗の営業日です。
以前ブログで「実店舗を営業しながら参加できる状態になれたらまた参加したい」と述べましたが、今はまだ至ってません。

他の出店者さんとブースをシェアして定休日の5/5(火)だけ参加できないか等も試みたのですが、今回は調整つきませんでした。

楽しみにしてくださったかたには、申し訳ない思いです。
2013,2014と連続で参加させていただいたので当店としても残念です。
またいつか戻ってきたいと思いますので、その時はよろしくお願いします。
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コーヒーは焙煎度によって淹れ方を変えることをオススメしています

当店では中煎り(ハイロースト)までの焙煎度のコーヒーと、中深煎り(シティロースト)以上の焙煎度のコーヒーでは抽出時間を変えることをすすめています。

下の写真のようにコーヒー豆のPOPには前者が2分30秒~3分, 後者は3分~3分30秒と記載しています。
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この理由は、焙煎が浅いと、「美味しい成分が出尽くして不味い成分だけが出続けている状態」になるのが早いからです。

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この写真は300ml抽出する時に50ml毎に器を変えたものです。
一番左が最初の50mlで、以降、右方向に順に並べてます。
左から右にいくにつれ、次第に色や味が薄くなるのは当たり前ですが、順番に飲んでいくとあるところで明らかに「まずっ!」と思えるポイントがあります。

その不味くなるポイントが、例えばフルシティ(深煎り)では左から4つ目なのに対し、ミディアムロースト(浅煎り)では3つ目だったりします。
だから、焙煎度が浅めのコーヒーは、比較的早く淹れ終えることをオススメしています。

早く淹れ終えるやり方には通常2つあります。

1つ目は、抽出のペースをあげる方法です。ハリオのV60円錐ドリッパー等なら落とす速度を調整しやすく、この方法で対応できます。一方、メリタなどの1つ穴で径が小さいものでは、難しいかもしれません。

2つ目は、早々に抽出を止めて、湯で薄める方法です。後で薄めるんだから、粉は多めにして濃く淹れておく必要があります。
この場合の注意点は、薄めるのに使う湯は臭くないものを使うことです。ドリップの場合は湯に臭いがついててもコーヒーの粉の層を通過する時に軽減されるのですが、薄める時の湯はカップやサーバに直接注がれることになるでしょうから、少し気をつかったほうがいいですよ、ということです。

この2つはどちらでもいいと思います。やりやすいほうでどうぞ。

最近、サードウェーブ等の影響か、酸味のある浅煎りのコーヒーを嗜好されるかたも増えてきたように思います。
浅煎りのコーヒーは不味くなりやすいので、以上のことをちょっとだけ意識してみてください。

コーヒーセッション(2015年4月)開催のお知らせ

4月の「コーヒーセッション (ペーパードリップ抽出編)」の開催日程をお知らせします。

日にち: 4/14, 4/28

時間: 10時-11時,14時-15時, 18時-19時の1日3回開催です。

4月は入学、入社、転勤など新しい暮らしが始まる月ですね。インスタントコーヒーやコーヒーメーカーを愛用の方も、この機にご自分で淹れることを始めてみてはいかがでしょうか?

既にセッションのページから申し込み可能となっていますので、よろしくお願いします。

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コーヒー豆「ルワンダ アバトゥンジ」販売開始 (3/19)のお知らせ

本日(3月19日)からコーヒー豆「ルワンダ アバトゥンジ」を販売開始しました。
焙煎度は当面はフルシティローストですが、後にはシティローストに変えて焙煎する予定です。

ご購入量 価格
100g 520円
200g 1,000円 (100gあたり500円)
500g 2,400円 (100gあたり480円)

ルワンダの新物としては  バフ ニャルシザ を既に紹介し販売終了しました。
しかし、今回のコーヒーはルワンダでは珍しい単一農園によるもので、品種もブルボン・ロングベリーと、他とは一線を画してますので、紹介することにしました。

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コーヒー豆: ルワンダ アバトゥンジ

【基本情報】
エリア 西部州ルシジ地区
標高 1,750m
生産者 アバトゥンジ農園
クロップ 14/15
加工方式 ウォッシュト
品種 ブルボン・ロングベリー (イカワンデンデ)
認証

ルワンダのコーヒーは1904年にドイツの宣教師によってもたらされますが、植民地支配していたベルギーへの低品質な輸出が大部分でした。
ジエノサイド後に国の復興とともに大きく発展をとげ、現在では世界的にも高い品質のコーヒーを産み出す優良生産国となっています。
アフリカンベッドでのサンドライ

ルワンダでは少農家での栽培が一般的ですが、このアバトゥンジはルワンダでは珍しく単一農園(アバトゥンジ農園)によって作られています。
品種も通常のブルボンより縦長の形をしたロングベリーが栽培されており、ルワンダの他のコーヒーとは差別化されたものになっています。
ロンブベリー・ブルボン