イカナゴとチキンカツとコーヒー豆とベーグル

昨日Facebookページにイカナゴの釘煮の写真(下)を載せましたが、あれは「いただきもの」で、うちでは、釘煮はつくる習慣はありません。

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「やること(ToDo)リスト」を作ってそれを遂行していくのは大事ですし、多くの人は実際にリストを運用していると思います。
何かで読んだのですが、「やらないことリスト」も「やることリスト」と同じぐらい重要だそうです。理念やミッションといったものからブレないためにも、「これはやらない」と決めておくといいそうです。確かに理念云々もあるでしょうが、単純に、個々のリソースは限られているのだから、なんでもかんでも手を広げずに、やることをしぼって品質や生産性を高めることを目指すべきだと思います。

そんなわけで、イカナゴの釘煮はうちではつくらずに、外から調達すると決めました。チキンカツ(揚げ物類)も同様です。
なので、大安亭市場には頼りまくりです。

その代わり、コーヒー豆とベーグルは自分たちで焼くことにしました。
なので、「コーヒー豆とベーグルは外から調達する」と決めているかたのお役には多少たてるのではないかと思っています。

確定申告も「自分でやらない」と決めたいところですが、今はそうもいきません。
今夜は徹夜になりそうな予感です。

コーヒー豆 「ブラジル / サントス」 販売終了のお知らせ

ブラジル サントスは本日焙煎した分が無くなり次第、販売終了となります。

当店では焙煎後7日後までを販売期間としていますので、完売しない場合も3月20日(金)で販売終了となります。

なお、現在シティローストで提供中のブラジル サントアントニオをイタリアンローストでも焙煎することで、イタリアンローストは継続して提供させていただきます。

どうぞ最後までよろしくお願いします。

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間もなく終了です。最後までよろしくお願いします。

コーヒー豆「ブラジル サントアントニオ」販売開始 (3/7)のお知らせ

本日(3月7日)からコーヒー豆「ブラジル サントアントニオ」を販売開始しました。
焙煎度はシティローストです。メキシコ クラクティクとの入替えになります。

ご購入量 価格
100g 440円
200g 840円 (100gあたり420円)
500g 2,000円 (100gあたり400円)

昨年取り扱っていた「サントアントニオ プレミアムショコラ」のニュークロップです。今年は名前をシンプルに「サントアントニオ」としています。
焙煎度は昨年(フルシティロースト)より一段階浅いシティローストでの提供です。
どうぞよろしくお願いします。

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コーヒー豆: ブラジル サントアントニオ

【基本情報】
エリア ミナスジェライス州サントアントニオドアンパロ周辺
標高 1,000-1,100m
生産者
クロップ 14/15
加工方式 ナチュラル
品種 ムンドノーボ, カツカイ, カツアイ
認証

ブラジル伝統のナチュラル方式で精製されるコーヒー豆です。
20の農園から構成される生産者共同体によって作られています。
共同体であるからこその情報共有、スケールメリットが活かされ、品質が向上しています。

ブラジルの乾燥しているシーンです。
ナチュラル方式では、果肉をつけたままの状態で乾燥させます。

 

コーヒー豆の保存について (ご自宅に持ち帰った後)

前回のおさらいですが、店のコーヒー袋にはコーヒー豆の運搬を目的にしたものと、保存を目的にしたものがあります。

当店の袋は前者であり、ガスバリア性は高くないので、持ち帰った後は湿気や臭いを遮断するため密閉容器に移しかえて保存していただくことをおすすめしています。

(1) 常温保存

豆のままご購入された場合は1週間程度でしたら常温で保存してはいかがでしょうか。
それぐらいの期間であれば「香味の劣化」というよりは「香味の変化」を楽しむぐらいの感じで味わっていただける範囲だと思います。実際のところ、焙煎したてよりも数日後のほうが美味しいとおっしゃるかたは多いです。

常温保存に使える密閉容器はビン、缶、セラミックなど多種あります。光による劣化速度アップを懸念して不透明の缶やセラミックを採用するかたもいらっしゃいますが、外から中身が確認できる容器に入れて、暗いところに置いてもいいと思います。

(2) 冷凍保存

粉に挽いた状態で保存する場合や、豆でも長期間にわたって保存する場合、冷凍で劣化を遅くすることはできます。
冷凍庫では他の食品などから臭いをもらいやすいので、常温同様に密閉容器に移しかえたほうがいいです。

冷凍の弱点として、冷凍庫から出した時に吸湿しやすいということがあります。
問題となるのは容器内の結露です。(容器の外側につく水滴は、コーヒー豆にはくっつかないので無視できます。また、容器から取り出した豆につく水滴も、どうせこれから淹れるんだから気にしなくていいですよね。)
これは、容器を開けた時に入り込んだ外気が容器によって冷やされ、飽和水蒸気量が下がり、あぶれた水蒸気が水滴となって容器内側につくというロジックです。(理科で習いましたよね? )
したがって、ビン、缶など空気を冷やす力の強い容器より、冷やす力の弱い薄っぺらいプラスチックの容器や袋を使うほうが水滴はつきにくいです。
複数の容器に小分けにして保存すれば、出し入れを減らせますので、吸湿する機会が減り、なお良いと思います。

個人的には大阪のタケヤさんのフレッシュロックを常温、冷凍の両方で使用しています。(タケヤさんではフレッシュロックの冷凍は推奨していませんので、自己責任で使っています。)
ジップロック等の袋もいいと思いますが、「使い捨て」を嫌ってあまり使ってません。

常温で室内に置くのなら、気に入ったデザインや質感のものを選びたいということもあると思います。
機能性、ライフスタイル、何を優先するかは人によって違いますので、結局は「お好みでどうぞ!」ということになりますね。
ここでは機能性を重視する場合の参考情報として書いてみました。

冷凍や冷凍の場合は、ペラッペラの容器の方がむいてます