こんな考えでコーヒー豆のラインナップを揃えています

新規のお客様から、「グァテマラとか中米のコーヒーは無いんですか?」とか「ここブルマン置いて無いの?」とか問い合わせをいただくのですが、現状ありません。

開業当時は、地域ごとに1カ国ずつは扱おうと思ってた事もあります。

例えば、南米代表 ブラジル、アフリカ代表 エチオピア、アジア代表 東ティモール、カリブ海代表 ドミニカ、とワールドカップみたいな具合に。

でも、今はそういう考えはあまりありません。

というのも、各国の加工方式が多様化し、生産エリアや生産国毎の特徴が弱くなってきているからです。

それよりは、ウォッシュト(湿式精製)、ナチュラル(乾式精製)といった加工方式毎にコーヒー豆を揃えるほうが、よほど風味のバラエティがあって楽しんでいただけると考えています。

もちろんその前に味を決める大きな要素として焙煎度がありますので、まずは焙煎度をミディアム、ハイ、シティ、フルシティ、フレンチ、イタリアンと6種類しっかり用意するのが第一。

その次に、同じ焙煎度の中で加工方式の違うものを揃えていきたいという考えです。

現状は以下のような感じです。

  ウォッシュト ナチュラル セミウォッシュト ブレンド
ミディアム エチオピア🇪🇹      
ハイ 東ティモール🇹🇱      
シティ タンザニア🇹🇿     アクア
フルシティ 東ティモール🇹🇱 ブラジル🇧🇷 インドネシア🇮🇩 コバルト
フレンチ       ネイビー
イタリアン   ブラジル🇧🇷    

コバルトはまだ零細ロースターで、焙煎後の鮮度を重視すると、品数はそう増やせません。

例えば20種類焙煎して、それが数日で全て完売するならいいのですが、残念ながらまだそんな状況ではありませんΣ(´∀`;)

なので、10種類程度の商品数の中で、お客様の好みを考え、フルシティを厚く揃えているのが現状です。

もっと多く焙煎できて品数を増やせるようになったら、まずシティロースト、さらには他の焙煎度においても、もう少しバラエティをもたせていきたいと思っています。

coffee world
今は生産エリア毎にコーヒー豆を揃えることは考えていないのです m(_ _)m