2つのブルーマウンテン

新しく焙煎開始したばかりのDRCコンゴ  カバレ ドライですが、POPやWEBの説明を見た方から、「コンゴのブルーマウンテン?」とか、「ブルーマウンテンはジャマイカじゃないの?」とか思われそうな気しましたので、先にブログに書いておくことにしました。

ブルーマウンテンには2つの意味があるんです。

【ブルーマウンテンという銘柄】

こちらが古くから日本で人気の高級コーヒー豆で、「ブルマン」と略して呼ばれているものです。

ジャマイカのブルーマウンテン山脈にあるSaint Andrew, Saint Thomas, Portland, Saint Mary というエリアの標高3,000-5,000 ftで栽培されたコーヒー豆だけに名乗ることが許されています。

ちなみに、1,500-3000 ft だと「ハイマウンテン」という別の名になります。

ジャマイカのブルーマウンテン
ブルマンといえば樽。コーヒー豆の運搬に適しているとは言えないですが、高級感演出のために未だに使用されています。

【ブルーマウンテンという品種】

  一方で、コーヒーの栽培品種としてブルーマウンテンというのがあります。(ややこしいですね^^;)

ティピカ種が変異したものでコーヒー炭そ病への耐性があるそうです。

元はブルーマウンテンエリアで発見され栽培されていたのが、ハワイ、パプアニューギニア、ケニアなどでも同じ品種が育てられています。

いわゆるブルマン
これはコバルトから100mぐらいのところにあるブルーマウンテン。

【DRCコンゴ カバレ のブルーマウンテンは?】

DRCコンゴのブルーマウンテンはもちろん後者のほうです。

同じアフリカのケニア経由で伝わってきたのでしょうか?

伝搬の経緯はわかりませんが、DRCコンゴのブルーマウンテン、お試しいただければ光栄です。

深まりゆく秋に、心地よいコーヒータイムを過ごしてまいりましょう ( ´∀`)つc□~

もうひとつのブルーマウンテン
「コーヒーの青山」はブルーマウンテンに由来していましたが、「洋服の青山」は創業者の名前から来ているようです。