輸入食品の栄養成分表から糖質量を計算する方法

低糖質、ロカボがブームですねぇ(;´∀`)

うちの近所のローソンやダイエーに低糖質商品が目につくようになったなぁと感じていたら、先週からはすき家でも「ロカボ牛麺」なるメニューを見かけるようになりました。

そんな折の先週、うちで取扱っている輸入食品についても、糖質の量を質問される事がありましたので、ここで説明させていただきます。

輸入食品を取り扱う際、原材料などは日本語で表記しないといけないのですが、成分については必須でないため、どこの店も普通は書いてません。

したがって、英語の成分表(Nutrition Facts)から糖質量を読み取る必要があります。

これは、うちで取扱中のカカオ88%の板チョコのものです。

最初に見るべきなのは、何g中の成分量なのかということです。

これは Serv. Size を見れば良くて、この場合は43g中の成分量を記載しているということです。

次に糖質量ですが、「5g (Sugars) だ!」と思いませんでしたか?

実は Sugars は単糖類、二糖類のみの量で、デンプンなどの多糖類は含まれていないんです。

では、糖質量はどれかというと、直接は書いてないので計算する必要があります。

糖質は炭水化物(Total Carb.)から食物繊維(Fiber)を除いたものなので、17-6=11gです。

カカオ88%の板チョコですが、43g 中 11g は糖質ということになりますね。

糖質制限など取り組まれている方にとっては、5g と 11g ではだいぶ違うと思いますので、気をつけてください。

ついでなんで、ピーナツバターも。

やり方は全く同じで、Total Carb. 7gから Fiber 3g を引いた 4g が 32g (Serv. Size) 中に含まれる糖質です。

このピーナツバターはFIFTY50という糖尿病の抑止に取り組んでいる団体が作っているものなので、さすがに低糖質です。

以上ですが、イマイチ良くわからないようでしたら、店頭でお問い合わせください。