産地毎のコーヒー豆の旬 (Coffee Seasonality)


7月に入り、北半球のコーヒー豆が日本に入港してきています。
当店にも「今が旬」といえるグァテマラの生豆が入荷し、来週から焙煎予定ですので、今日はコーヒー豆における「旬」 (Seasonality) について書いてみます。

コーヒー豆における旬とは

コーヒー豆も農作物なので、旬というものはあると思います。ただ、コーヒー豆は海外で栽培、加工されて日本に届きますので、日本に住む人にとっての旬とは、日本に入港して間もない生豆が焙煎されて店頭に並ぶ時期になります。

産地により異なるコーヒー豆の旬

生産国によって収穫時期が異なりますので、日本における旬の時期も生産国毎に異なります。大ざっぱには、北半球の生産国では日本の冬が収穫期で、夏から秋にかけての時期に日本に入港します。
一方、南半球の生産国では日本の夏が収穫期で、冬から春にかけて日本に入って来ます。
収穫時期と入港時期の間が大きく開いているのは、収穫されたコーヒーチェリーが生産国で生豆に加工され、それが船旅を経て日本に入港するまでに多くの日数がかかるためです。3ヶ月で入って来ればとても速いほうで、半年やそれ以上かかることもザラです。

当店で比較的良く扱っている生産国について、大体の収穫時期、日本での旬を以下の表にまとめてみます。

生産国収穫時期日本での旬
ブラジル5-9月12-3月
ルワンダ2-6月12-3月
東ティモール5-9月12-3月
グァテマラ12-3月7-10月
エチオピア9-2月6-9月
インドネシア(マンデリン)10-2月2-5月

旬を楽しんでみてください

春はイカナゴ、秋はサンマといように、コーヒーも夏はグァテマラ、冬はルワンダと季節を感じていただけると、きっともっとコーヒーが楽しくなると思います。
もしかすると、単に季節感だけで無く、「風味が濃厚」とうような「オマケ」もついてくるかもしれませんよ。

そういう思いがあって、エチオピア、インドネシア(マンデリン)、ブラジル以外は定番化せずにどんどん入れ替えるようにしてます。季節のコーヒーを楽しんでみてください。

Global coffee production Robusta vs Arabica by Elcambur (CC BY-SA 4.0)