濃いコーヒーが好きというかたが多いです。
俺も濃いコーヒーが好きです。
特にこれから寒くなってくると、熱くて濃い一杯が恋しくなりますね。
コーヒー豆は焙煎が深くなると苦さが増していきます。
苦さと濃さは別物ですが、基本的には濃さも焙煎が深くなると増します。
なので、「前回より濃いのを」とおっしゃるかたには、より深い焙煎度の豆をオススメするのですが、稀に「あまり前と変わらなかった」というお話をいただきます。
そういうわけで、今日のタイトル「なぜ濃くならない?」です。
【焙煎が深くなると濃くなる理由】
はっきりとしたことは言えませんが、焙煎が深くなると濃くなるのは、こういう理由だと思われます。
焙煎が深くなるにつれ、コーヒー豆は膨らんで大きくなります。
なので、同じ重量の焙煎豆で比較すると、深煎りのほうが、表面積が大きく、湯をかけた時に成分が抽出されやすくなると思います。
また、焙煎が深くなるにつれ、コーヒー豆の重量は目減りしていきます。
逆に言うと、焙煎豆の重量が同じなら、焙煎度が深いほうが元の原料(生豆)の重量は多いということになります。
表面積が大きくて、原料の量も多い。
いかにも濃くなりそうじゃあーりませんか(;´∀`)ゝ”
【濃くならない理由】
それにも関わらず、濃くならないのは何故か。
上に朱書きで書いてますように、豆の焙煎度が深くなるに連れて抽出液が濃くなるのは、焙煎豆の重量が同じ場合の話です。
「メジャースプーンすりきり1杯」というように体積で測っている場合は、深煎りのほうが重量が軽くなってしますので、上記はあてはまりません。
もし、体積でコーヒー豆の量を測っているなら、キッチンスケール等を使って重量で測るように変えてみるというのは、試す価値がありません。
はずしてたらスミマセン。
お好みの濃さに近づくことを願っています( ´∀`)つc□~