インドネシア マンデリン ドロサングル 20/21

National Flag of Indonesia
エリアスマトラ島北部 ドロサングル地区
標高1,400m
生産者小農家
収穫時期2020年10月~2021年3月
加工方式スマトラ式 ( ウェットハル)
品種
認証

インドネシアはエチオピア、イエメンの外でコーヒーが栽培された最初の国です。

インドネシアを植民地支配していたオランダによって持ち込まれ、1711年にはヨーロッパへの輸出が始まっています。

2020年ではブラジル、ベトナム、コロンビアに次ぐ世界第4位の生産国となっています。

日本においては第6位の輸入先となっており、特に「マンデリン」は多くの人に愛飲される人気銘柄となっています。

トバ湖
Lake Toba, Ace King Hutauruk, CC BY-SA 4.0

「マンデリン」とはそのまま特定のコーヒー生産地を表す名称ではなく、スマトラ島北部で生産されるアラビカコーヒーの総称です。

そのためマンデリンの生産地は広大なスマトラ島北部に広がり、小農家から寄せ集める事に起因するバラツキが生じがちで、品質管理が難しくなっています。

Indonesia Mandheling Dolok Sanggul - coffee cherries

このマンデリンは輸出業者の間で優良産地として知られるドロサングル地区で栽培&収穫されたコーヒーチェリーに限定されています。

それらをサイズ、重量で選別した後、さらにハンドピックを3回繰り返す事で、大粒で中身の詰まった良質のマンデリンとなっています。

(当店でも焙煎の前と後に繰り返しハンドピックしてます^^;)

Indonesia Mandheling Dolok Sanggul - pulping coffee cherries
果肉取り除き中

エルサルバドル オーロラバド 20/21

エリアサンタアナ県テカパ火山周辺
標高1,200-1,500m
生産者エル ボルボロン
収穫時期2020年12月~2021年2月
加工方式水洗式 (ウォッシュト)
品種ブルボン, パカス, パカマラ
認証

エルサルバドルにおけるコーヒー生産は19世紀に始まり、中米の最小国にも関わらず、20世紀後半には世界4位の生産国になるまでに発展します。

その後は内戦を経て生産量を落としますが、今世紀に入ってのスペシャルティコーヒーブームの中で良質のコーヒー生産国として名を馳せています。

今回、焙煎&提供させていただくのは、そのエルサルバドルの中でも屈指の品質と評されているエル ボルボロンのコーヒー豆です。

テカパ火山周辺で採れた完熟チェリーから、水洗、乾燥、脱穀、輸出までを一貫して管理する事で、良い状態のコーヒー生豆をを世界中に送り出しています。

インドネシア マンデリン ポンドックバル 20/21

National Flag of Indonesia
エリアスマトラ島アチェ州ベネルムリア ポンドック・バル村
標高1,200-1,500m
生産者ティルミジャヤ協同組合
収穫時期2020年10月~12月
加工方式ウェットハル (スマトラ式)
品種ブルボン, ティピカ
認証

「マンデリン」とはそのまま特定のコーヒー生産地を表す名称ではなく、スマトラ島北部で生産されるアラビカコーヒーの総称です。

そのためマンデリンの生産地は広大なスマトラ島北部に広がり、小農家から寄せ集める事に起因するバラツキが生じがちで、品質管理が難しくなっています。

このコーヒ豆は公開ムチ打ち刑のニュースで見聞きするアチェ州産のマンデリンです。

生産団体であるティルミジャヤ協同組合はガヨ、ジャワ、アチェ、バタックといった複数の民族かなる約700の農家で構成されています。

多様な民族の協働によって、良質のコーヒー豆が生み出されています。

ブラジル スイートヒル 19/20

ブラジル国旗
エリアミナスジェライス州南部スルデミナス
標高1,000-1,350m
生産者アトランティカコーヒー
収穫時期2019年6月~8月
加工方式乾式 (ナチュラル)
品種カツアイ, ムンドノーボ, etc.
認証

ミナスジェライスの南部のさらにスルデミナスエリアに産地を限定して集められたコーヒー豆を、ブラジル伝統の乾式(ナチュラル)処理で生豆に加工したものです。

モジアナエリアとも比較されるスルデミナスはブラジルの中では比較的標高の高い山岳エリアで、寒暖差のある気候の元で引き締まったコーヒーチェリーが育成されています。

名に「スイート」とありますが、当店ではイタリアンローストまで焼いていますので、ラインナップ中で最もビターなコーヒー豆となっています。

騙されないようにしてください ^^;

エチオピア イルガチェフェ ドライ 20/21

エチオピア国旗
エリア南部諸民族州 ゲデオゾーン コンガ村
標高1,780-1,870m
生産者小農家
収穫時期2020年10月~2021年1月
加工方式乾式(ナチュラル)
品種在来種
認証

エチオピアはコーヒー発祥の地と言われており、同国のコーヒーはコーヒーの原点と言って良いと思います。
そのエチオピアのコーヒー産地でも最高評価を得ているのがシダモ地方にあるイルガチェフェ地区です。

伝統的にエチオピアでは収穫したコーヒーチェリーを乾式(ナチュラル)処理で生豆に加工しますが、イルガチェフェ地区では恵まれた水資源を活かした水洗式処理のコーヒー豆を作り出し、ブランドとなりました。
そのイルガチェフェも、近頃の乾式特有のフレーバーを求める世界的流行もあって、乾式処理されたコーヒー豆も人気を博しています。


今回紹介するコーヒー豆はイルガチャフェ地区でも評価の高かった3つの村の豆を選抜し、さらにそれらを味覚テストで村単位に絞り込んだスペシャルロットです。

一般に乾式は水洗式より物理的な品質面でバラツキが出てしまう傾向があるのですが、厳選されたロットだけに綺麗なコーヒー豆に仕上げられています。

Coffee Bean Roasting, Ethiopia
Photo: Rod Waddington cc-by-sa-2.0

インドネシア マンデリン セパカト 20/21

National Flag of Indonesia
エリアスマトラ島アチェ州セララ セパカト村
標高1,300-1,500m
生産者小農家
収穫時期2020年10月~12月
加工方式ウェットハル(スマトラ式)
品種ブルボン, ティピカ
認証

「マンデリン」とはそのまま特定のコーヒー生産地を表す名称ではなく、スマトラ島北部で生産されるアラビカコーヒーの総称です。

そのためマンデリンの生産地は広大なスマトラ島北部に広がり、小農家から寄せ集める事に起因するバラツキが生じがちで、品質管理が難しくなっています。

このコーヒ豆はアチェ州セララにあるセパカト農村付近の100件ほどの小規模農家から集められたロットです。

KSUと呼ばれる協同組合を構成しコーヒー生産の知識や技術を共有する事で、ロットとしての品質の安定化に成功しています。

タンザニア キリマンジャロ 20/21

タンザニア国旗
エリアキリマンジャロ山南面
標高1,050-1,400m
生産者キリマンジャロ農園
収穫時期2020年11月-12月
加工方式水洗式
品種ブルボン, ケント, ティピカ, ブルーマウンテン
認証

タンザニアのコーヒー「キリマンジャロ」は映画「キリマンジャロの雪」のヒットで、日本で人気銘柄となりました。

その人気ゆえか、「キリンマンジャロ地区産で無くても、ブコバ地区以外で採れたアラビカコーヒーならキリマンジャロと名乗れる」という緩いルールが適用されています。

このコーヒー豆はキリマンジャロ山の南面に位置する、キリマンジャロ農園で栽培された、他の名称が思い浮かばないぐらいの「キリマンジャロ」です。

キリマンジャロ農園はタンザニアで最も古い歴史のある農園のひとつで、コーヒー栽培に最適な気候、土壌のもと、「キリマンジャロ」を名乗るにふさわしいコーヒーを安定して生産し続けています。