コーヒー豆 : コスタリカ ガンボア 14/15

【基本情報】
エリア タラス地区
標高 1,850m
生産者 ガンボア農園
クロップ 14/15
加工方式 ナチュラル
品種 在来種
認証

スペイン語で「富める海岸」を意味するコスタリカ(Costa Rica)は、東西を太平洋とカリブ海に囲まれ,国土の中央に山脈が連なる美しい自然を有する国です。また近年では、豊かな自然を体感するエコツーリズムや、再生可能エネルギーへの取り組み等で注目される環境立国にもなっています。そんなコスタリカでは自然との調和を大切にした環境に優しい方法でコーヒーが生産されています。品質はもちろん、その環境への優しさも世界的に高く評価され、高値で取引されています。
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コスタリカにはブルンカ(Brunca)、中央盆地(Central Valley)、グアナカステ
(Guanacaste)、オロシ(Orosi)、タラス(Tarrazu)、トレス・リオス(Tres Rios)、西盆地(West Valley)、トゥリアルバ(Turrialba)の 8 つの生産地域がありますが、高地だけで栽培されるタラスのコーヒーには「酸味が強く上品で、コクがあり特に良い香りがある」という特徴があり、国際的に最も好まれる風味を持っているといわれます。
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ガンボア農園はタラス地区にある75年続く農園です。
その熟練の技術によって、ナチュラル,パルプトナチュラル,ウォッシュトとマルチ方式でチェリーから生豆に加工することが出来ます。
今回はカツゥーラ種のみをナチュラル方式で処理した、選りすぐりのコーヒー豆を紹介することにしました。
ナチュラルといっても、ブラジルのナチュラルとはまた別のフレーバーを感じていただけると思います。

3種類の加工方式
左: ナチュラル, 中: パルプトナチュラル, 右: ウォッシュト

 

コーヒー豆: インドネシア リントンニフタ

スマトラ島 トバ湖
【基本情報】
エリア スマトラ島北部 リントン ニフタ地区
標高 1,300m
生産者
クロップ 14/15
加工方式 ウェットハル(スマトラ式)
品種 アテン
認証

「マンデリン」とはそのまま特定のコーヒー生産地を表す名称ではなく、スマトラ島北部で生産されるアラビカコーヒーの総称です。そのため、マンデリンの生産地は広大なスマトラ島北部に広がり、小規模農家からの集約によるバラツキが発生し品質管理が難しくなっています。
スマトラ島 トバ湖

そんな中、スマトラ島北部 リントン・二フタ地区に限定したコーヒー豆を集め、吟味を重ねることで、高い品質を実現・維持しています。

スマトラ式

コーヒー豆: グアテマラ ヌエバ・グラナダ 14/15

【基本情報】
エリア サンマルコス地区
標高 1,400-1,500m
生産者 ヌエバ・グラナダ農園
クロップ 14/15
加工方式 ウォッシュト
品種 ブルボン, カツーラ
認証 レインフォレスト・アライアンス認証

ヌエバグラナダ農園は現在の農園主であるノッテボーン家が経営して20年以上になります。
この農園は340ヘクタールの面積を有し、グアテマラ南西部の高地サンマルコスに位置する美しい農園です。
グァテマラ ヌエバ・グラナダ農園

スペシャルティコーヒー農園としてのきめこまかな品質管理はもちろんのこと、農園の中の公共的側面である、労働者の住居、学校、病院等の施設の拡充にも力を注いでいます。早くからレインフォレスト・アライアンスによる認証を受けている農園です。
かえるのマークのレインフォレスト・アライアンス認証ラベル

 

[オフィシャルサイト】 :::Nueva Granada Coffee:::

コーヒー豆: メキシコ エスパーニャ (14/15)

【基本情報】
エリア チアパス州 ソコヌスコ地域
標高 1,000-1,300m
生産者 エスパーニャ農園
クロップ 14/15
加工方式 ウォッシュト
品種 カツーラ, カツアイ, ブルボン, etc.
認証 レインフォレスト・アライアンス認証

コーヒー生産地の環境、人にやさしいレインフォレスト・アライアンス認証取得農園のコーヒーです。
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メキシコらしい、すっきり飲みやすいコーヒーです。
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コーヒー豆: エチオピア イルガチャフィ (14/15)

【基本情報】
エリア シダモ地方イルガチャフィ地区 コンガ村・アリチャ村
標高 1,780-1,870m
生産者 小農家
クロップ 14/15
加工方式 ウォッシュト
品種 在来種
認証

“モカ” とはイエメンになる港の名前に由来し、この港から出荷されるイエメンとエチオピアのコーヒーを指していました。
したがって”モカ”と呼べるコーヒーは多様ですが、この “モカ” はエチオピアのウォッシュト(水洗式)です。シダモ地方のイルガチャフィ地区で栽培されれています。

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伝統的なナチュラル精製モカとは一味違う、クリーンで華やかなフレーバーを感じることができます。

ウォッシュト(水洗式)で精選された生豆にさらに手作業による不良豆除去を繰り返した高品質なコーヒーです。

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コーヒー豆: ミャンマー ピンウールウィン (Myanmar Pyin Oo Lwin)

ミャンマー ピンウールウィン
【基本情報】
エリア マンダレー地方シャン高原
標高
生産者
クロップ 14/15
加工方式 ウォッシュト(水洗式)
品種 SL34, S795
認証

アジア最後のフロンティアと言われるミャンマーのコーヒーです。
ミャンマーでのコーヒー栽培は、1885年に宣教師によって始められましたが、ロブスタ種でした。アラビカ種の栽培は1930年にシャン州から始められました。
シャン州に代表される北部の高地では肥沃な赤土と程度な降水量が高品質なアラビカコーヒーを生産するポテンシャルを秘めており、世界の注目の集めています。
ミヤンマーのコーヒー豆

ピン・ウー・ルウィンとはミャンマー北部マンダレー地方シャン高地にある都市です。イギリス植民地時代、避暑地として開発されたため英国風の町並みが残っています。
ピンウールウィン

 

コーヒー豆: インドネシア (マンデリン) ゲガラン

【基本情報】
エリア スマトラ島 アチェ州 タケンゴン
標高 1,450-1,550m
生産者 約100人からなる小農家
クロップ 14/15
加工方式 ウェットハル(スマトラ式)
品種 ティムティム, エスリニ, etc.
認証

独特の複雑なフレーバーが人気のスマトラ北部のマンデリン。
高品質なマンデリンを産み出す名産地として名高いアチェ州の中でも、タワール湖東部に位置するゲガラン地区の豆だけに厳選されたコーヒーです。
ゲガラン

エチオピアやケニアなどと並び、産地独特のテロワールを色濃く醸し出すスマトラ島北部のマンデリン。特にその中でもアチェ特別自治州で作り出されるマンデリンアチェは、その品質の高さと、フレーバーの複雑さで世界中のコーヒー愛好家から注目を受けています。

ゲガラン地区は、アチェ州の中でもゲガランのタワール湖の東部に位置しています。ここに集まる農家は、皆で小さなコーヒーチェリー集積所を管理しています。ここにはコンパクトではありますが、屋内乾燥場やパルパー(脱果肉除去機)など、生産処理には欠かせない機械が設置されています。
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収穫されたコーヒーは、農家と信頼関係で結ばれたコレクターに渡され、他の地域と混ぜないように精選工場に運ばれます。生産処理は、伝統的なスマトラ式。集められたチェリーは、パルピング後6時間程度ドライファーメンテーション、その後2~3日ほど天日乾燥を行い、水分値が45~47%の状態で脱穀し天日で再度乾燥をしています。こうする事で、マンデリン特有の深緑色の生豆が出来上がります。
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その後、メダン市にある専用の特別工場にて、比重選別、スクリーン選別を行い、さらに最終工程はハンドピックを施してこのスペシャルロットが作り上げられています。
スマトラ式 乾燥工程