ベーグル: コーベー(KOBE) – かやぶき(茅葺)

コーベー (かやぶき)
【商品の説明】
コーベー(KOBE)とは「コーヒー豆屋のベーグル」の略で、その名の通り、自家焙煎の新鮮なコーヒー豆を使用したベーグルです。
コーベー第4弾はコバルトがある葺合地区の由来となっているかやぶき(茅葺)から命名しました。
茅葺きのような均一な茶褐色の外観と、地域性(和菓子,ナッツ,小豆あん)を活かした材料構成を考え、極深煎りのコーヒー豆から抽出した濃縮液で仕込んだ生地に、クルミ入りの小豆餡(粒餡)を巻き込んでいます。
小豆餡を使った和菓子とコーヒーはとても良く合うペアですが、それを1つのベーグルで表現しています。
【アレルギー表示】
くるみ, 小麦
【このベーグルに合うコーヒー】
フルシティローストの焙煎度のコーヒー
【アレンジ例】
特に無し。そのままお召し上がりください。

【位置づけ】

当店はコーヒー豆屋ですので、自分で淹れるコーヒーのパートナーという位置づけでベーグルをご用意しています。

ニューヨークのベーグルのようにサンドイッチにする前提のものでは無く、そのままでコーヒーと一緒に楽しんでいただけるものを意識して作っています。

茅葺屋根(かやぶき)

【特徴】

サンド前提で無いなら、具材を挟みやすいよう広くする必要は無いので、現在のニューヨークベーグルのようなラージサイズでは無く、伝統的サイズで作っています。

食感はクラムはムギュッとつまった噛みごたえのある感じで、クラストはセミハード(エッジだけカリッとしてる感じ)です。

固くなりすぎないように意識していますが、普段やわらかいパンを食べ慣れているかたは噛み切るのに少し苦労されるかもしれません。

でも、召し上がった方に「フワフワ」「モチモチ」といった感想を持たれるのは、ベーグルとしてはNGと思っています。

ご了承お願いします。

【お召し上がり方】

●ベーグルらしいムギュッとした噛みごたえのある食感を味わいたい方

そのまま焼かずにお召し上がり下さい。

●カリッとした食感を味わいたい方

ラップを外してオーブンまたはトースターで軽く焼いて下さい。
※食感が若干やわらかくなります。

【保存方法】

●常温保存

直射日光を避けて保存し、ご購入日の翌朝までにお召し上がり下さい。

●冷凍保存

翌朝までに召し上がらない分はご購入日のうちに冷凍保存して下さい。
ラップで包んでますので、密閉できる保存袋にそのまま入れ、冷凍庫で保存して下さい。

冷凍したベーグルはお買い上げ日から2週間以内を目安にお召し上がり下さい。

●解凍方法

ラップしたまま室温で自然解凍して下さい。

2~4時間 (室温等によって変わります) で解凍されます。

お急ぎの場合はラップしたまま電子レンジ (600Wで1分程) で温めてから、ラップを外してオーブンまたはトースターで軽く焼いて下さい。
※食感がとても柔らかくなりますので、緊急時以外は避けて下さい。
※電子レンジの出力&時間は目安ですので、ご利用環境に合わせて調整して下さい。

コーベー(かやぶき)とコーヒー

コーベー「かやぶき」とは ② – 外観と構成

コーベー (かやぶき)

前回書きましたように、コーベー第4弾「かやぶき」は、コバルトがある葺合地区の名前の由来とされる「茅葺」からとっています。

名前だけではなく、ベーグルそのものも地域性にマッチしたものを目指しましたので、今回はそれについて紹介します。

【外観】

茅葺屋根からイメージされる均一な茶褐色のベーグルにしたいと思いました。

コーベーは自家焙煎のコーヒー豆から抽出した濃縮液で生地を仕込むので、茶褐色にはなるのですが、これまでのコーベーのようにチョコチップやナッツなどの具材がベーグルの表面に出ていると、「均一な茶褐色」では無くなります。

今回は均一性に拘り、多少手間がかかっても、混ぜ込まずに巻き込むタイプにしました。

コーベー (かやぶき)

【構成】

では、何を巻き込むか?ということになりますが、やはり活かしたいのは地域ならではの食材です。

5年間ここで暮らした俺が、葺合地区の「地域ならでは」として浮かぶのは、和菓子、ナッツ、餡、韓国食品といったところです。

この中で韓国食品は他と一線を画すので、ナッツ、餡を使用した和菓子風ベーグルでいくことにしました。

積み重ねる文化の洋菓子に対し、和菓子は包む文化。

茶褐色のコーヒー生地の中にクルミと小豆あんを包んだベーグルです。

【エピローグ】

小豆餡を使った和菓子とコーヒーは日本が誇るペアだと常日頃から思っているのですが、それを1個のベーグルの中で表現できていると感じています。

地域性に拘った反面、肝心の味がイマイチ・・ということは無いと思います(;´∀`)

作る日は少ないですが、タイミングがあえばぜひご賞味いただきたいと思います( ´∀`)つc□~

コーベー(かやぶき)とコーヒー

コーヒーセッション(アイスコーヒーも作ってみよう編)開催のお知らせ(2018年6月)

ハンドドリップ コーヒー

6月の「コーヒーセッション 」は 6月26日 (火) です。

5月から9月はアイスコーヒーを作る内容も加えて90分に拡大してやります。

時間: 10:00-11:30,14:00-15:30の1日2コマです。

6月19日にコミスタ神戸でも開催する関係で、いつもより遅い日程になってますので、ご注意ください。

既にセッションのページから申し込み可能となっています。

どうぞ、よろしくお願いします( ´∀`)_c□~

雨のフラワードリッパー(有田焼版)

コーベー「かやぶき」とは ① – 何故に「かやぶき」か

茅葺屋根(かやぶき)

Facebook等ではお知らせしていますが、来月のコーベー(コーヒー豆屋のベーグル)として 、モカジャバコーヒーキャラメルマカデミアに続く第4弾「かやぶき」をリリース予定です。

「かやぶき?なにそれ?」って方もいらっしゃると思いますので、7月1日の発売に先駆けて、紹介させてください。

まず今回はコンセプト、名前についてです。

「かやぶき」とは漢字で書くと「茅葺」で茅葺屋根の「茅葺」です。

コバルトがある地区は葺合地区といって、1980年に生田区と葺合区が合併して中央区になる前は葺合区だった場所です。

1976年に神戸市葺合区役所が発行した行政ガイド「葺合区あんない」(下記)によると、葺合の名は茅葺に由来している事がわかります。


現在の葺合区一帯の土地は、鎌倉時代には「葺屋荘ふきやしょう」という名で呼ばれ、武士の領地となっていました。「葺屋荘」の葺は茅葺のことで、屋は、軒を並べた家…農家…のことです。ですから茅ぶき屋根の建ち並ぶ豊かな農村の姿が、そのまま鎌倉時代の荘園「葺屋荘」の名称となっていたのです。

明治のはじめ、熊内くもち・生田・中尾・滝寺新田たきでらしんでん・中・脇浜わきのはま・小野新田おのしんでんの7ヵ村が合併しました。そして、合わせたという意味から「葺合村」となり、また別に、上筒井。下筒井・西筒井の3ヵ村が合併して「筒井村」ができたため、元の「葺屋荘」の名は廃止されました。

その後、明治22年4月1日に神戸市政がしかれ、「葺合区」となり、現在に至っております。

(1976年発行 神戸市葺合区役所 行政ガイド「葺合区あんない」より引用)

茅葺屋根(かやぶき)

コバルトはこの葺合地区で2013年に商売を始め、大きなトラブルも無く、秋には5周年を迎えれそうです。

ポーランド発祥の質素なパンだったベーグルも今は多種多様ですが、この葺合エリアの地域性に馴染んだベーグル、地域に寄り添うベーグルを新たに創って提供したいと思いました。

「では、どういうベーグルにしたか?」については、長くなってきましたので、また次回で。

 

冷めたコーヒーで試飲する時に留意したい事

先月、今月と珍しくコーヒーショップを利用する機会がありました。

その時に、何件か出くわしたのが「冷めたコーヒーを試飲できるようになっているお店」です。

販売中のコーヒー豆を使ってフレンチプレス等で抽出した液体を、ガラスのサーバなどに入れて置いてあるんですね。

それをお客さんが自由に紙コップなどに注いで飲めるようになっているんです。

時間をかけずに簡単に試飲できるのはいいのですが、あまり意味のある試飲にならないんじゃないかと心配になりました。

【冷めたコーヒーの問題点】

数時間たって冷めているようなコーヒーでは以下の3つの問題があります。

1. 香りが無くなる

コーヒーの香りを形成する香気成分は揮発性なので、どんどん空気中に出ていってしまいます。

淹れたてで香りが立っていたのが、のんびり飲んでると香りが無くなっていくのは誰しも経験があるのではないでしょうか?

2. 味が変わる

抽出後のコーヒーはステーリング(劣化反応)により味が変わっていきます。

特には酸味が増していきます。

浅煎りや中煎りのコーヒーが淹れたてで有している酸味を好む人でも、時間が経つにつれ生じてくる酸味はすっぱくて不快という事が多いようです。

3. 味覚が変わる

人間の味の感じ方も変わります。

一般的に冷めると苦味は強く感じられ、甘味は弱く感じられます。

ちなみにアイスクリームが溶けると異様に甘くなるのは、冷たくても甘味が感じられるように甘味料を大量に使っているためです。

【まとめ】

以上のように香りも、味も、味覚も経時変化しますので、淹れたてで飲むのが信条な方には、あまり参考にならない事が懸念されます。

逆に、普段から冷めるのを待って飲む方なら多少は有意義かもしれませんが、あまりいないですよね ^^;

スタバのホットコーヒーは作り置きですが、劣化するので淹れて30分後に捨てるそうですよ。

それよりも劣化したコーヒーで味見というのはどうなんでしょう。

ダメモトでも、冷めた状態で置かれている液体では無く、淹れたてのコーヒーで試飲させてもらえないか頼んでみたほうがいいと思います。

母の日 コーヒー豆保存用袋(アロマブレス)無料提供のお知らせ

5月14日は母の日ですね。

お母さんへ当店のコーヒー豆を贈ろうとされる方に、コーヒー豆保存用袋(アロマブレスバッグ)を下記のとおり、無料で提供させていただきます。

【対象】

今日(5/14)母の日のプレゼント用にコーヒー豆を購入する方

※当方では母の日のプレゼントかどうかわかりませんので、自己申告お願いしますねっ 💦

【提供内容】

コーヒー豆100g用の保存袋(アロマブレスバッグ)を2枚まで無料提供させていただきます。

200g用の保存袋は今回は対象外ですので、2種類のコーヒー豆100gずつをプレゼントされるか、もしくは100g 1種類のみでご利用下さい。

【アロマブレスの注意点】

アロマブレスが有効なのは最初に開封するまでの間なので、開封したら密閉容器に移し保管してください。

未開封でも長期に渡って鮮度を維持するわけではありませんので、プレゼント後はお早めに使っていただくようお母さんにお伝えください。