イベントの参加について考えてみました

先日、縁あって、12月に神戸で開催予定の某イベントへの出店についてお声がけを頂きました。多くの人が集まる人気イベントで有名なコーヒーショップ、ベーカリーなども毎年出店者に名を連ねています。

妻と二人で検討した結果、今回は当店営業日の日曜日ということもあり、辞退させていただくことにしました。

コーヒー豆屋は狭い周辺地域での商売で、その狭いエリア内にお住まいの方やお勤めの方が主なお客様だととらえています。イベントや雑誌などで当店の存在が知れて、遠方から足を運んでいただけるのは、もちろんとてもありがたいです。でも、それにリソースを割いてしまって、店頭営業がおろそかになるのは本末転倒だと思うわけです。

国際協力のテーマでアースデイには出店しておりましたが、当面は店舗営業に専念したいと思います。

とはいうものの、イベント好きな性格なので、スタッフが雇えるようになって、週7日毎日店舗を開けれるようになって、店舗の営業をやりながらイベントに出店できる状態になったら、また参加したいと思っています。

当初計画では開業2年でそのような状態になる予定でしたが、1年経ちましたが思うようにはいってません。
でも、思うようにいかないからこそ、商売はやり甲斐が合って楽しいんだと思います。
頑張ります。

イベントへの関わり方を考えてみました
イベントへの関わり方を考えてみました

 

コーヒーの価格が上昇傾向です

暑い夏が過ぎ、いよいよコーヒーシーズンが到来しつつありますが、それに水を差すかのようにコーヒーの価格は上昇傾向です。

UCCは11月から家庭用レギュラーコーヒー豆60製品を25%値上げすると発表しています。
スターバックスも10月から乳製品を使用したコーヒードリンクを10円から30円値上げするそうです。

生豆価格の高騰(昨年の倍ぐらいまで上昇中)に加え、円安、スターバックスの場合は乳製品の原価アップが理由とのことです。

当店は今のところは値上げは予定しておりません。むしろ、昨日から「今月の特豆」の名目で定番商品であるエチオピアインドネシアの価格を40円/100g下げたところですので、できるだけ今の価格で粘りたいところです。

スーパー等で売られている大手企業の低価格コーヒー豆との価格差が縮まることが、低価格重視でそういうコーヒーを選んでいたかたに当店のコーヒーに目を向けていただける機会が増えることにつながればと、少し期待しているのですがどうでしょうか。

さて、今月から3プライスに分かれることになりましたので、POPの色も3色に分けることにしました。
青が520円/100g, 生成りが480円/100g, 白色が440円/100g です。少しでもわかりやすくなっていれば幸いです。

新しくなったPOPです。
外国人のお客様もいらっしゃるので、日英両対応にしています。日本語表記は裏面にあります。

市場とコーヒー豆屋

ちょうど1週間前に、縁あって神戸の商店街・市場活性化をテーマにしたミーティングに参加させていただきました。
実は当店は市場で店を構えることを当初考えていましたので、興味深いテーマなんです。

「市場にコーヒー?」と思われるかもしれませんが、大阪では天満市場にも黒門市場にもコーヒー豆屋が入ってますし、珍しいことではありません。
(今HPを確認したら、天満市場のほうのコーヒー豆屋は今現在は無くなっている模様です。)

大手ロースターのように大量焙煎して賞味期限は数ヶ月先というスタイルでは市場に似つかわしくないようにも思えますが、早朝から必要な分量だけを焙煎して”鮮度を売る”スタイルの豆屋なら、市場を構成する一店舗としておかしくないと思います。

神戸で物件を探しはじめて、最初に目をつけた物件は、大安亭市場の中の空き店舗物件でした。
P1000061
昨年3月に候補物件の下見に行った時に、その物件の2階から撮った写真です。

両隣が八百屋さんと惣菜屋さんにはさまれていて焙煎機のダクトが正面からしか出せないこと、ベーグル関連の機器を置くスペースの確保が難しいことがあって、残念ながらこの物件はあきらめ、数ヶ月後に今の店舗に落ち着きました。

零細個人店がスーパーやショッピングセンター相手にお客様を獲得しようと思ったら、いつもホンマモンを提供し続けることと、お客様との関係性を大切にしていくことしか無いと思うのです。

市場や商店街ならそういった店がいくつか集まれば、相乗効果でお客様が集まってくるようになると思うのですが、夜しか開いてない居酒屋さんぐらいしか周りに無い当店には、「ついで寄り」は期待できず、基本的に単独奮闘です。「日々努力して乗り切っていかねば」と、身を引き締める思いに駆られた13/14コーヒー年度末でした。

今日からコーヒー新年度、そして、おかげさまで当店1周年です。ありがとうございます!
少しでも、みなさまのお役に立てる店になれるよう、2年目を営んでいきます。

今月の特豆: エチオピア、インドネシア、グァテマラ

10月は新しいコーヒー年度が始まる月です。今月の特豆は、景気良く、以下の3種類を提供させていただくことにします。

ご購入量 通常価格 特豆価格
100g 520円 480円
200g 1,000円 920円 (100gあたり460円)
500g 2,400円 2,200円 (100gあたり440円)

グァテマラは10月末までですが、他の2つは生豆の在庫が無くなるまで10月以降も継続させていただく予定です。ぜひご利用ください。

Guatemala

ベーグル入替え (10/2) のお知らせ

10月2日(木)に珈琲キャラメル、マスコバドレーズン、レモンピール&クリームチーズ、枝豆チーズを、コーベーシナモンレーズンベリーズクリームチーズえびごまチーズに入替えますので、お知らせします。

販売期間はコーベーシナモンレーズンベリーズクリームチーズが10/31まで、えびごまチーズは10/13までです。

10月は新しいコーヒー年度の始まりで、かつ当店の1周年でもありますので、コーベーを再販することにしました。1ヶ月間の期間限定ではありますが、どうぞよろしくお願いします。

ベーグル: コーベー

 

コーヒー豆「ケニア キリニャガ」販売開始のお知らせ(2014/10/1~)

10月1日(木) に ケニア キリニャガを販売開始します。「10月1日はコーヒーの日」ということで、今や The Topnotch (最高) と評されるコーヒー生産国のコーヒーをご用意することにしました。

焙煎度はシティロースト、価格は下記のとおりです。

ご購入量 価格
100g 520円
200g 1,000円 (100gあたり420円)
500g 2,400円 (100gあたり400円)

ケニアといえば、昨日のベルリンマラソン、デニス・キメット(ケニア)選手速かったですね!

2時間2分57秒の世界新!
自分が生きているうちにサブツー(フルマラソンで2時間を切ること)が見れそうな予感がします。

さて、当店にケニアの生豆が入荷したということは、エチオピア(イルガチャフィ)と合わせて今年もサブスリーブレンドに必要な材料が揃ったことになります。

昨年は神戸マラソン当日の早朝に当店で淹れてお出ししておりましたが、スタート会場から離れた当店にレース前にお越しいただくのも大変だと思いますので、大会に先立って焙煎豆を限定販売させていただこうかと検討しております。

具体的に決まりましたら、お知らせしますので、よろしくお願いします。

kenya-kimetto