ルワンダコーヒーのポテト臭

ジャガイモ(ポテト)

ジャガイモ(ポテト)

当店ではルワンダのコーヒー豆を積極的に扱っており、これまで、コパカマスカイヒルウィメンズと数種類を提供させていただいています。

この記事を読んでくださってる方の中にも、飲んでいただいた方がいらっしゃるかもしれないですね?
ありがとうございます( ´∀`)

さらに、もしかするとその中には、他のコーヒーには無い、生のジャガイモのような変わった香りを感じられたかたがいらっしゃるかもしれません。

今回はその香りについてです。

【ポテト臭の発生経緯】

これはルワンダに生息するアンテスティアというカメムシの一種が関係していると言われており、以下の流れで、ポテト臭につながります。

  1. カメムシがコーヒーチェリーの汁を吸う
  2. 唾液を介して細菌がチェリーに侵入
  3. チェリー内部の豆の表面で増殖して異常発酵を起こす
  4. メトキシピラジン類という香り成分が生じ、これがポテト臭を発す

ポテト臭というと何かカワイイですが、一般的にはコーヒーにとっては好ましくない臭いです。

それにしても、カメムシという奴は、屁が臭いだけかと思いきや、こんな臭く仕方もあるとは、なかなか厄介ですね(;´∀`)

【ポテト臭の抑止策】

厄介なことに日本に届く生豆の状態では、見分けがつきません。

したがって、生産地(ルワンダ)側で以下のような対策が必要になります。

  • カメムシからコーヒーチェリーを守る
  • カメムシに汁を吸われたっぽいコーヒーチェリーを取り除く

しかし、品質に定評のあるルワンダの生産者をもってしても、それらを完璧にやり切るのは困難で、稀にポテト臭の原因になる生豆が混ざってしまうのが現状です。

当店で提供しているルワンダのコーヒー豆においても、そのような豆が混ざる可能性がゼロではありません。

ご理解&ご容赦いただけますと助かります。

カメムシ
これはアンテスティアでは無い、写真ACでダウンロードしたカメムシの写真です。

コピグラ (コーヒーグラノーラ)

コピグラ (コーヒー豆屋のグラノーラ)

コーヒーナッツグラノーラ(コーヒーグラノーラ)

【商品の説明】

自家焙煎コーヒー(抽出液 & 豆の両方)を使ったグラノーラです。

コーヒー豆は挽かずにそのまま使っていますが、固すぎず、かつ、苦すぎないポイントに煎ってますので、カリッとした食感をお楽しみいただけます。

「冷たいミルクをかけて」が定番ですが、カリカリ感を楽しむならヨーグルト、コーヒー感を味わうならアイスオレもオススメです。

ご購入後の保存は、冷凍可能な容器に移し替えての冷凍保存がオススメです。

【原材料】
オーツ麦、ナッツ類※、ココナツシュガー、菜種油、コーヒー豆※
【アレルギー表示】

自家焙煎コーヒー(抽出液 & 豆の両方)を使ったグラノーラです。

コーヒー豆は挽かずにそのまま使っていますが、固すぎず、かつ、苦すぎないポイントに煎ってますので、カリッとした食感をお楽しみいただけます。

「冷たいミルクをかけて」が定番ですが、カリカリ感を楽しむならヨーグルト、コーヒー感を味わうならアイスオレもオススメです。

ご購入後の保存は、冷凍可能な容器に移し替えての冷凍保存がオススメです。

※その時に使用しているコーヒー豆、ナッツ類については、店頭でお知らせしておりますので、ご確認ください。

コピグラ(コーヒー豆屋のグラノーラ)のPOP
その時に使用しているナッツ、コーヒー豆は店頭の商品説明に記載しています。

コーヒー豆

焙煎度がフレンチローストかイタリアンローストのコーヒー豆を使用しています。

ナッツ類

マカデミアナッツ、アーモンド、パンプキンシードが基本ですが、仕入れの状況によって変わる事があります。

ただし、落花生は使用しません。

コピグラ(コーヒーグラノーラ)

【グラノーラの保存方法】

ギフト用ではチャック付きの袋に乾燥剤を入れてますが、通常はコーヒー豆と同じ袋での簡易包装です。

持ち帰られましたら、密閉できる容器や袋に入れて保管してください。

常温保存なら1週間、冷凍保存なら1ヶ月を目処にお召し上がり下さい。

日持ち、食感のどちらの観点でも、冷凍保存をオススメします。

コピグラ(コーヒーグラノーラ)ギフトセット

 

ベーグル取り置き終了のお知らせ

ご不便をおかけし申し訳ございません

長きに渡って提供しておりました、ベーグルの取り置きサービスですが、5月29日(月)お渡し分をもって、終了させていただきます。

また、取り置きが無くなる事によって、事前にベーグルのメニューを決めてお知らせする必要が無くなりますので、6月はランダムに作る予定です。

ただ、ご来店いただくまでラインナップがわからないというのは不便だと思いますので、できる限り、前夜には翌日のメニューを更新するつもりです。

どうぞよろしくお願いします。

ご不便をおかけし申し訳ございません

「レーズンサンド」にコーヒー

レーズンサンドとコーヒー

御茶ノ水 小川軒のレーズンウィッチとカフェラテ

【今回のパートナー】

レーズンサンドが大好きです。

毎月必ず一度はどこかのレーズンサンドを2つ買って、1つはラベルに記載されている保存方法、もう1つは勝手に冷凍して、2通りを楽しんでます。

そんな状況なので、いつでも、ペアリングは試せたのですが、どうせならマルセイでと思ったら、神戸になかなか来ない(;´∀`)

なんとか、姫路でゲットしましたので、今回は満を持しての「レーズンサンド」です。

【合わせるコーヒー】

コーヒーは以下の3種類の焙煎度で用意しました。

・ハイロースト(中煎り) 「東ティモール レテフォホ

・フルシティロースト(深煎り)「フルシティブレンド

・イタリアンロースト(極深煎り) 「コロンビア モンターニャネバダ

レーズンサンドとコーヒー

【ペアリング結果】

「1位 イタリアンロースト、2位 ハイロースト、3位 フルシティロースト」となりました。

・イタリアンロースト・・・こってり&しっとりした生地と甘いクリームには、やはりビターなコーヒーがピッタリ。

・ハイロースト・・・甘酸っぱいレーズンにハイローストの酸味と香りがマッチ。

・フルシティロースト・・・全然問題ないのですが、上2つが良かったので第3位に。

【まとめ】

幅広い焙煎度のコーヒーに合う、コーヒーととても相性のいい洋菓子といっていいと思います。

コーヒー豆とレーズンサンドのギフトセットなど素敵ですね!

うちでもギフトシーズン等に用意したいところですが、さすがにレーズンサンドまで自作するのは難しいです。

「うちが作ったろか!」ってかた、いらっしゃいましたら、お声がけくださいまし( ´∀`)

白十字さんのオペラレーズンサンドとマンデリン

コーヒー豆: ティモールブレンド (Timor Blend) 2017

【ブレンドの配合】

東ティモール レテフォホ (フルシティロースト) 70%
インドネシア マンデリン リントンニフタ (フルシティロースト) 30%

【ブレンドの背景】

ティモール島を分け合う2つの国、東ティモールとインドネシアのブレンドコーヒー豆です。

1975年にインドネシアが東ティモールへ軍事侵攻して以降、ティモール島では多くの血が流されました。

日本も米国などとともに当時のインドネシア スハルト政権を支援しており、決して無関係ではありません。

2002年の東ティモール独立(主権回復)から15年になろうとしていますが、戦争の遺恨は根深いものがあると思うのです。

戦後72年目となる現在の日本と中国、韓国、ロシア、アメリカ等との関係を見れば、そう思えます。

そういうわけで、東ティモール-インドネシアの間に平和な関係が続くことを願って、両国の豆を同量ずつブレンドしています。

timor island
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