コーヒーの淹れ方云々の前に確認するべき2つのこと

毎週水曜日にコーヒーセッション(ハンドドリップ抽出編)をやっているのですが、美味しい淹れ方を習得したいというかたが多いです。当たり前ですね。

でも、残念ながら淹れ方でコーヒーを美味しくするのは困難です。せいぜい、不味くしないようにするといったところだと思います。

自分で淹れたコーヒーが美味しくないというかたは次の2つの点をまず確認してみてください。

1. 買ってきたコーヒー豆が新鮮であること

ペーパードリップで粉に湯を垂らした時にムクムク膨らんできますか?
新鮮なコーヒーなら、湯をかけると、1つ1つの粉に存在している小さな部屋からガスが出てきて、粉が膨らみます。ほとんど膨らまない場合、そのコーヒーは残念ながら賞味期限が切れていますので、新鮮なものに買い直してください。

2. 焙煎度が好みにあっていること

酸味が苦手なのに(酸味のある)浅煎りのコーヒー豆を買っていたり、苦味が苦手なのに(苦味のある)深煎りのコーヒー豆を買っていないでしょうか?コーヒーの苦味、酸味の強弱は産地や品種の前に焙煎の度合いで大方は確定されます。まず、好みにあった焙煎度を見つけ、その焙煎度の元でコーヒー豆を選ぶようにしてみてください。

いかがですか?
「自分で美味しく淹れれない」といわれているかたは、大体この2つのどちらか(もしくは両方)がNGになっているようです。逆にこの2つがクリアできていれば、そう不味くはならないと思いますので、確認してみてください。淹れ方云々はそれからですね!

膨らまないのはNGですよ。