ナダシンの餅さんの「きな粉おはぎ」

このブログでの登場が遅くなってしまいましたが、「ナダシンの餅」さんといえば、洋菓子だらけの神戸で大変な人気の和菓子屋さんです。

焼菓子系なら本高砂屋さん(きんつば)、亀井堂さん(瓦せんべい)等もありますが、ナダシンさんが提供されているのは、おはぎ、大福餅、安べ川、草餅といった餅物がほとんど。

あんこで包んだおはぎ、安べ川、草餅などのセット物や赤飯なら、三宮の駅や百貨店でも購入できますが、バラ売りやその他のお菓子を希望する場合は直営店へ向かう事になります。

コバルトから一番近いのは大石の本店。

近いといってもバイクで片道10分はかかるのですが、朝7時から開けてくださってるので、頑張ればコバルトの開店時間に間に合わせれます。

朝生菓子を文字どおり朝早くから売ってくれるお店は意外に少ないので、この開店時間は本当にありがたいです。

【ナダシンの餅さんのきな粉おはぎ】

今回購入したのは、きな粉おはぎ。

洋菓子が「積み重ねる」のに対し、和菓子は「包む」文化なそうです。

個人的にも「あんころ餅」より「大福餅」、おはぎも「あんこ包んだの」より「あんこ包んだの」が好みなのです。

そして、このきな粉おはぎの特徴的だと思うのは粒餡な事。

きな粉のおはぎの中は何故か濾し餡ばかりで、粒餡はナダシンさんしか知りません。

この粒餡が半搗きのおはぎによく合うように感じるんですよね。

繊細な風味なのにボリュームはたっぷりで、アラフィフのおっさんの胃は1個で十分満たされます。

ナダシンの餅「きな粉おはぎ」
中は粒餡なのです( ´∀`)

【エピローグ】

この「きな粉おはぎ」ですが、おはぎの書き入れ時とも言える彼岸になると消える傾向があるようです。

「あんこ包んだおはぎ」のほうに注力するためでしょうかね。

「きな粉おはぎ」目当てで行く時はお気をつけください。

満月みたいなルックスなので、月が見えない新月にいただくおはぎとしても「をかし」だおと思います。

お気に入りのコーヒーの友と心地よいコーヒータイムを過ごしてまいりましょう ( ´∀`)つc□~