八ツ橋スプーン

世界の豆を使ったあんこ作りは、まだウラド豆(ブラックマッペ)とレンズ豆が残っていて、他の豆に進めていません。

でも、自作したあんこの消費方法として、「これはイイのでは!」というのがあったので、今回はそれを紹介したいと思います。

それは「八ツ橋スプーン」です。

これまで、自分で作った餡は次のような方法で消費していました。

(上から頻度が高い順)

  1. そのままスプーンですくって
  2. 最中
  3. カスピ海ヨーグルトに入れる
  4. パンにぬる
  5. 大福
  6. 生八ツ橋

上位2つの「そのままスプーン」「最中」に匹敵するというか、両方をかけ合わせたような、革新的な食べ方が「八ツ橋スプーン」です。

【八ツ橋スプーンとは】

方法は簡単。

(生八ツ橋じゃ無い硬いほうの)八ツ橋をスプーンとして使ってあんこを食べるだけ。

最後はスプーンもろとも食べることは言うまでありません。

ウラド豆(ブラックマッペ)のつぶあんと八ツ橋スプーン
今回はウラド豆(ブラックマッペ)のつぶあんを八ツ橋スプーンでいただきました。

【エピローグ】

どんなもんでしょか?

  • 用意は簡単(八ツ橋ゲットするだけ)
  • 後片付けも簡単(スプーンを洗わなくて済む)
  • 低コスト(最中種との比較)

と、イイことづくしで、シナモンが好きな人にはかなりオススメです!

あんこ以外にも、クリームチーズ、煮豆、ピーナツバター、もろみ、アイスクリーム、佃煮、プリン、ジャム、ヨーグルト、等々いろいろ楽しめそうです。

お気に入りのコーヒーの友を用意して、心地よいコーヒータイムを過ごしてまいりましょう ( ´∀`)つc□~

大豆煮ログ

ブログにあんこばかり書いているので、炭水化物系の豆ばかり調理しているように見えるかもしれませんが、実は圧倒的に多いのは大豆です。

マメ類で唯一タンパク質が炭水化物より多い大豆はとても貴重な食材です。

サラダやシチューなどに入れて使うこともありますが、甘めに味付けした大豆自体を目的にすることが多いです。

今回は、これまでブログに取り上げてなかった大豆煮についての取り組みをまとめて書く事にしました。

【これまでの大豆煮への取り組み】

1. 関西風のふっくら&柔らかい黒豆煮

2017年秋に篠山のお客様から乾燥黒大豆をいただいたのが始まり。
最初は基本に忠実におせち料理によく出てくるやつを作ってみた。
元々おせち料理の中で好きな一品というわけでもないので、可もなく不可もなく。

2. 関東風のシワあり&硬めの黒豆煮

何でも硬めが好きなので、関西風は早々に卒業し、関東風にチャレンジ。
煮た後に砂糖を入れることで、数段好みに近づいた。

3. コンチャバン(콩자반)

韓国料理にもコンチャバンというシワシワの黒豆煮があることを発見。
煮る前に浸さないので、関東風よりさらに固め&さらにシワシワになって、ますますよくなった。
白ゴマとの相性も好い。

4. 白いコンチャバン

週2回ぐらい作るようになり、黒大豆の消費量が増加。
黒色にこだわる必要も無いので、普通の白い大豆に変えた。
味、食感とも黒大豆に遜色なし。

5. ネガポジ反転コンチャバン

白い大豆に白ゴマだと見た目が地味すぎるので、黒ゴマに変更。
元々のコンチャバンと白黒が逆になったので、ネガポジ反転コンチャバンと勝手に命名。

今ここ!

ネガポジ反転版コンチャバン(콩자반)
コンチャバンよいですよ~。
浸けておく必要が無いので、圧力鍋があれば15分ほどで作れます。

【エピローグ】

まだ始めて1年ですが、早くもほぼ完成の域に達した感があります。

あとは、間もなく新物が出るであろう、佐用もち大豆(品種名:夢さよう)に変えて、終着駅とする予定です。

何かの機会にお出ししようと思いますので、味見してみて下さいね~。

フレンチプレス(コーヒープレス)を断捨離する前に見てミソ

エスプレッソメーカー(マキネッタ)に続いて眠りがちなのが、フレンチプレス(コーヒープレス)ではないでしょうか?

簡単にコーヒーを淹れれるという事で購入してみたものの、ハンドドリップの楽しさに目覚めてしまったり、もっと簡単なコーヒーメーカーに移ったりで、使わなくなるケースが多いようです。

浸漬式の器具なので水出しコーヒーに使えそうな気もしますが、金属のメッシュが粗いので、微粉がコーヒーに混ざってしまい、喉越しの良くないアイスコーヒーになってしまいます。

「それならば豆のまま浸けたらいいではなかろうか」という発想に基づいた用途を紹介したいと思います。

【コーヒー焼酎orコーヒーウオッカの抽出での利用】

それは、コーヒー焼酎やコーヒーウオッカなどを作る時に利用する事です。

これらの基本的な作り方は、挽いていないコーヒー豆をお酒に浸して、3日ほどたってコーヒー豆が沈んだら出来上がりというものです。

このやり方だと、挽いていないコーヒー豆はお酒が十分染み込むまでは浮いているので、下のほうの豆から徐々に沈みます。

そのため上のほうの豆までお酒が染み込んで沈むまでには時間がかかり、上述した3日というような時間が必要になります。

でもフレンチプレスならこれをかなり短縮できます。

メッシュの網を押し付けて強制的にすべての豆をお酒に浸すことができるので、だいたい半分ぐらいの時間で抽出することができます。

下の方の豆が浸かりすぎて抽出オーバーになるという事が無いのも良い点です。

フレンチプレスの難点とも言える、使用後の清掃も豆なら楽ちんです。

フレンチプレスでコーヒー焼酎
フレンチプレスを使うことで、抽出時間を短縮できます。

【エピローグ】

どんなもんでしょか。

なかなか使い勝手がいいと思いますので、コーヒー焼酎やコーヒーウオッカを作っておられる方でしたら試す価値はあると思います。

ただ、元々飲まない方にコーヒー焼酎やコーヒーウオッカを勧めてるわけではありませんよ^^;

心地よいコーヒータイムを過ごしてまいりましょう ( ´∀`)つc□~

世界の豆であんこ (ウラド豆, ブラックマッペ, ケツルアズキ)

ようやくブラックアイを使い切ったので、久々に新しい豆でのあんこづくりを試みました。

今回は Urad というミャンマーの豆で、日本語名称はウラド豆ですが、ブラックマッペ、ケツルアズキ(毛蔓小豆)という呼び名もあるようです。

近所の大安亭市場では Mash という名前で売られています。

【ウラド豆(ブラックマッペ)とは】

小豆やブラックアイ同様にササゲ属ですが、種レベルでは小豆(アズキ)、ブラックアイ(ササゲ)と異なるケツルアズキという種です。

ホールビーンの他に、真っ二つに割ったものや、さらに皮をとったダルもハラル食品店などで売られています。

皮は黒色ですが中身は白いので、ホールビーンだと黒、割ると白黒、皮を取り除くと白、と提供形態によって色が違います。

今回は粒餡を作りたかったので、ホールビーンを選択しました。

【ウラド豆の感想】

さて、肝心の風味ですが、ケツル”アズキ”と「アズキ」の文字が入っているので、小豆と似てるだろうと予測していたのですが、かなりの別物でした。

煮る前に吸水させる必要が無いなど、調理方法こそ小豆と同様でいけますが、ねっとりした食感と、なんとも表現し難い独特の香りは、小豆とは大きく異なるものでした。

前回のブラックアイのほうがよほど小豆に似ていたように思います。

黒い外観とネットリ食感は、ブラジル料理のフェイジョアーダに絶対合うと感じたので、そのうち作ってみたいと思います。

並行してレンズ豆を使った濾し餡にも取り組んでいるので、それはまた別に投稿します。

ナイスなコーヒーの友をこしらえて、心地よいコーヒータイムを過ごしてまいりましょう ( ´∀`)つc□~

おはぎの新名称(案)

松永製餡さんのおはぎ

店の定休日である火曜日のコーヒータイムは、和菓子と楽しむのがすっかり習慣化しております。

毎週月曜になると「さて明日の和菓子は何にするか?」と考えるのが楽しいのですが、今回10/9(火)は新月なので近所の松永製餡さんの特製おはぎをいただきました。

【新月におはぎ】

なぜ新月におはぎか?

おはぎの別名には「ぼたもち」以外に「北窓」というのもある事をご存知でしょうか?

餅のようにペッタンペッタン搗(つ)かないおはぎは、いつ搗いたかわからないため、「搗き知らず]。

一方で北向きの窓は月が見えないため、「月知らず」。

それで、おはぎを北窓と呼ぶんだそうです。

ならば月が見えない新月も「月(搗き)知らず」という事で、おはぎを選ぶのがオシャレではないかと思った次第です。

もうひとつ有名な呼び名に「夜舟」というのがあります。

夜の舟はいつ着いたかわからないので「着き(搗き)知らず」→「おはぎ」だそうです。

いやー、昔の人はオシャレですねー。

考えた人もだけど、それが流行るところがオシャレだと思います。

負けじと冒頭の「新月」以外にもいくつか考えてみました。

【おはぎの新名称案】

「月食」

その心は「北窓」「新月」と同じ「月知らず」。

新月に続いて月食とは、なんとも安易な発想ですねぇ。

難点は、ツキイチの新月と違って、なかなか食べる機会が無いことでしょうか。

「爆睡」

その心は「夜舟」と同じ「着きしらず」。

電車で爆睡したら降車駅に着いた事がわからないでしょう。

んー、全くもってオシャレじゃないですねー。

「マクレーン」

上の2つとは違い、「その心」から自作してみました。

その心は「ツキ知らず」

マクレーンとはダイ・ハードという映画の主人公で、通称「世界一ツイてない男」です。

なので「ツキ知らず」です!

でも、映画を観る限り、あの大変な難局を切り抜けれるのは、かなりツイてるような気もします^^;

松永製餡さんの「おはぎ」
春日野道にある松永製餡さんの特製おはぎ。10月9日の新月は、和菓子屋さんではなく、あんこ屋さんのおはぎをいただきました。

【エピローグ】

追加で考えたのはどれもパッとしませんねぇ。

最初の「新月」が我ながら一番よい出来に思います。

今日は近所のまつざ

ということで、新月の日にはおはぎを楽しむ活動を続けていこうと思います。

もちろんコーヒーとともに( ´∀`)つc□~

味正堂さんの「豆大福」

9月終盤になり、近所の和菓子屋さんで豆大福を見かけるようになってきました。

豆大福といえば少し硬めの赤えんどう豆が入った物を想像すると思うのですが、うちの近所の和菓子屋さんでは黒豆を使った物のほうが多いです。

味正堂さん、甘栄堂さん、広島屋さんとも黒豆。

兵庫県は全国に名高い丹波黒豆がありますから、黒豆を活用されるお店が多いのかもしれません。

えんどう豆の時期は春ですが、黒豆は秋。

上述の3店とも、通年では無く、秋、冬の和菓子として提供されておられます。

今シーズン最初の豆大福は、いつも行く大安亭市場にある味正堂さんのをいただきました。

【味正堂さんの豆大福】

元々は餅が専門だったそうで、柏餅、草餅、編笠、信楽・・と餅物はどれも美味しいのですが、この豆大福は黒豆を混ぜ込んだ餅生地の噛みごたえと、ほんのりした塩味がツボで、毎年リピってます。

中は粒餡で、粒あん派&大豆ずきの俺にはストライクゾーンど真ん中な一品なんですね。

豆には豆ということで、合わせるドリンクは当然コーヒーがオススメです。

「コーヒー豆はマメじゃないよー」というツッコミは無しでお願いしますね Σ(´∀`;)

味正堂さんの豆大福

【エピローグ】

いよいよ秋本番。

和菓子もコーヒーも美味しい季節に入っていきます。

和菓子とコーヒーで、心地よいコーヒータイムを過ごしてまいりましょう ( ´∀`)つc□~

Black Eye(黒目豆)を使ったコーヒーあん作りの経過と今後

前回の投稿「スパイスストアの豆でコーヒー餡(Black Eye)」から半年になります。

その後も Black Eye は変えずにコーヒー餡を作ってましたが、このたび、残りを使い切ったら他の豆に変えてみる事に決めました。

今回はその考えに至った経緯と今後のプランについてです。

【そもそもの趣旨】

基本的にはコーヒー餡のレシピは白あんを作る時の水をカフェオレベースに変えるだけでいいと思ってます。

ただし、以下2点を加味し、別の豆でチャレンジしています。

・神戸には良いスパイス屋さんが豊富にあるのだから、面白そうな豆を使って、より低コストに作ってみる。

・どうせカフェオレベースで焦げ茶色に染まるのだから、白い豆である必要は無い。

【Black Eyeの振り返り】

最初に試した豆は White Lobia という名称で売られていた白インゲン豆でしたが、皮を1つずつ取る手間が大変だったため、その必要が無い豆にしようとしました。

ネットで調べてみると Black Eye という小さな豆も White Lobia と呼ばれていて、むしろ一般的に White Lobia とはこの Black Eye の事を差すようでした。

それを知って「このBlack Eyeという豆もきっとインゲン豆の仲間で、手亡のように小さいので皮を取らないで済むかも!」と安易に選んだのが Black Eye の使い始めです。

でも、使い続けてると、白インゲン豆ほどでは無いがしっかりした皮や、独特の香りが気になるようになり、改めて調べると、インゲン豆では無く小豆の仲間のササゲであることが判明。

(参考) 豆の分類 | 公益財団法人 日本豆類協会

アズキより皮が破れにくいとされるササゲは今回の用途には適さないと判断し、止めることにしました。

「赤くなくていいから、粒あんを低コストに作りたい」そんな用途ならいいのかもしれません。

ブラックアイ(Black Eye)
Black Eye はインゲンマメ属では無くササゲ属の一種でした Σ(´∀`;)

【今後のプラン】

まず、形状としてはダルを使ってみようと思います。

せっかくスパイス屋さんには、皮が無くて挽き割りになったダルがあるのだから、これを使わない手は無いと思います。

ホールビーンに拘る理由は特に無いですからね。

ダルなら柔らかくなるのも速いだろうし、皮由来の余計な風味が低減できそうです。

豆の種類は、餡の材料として定番のササゲ属、インゲンマメ属は一旦置いておいて、以下の3つを試してみます。

Masoor Dal (レンズ豆: ヒラマメ属ヒラマメ種)
Toor Dal (キマメ: キマメ属キマメ種)
Chana Dal (ヒヨコ豆: ヒヨコマメ属ヒヨコマメ種)

どれも1Kg 400円程度のお手軽価格です。

ブラックアイで作ったコーヒー餡
ササゲは、マッシャーを使っても、なかなか皮がやぶれません。

【エピローグ】

500gで買っても、使い切るのに半年はかかるので、かなりの長丁場になりそうです。

美味しい餡と、心地よいコーヒータイムを過ごしてまいりましょう ( ´∀`)つc□~