ワインの入ったワイングラスを手で回すのを見かけることがあるが、あれをスワリング(swirling)というそうだ。
その目的は”カッコつけ”では無く「スワリングするのは、ワインが空気に触れることで、より香りが引き出され、味わいがまろやかに変化して、より美味しくいただけるようになるから」だそうな。
【参考】ワインには回し方のマナーがある!ワインを回す理由と正しいやり方を学ぼう
【コーヒーのスワリング】
酒を飲まない俺にワインのスワリングをする機会は無いが、コーヒーの入ったカップならほぼ毎日クルクル回している。
仕草的には「コーヒーのスワリング」と言ってよさそうに思う。
ただその目的はワインのとは違って、カップに直接ドリップしたコーヒーは上の方ほど薄くて美味しくない液体になるので撹拌して均一化することだ。
もちろんスプーンでも撹拌できるが、洗い物を増やしたくない時やスプーンに熱を奪われたくない場合に、ちょっと便利なのである。
【スワリング向きマグ】
このプチ便利をコバルトのお客様にも実感していただきたいと思い、砥部焼 向井窯さんのくねくねマグを仕入れた。
このマグは縁がくねくねを波打っているのに、意外にもドリッパーを水平に安定して置けるのが好い。
容量は280mlはあるが、あえて半分ぐらいにとどめれば、とてもスワリングしやすいマグとなるので試していただきたい。