コーヒーセッション(ペーパードリップ抽出編) 6月開催のお知らせ

6月の「コーヒーセッション (ペーパードリップ抽出編)」の開催日程をお知らせします。

日にち: 6/3,6/17,6/24
時間: 10時-11時,14時-15時の1日2回開催です。

5月に引き続き、アイスコーヒーの入れ方も含めた内容で実施します。

既にセッションのページから申し込み可能となっていますので、よろしくお願いします。

アイスコーヒーの作り方

 

認証コーヒー (UTZ Certified)

当店のコーヒー豆の商品説明に記載している内容についての補足説明を続けます。

ウォッシュド、ナチュラル、スマトラ式と続けてきた加工方式は、他にもまだあるのですが、その方式で処理されたコーヒー豆の取り扱いを開始する際に紹介したいと思います。

今回からは、加工方式から変わって、「認証」について紹介します。

認証コーヒーとは環境保全、安全性確保、生産者支援などを目的に、非営利団体や第三者機関により、一定の監査基準に則って評価し合格したコーヒーのことです。

今回は、現在販売中のインド/アラビデクールの”生豆“が認証取得している UTZ Certified です。

(“生豆“と明記しているのは、当店で焙煎し販売しているコーヒー豆は UTZ Certified として認証ラベルを貼って販売することができないためです。せっかく UTZ Certified の生豆を仕入れたのだから、当店もコーヒー袋にラベルを貼れるようにしようと試みたのですが、難航し実現にいたりませんでした。長くなるので、そのへんはまた別の回に書きたいと思います。)

すごく簡単にまとめると、UTZ Certified の特徴は以下のとおりです

・大規模生産者向け
・安全性、トレーサビリティ重視

フェアトレードのような最低価格保証はありませんが、市場情報を提供し、買い手側が市場価格しか払わないような場合には警告を発し、従わなければ登録を取り消すというような援護射撃のようなことはやっています。

オランダ発祥の認証システムで欧米では広く浸透しているようです。日本ではグッドインサイド認証という名で知られてたりしていましたが、現在この認証ラベルはあまり見かけません。自分もここ1年ぐらいの間に目にしたのはIKEAのコーヒー、チョコレートぐらいのもんです。

インド/アラビデクール農園のコーヒー以外にもニカラグア/モニンボ農園など何種類か取り寄せてみたのですが、農法がきめ細かに規定されているせいか、農作物としての物理的品質は良いものが多い印象を受けています。(あくまで今のところですが。)

インド/アラビデクールは最終の焙煎が昨日完了しました。無くなり次第、販売終了となります。今月は特豆として販売中ですので、よろしければ最後のチャンスにお試し下さい。

当店のインド/アラビデクールにIKEAのチョコレートのようにラベルをつけることはできないのです。

IKEAのチョコレートにプリントされているUTZ Certified のラベルです

アイスコーヒーのレシピ「ホットで入れて急冷」

暑くなってテイクアウトのアイスコーヒーの需要が増えてきたので、ご自宅でアイスコーヒーを作る方法です。ウォータードリップサーバの販売をお知らせしたばかりですが、今回はホットで入れて急冷する方法です。

ウォータードリップは簡単で作り置きもできて便利ですが、元々はダッチ式といって、昔オランダ領だったインドネシアで飲まれていた不味いコーヒーを少しでもマシに飲めるようにと、水で抽出することで成分の抽出を抑えようと試みたのが始まりと言われています。
不味いコーヒーというのはロブスタ種と呼ばれる、日本ではインスタントコーヒーや缶コーヒーなどに使われるもので、好ましくない香り・苦味があります。
しかしながら、アラビカ種の品質の良いコーヒーをアイスで飲むのなら、手間は少しかかりますが、湯でコーヒーの成分を十分抽出してから急冷するやり方がオススメです。水には溶け出しにくい香ばしさや苦味の成分を抽出することが可能だからです。

手順自体は簡単で以下のとおりです。

【出来あがり量 250ml(氷含む) の場合のレシピ】

① コーヒー豆(粉)25gでホットコーヒー150mlを抽出
(アイスコーヒーにはイタリアンローストもしくはフレンチローストといった極深煎りが合います)

② 抽出の合間にグラス一杯に氷を入れておく
(細かい氷がオススメです)

③ ①を②に一気に注いで、軽くかき混ぜて出来あがり

出来あがり量によって、粉の重さ、抽出量は調整してみてください。

ホットで入れて急冷して作るアイスコーヒー

iwaki ウォータードリップコーヒーサーバー 販売再開のお知らせ

暑くなってきましたので、「そろそろアイスコーヒーに切り替えよう」というかたも増えてこられるのではないでしょうか。

昨年の開店時から販売するもすぐに無くなってしまいました、iwaki ウォータードリップコーヒーサーバーを今年も販売開始しましたので、お知らせします。

あっさりとしたコーヒーになる傾向がある水出しですが、ドリップ方式のせいか、単に粉を水に漬けておくタイプの水出しより、苦味やボディはしっかり出るようです。
ただ、香ばしさはホットで入れて急冷するほうが上でしょうか。
当店としても、「ホットで入れて急冷」がおすすめの入れ方にはなりますが、「寝てる間にまとめて入れてしまって作りおきしたい」というような用途では便利だと思います。
ちなみに、当店もテイクアウト用のアイスコーヒーはこれで作っています。

販売価格は、本体価格の値上げと増税で昨年より100円アップの1,700円としました。
それでも、某ネット通販と同等以下にはなっていると思いますので、よろしければどうぞ。

「ホットで入れて急冷」の入れ方については、別途、書く予定です。(単に氷を入れたグラスの上にドリッパー置いてドリップするだけですが。。。)

iwaki ウォータードリップサーバー

フェアトレードコーヒーフェア (5月10日) のお知らせ (コーヒーミニ樽プレゼント)

アースデイ神戸、終了しました。雨、寒さという悪天候にもかかわらずお越しいただきありがとうございました。

アースデイの次は世界フェアトレード・デー(※)です。
既にイベントまとめとしてはお知らせてしておりましたが、個別にはアナウンスしておりませんでしたので、改めてお知らせします。

開催日: 5月10日 (土)
内容: フェアトレードのコーヒー豆(東ティモール レテフォホ)をお買い上げのかたにミニコーヒー樽を贈呈
※コーヒーミニ樽の在庫30個が無くなり次第終了となります。

東ティモール レテフォホは、苦味&酸味のバランスが良いシティローストで焙煎していますので、ぜひ、この機に、お試し下さい。

世界フェアトレード・デーとは
フェアトレードの認証については、フェアトレードの商品を対象とするFLOの認証と、フェアトレードに関わる組織を対象とするWFTOの認証が主にあります。
世界フェアトレード・デーとはWFTOが「5月の第2土曜日を世界フェアトレード・デーとして盛り上げる!」と立ち上げたものですが、現在ではWFTO認証の有無に限らず、さまざまな団体、個人が参加し、各地でイベントが開催されています。
ちなみに、WFTOには75カ国約450の団体が参加しておりますが、日本ではPeople Tree でお馴染みのフェアトレードカンパニー株式会社のみとなっています。ミニコーヒー樽