ゴールデンウィークということで普段よりお酒を飲む機会が増えるかたも多いと思います。
コーヒーとお酒というと、二者択一では無く、両方それぞれを嗜まれるかたが多いのでは無いでしょうか。
さらにはコーヒーとお酒をコラボさせた「酒入りコーヒー」なんてジャンルもあり、世界中で広く飲まれています。
そのひとつとして、以前にコーヒーウォッカを紹介しましたが、これからの時期にウォッカは合わないと思います。
先日遠方から来てくれた知人に「ブラック・ローズ」というカクテルを作って出したので、夏向けの「酒入りコーヒー」として紹介しようと思います。
「ブラックローズ」というのは、「バーテンダー」という漫画の17巻133話で出てくるカクテルです。
「珈琲・・・なんてバーで言ったら怒られますよね?」と言った女性客にバーテンダーが出したのが「ブラック・ローズ」です。
漫画のレシピでは、ゴールド・ラム45mlとアイスコーヒー120mlを合わせるだけです。
ゴールド・ラムはラムを色で分類した時の呼び方のひとつで、名前のとおり金色のような薄い褐色のラムです。
本来は樽熟成して色づくのですが、着色料を添加して色づけているものもあります。
珈琲とまぜたらラムの色なんてわからなくなるので、色だけのゴールド・ラムなんてナンセンスな気がします。
ちゃんと熟成が進んだ甘味とコクのあるものを使ったほうがいいでしょう。
(と、書いておりますが、昨日は選択の余地が無く、着色料タイプのお世話になりました。)
ゴールド・ラムよりさらに熟成が進んだダーク・ラムもいいと思います。
ラムをお持ちでしたら、暑い夜の一杯にお試し下さい。
(漫画では故人を追悼するシチュエーションでしたが、細かいことは気にせずにいきましょう。)