珈琲豆ペーパーウェイト

二宮町の陶芸土末(どすえ) 千崎舞さんに作っていただいた珈琲豆のペーパーウェイトどすえ。(^^;)

「ウォッシュドだからセンターカットは薄い色にしてくれ」とか、

「ピーベリーじゃないので上は平らにしてくれ」とか、

嫌がらせのような注文にも快く応えてくださり、クオリティの高い作品ができあがりました。
個人的にはセンターカットの微妙なカーブがツボにはまってます。

今回販売するのは水洗式アラビカ種コーヒー豆の浅煎り・中煎り・深煎りで各1,000円です。

「ナチュラルは?」
「ロブスタは?」
「ピーベリーは?」
といった声が聞こえてきそうですが、また、次回以降ということで。

自分用もいいですが、父の日などのプレゼントにいかがでしょうか。

コーヒーが好きなあの人にコーヒーを贈りたい・・・
でも、好みがわからんし・・・
豆のままがいいのか粉に挽いたほうがいいのかもわからんし・・・
もしかすると家にコーヒー豆がまだ大量に残ってるかもしれんし・・・

そんな時に使える一品だと思います。よろしくどうぞ。

珈琲豆ペーパーウェイト

アメリカンコーヒー

「アメリカンをよく飲むんですけど、豆はどれがいいですか?」
といった質問を時々いただきます。

アメリカンコーヒー(アメリカン)といえばコーヒーをお湯で薄めた軽いコーヒーのイメージをもたれているかたが多いです。
そう言う店主も学生時代にバイトしていたハーバーランド・モザイクの某店でホットコーヒーを同量のお湯で薄めてアメリカンとして出し続けていましたので、お湯で薄めたコーヒーがアメリカンという認識を長年持っていました。

しかし、元々、アメリカンコーヒーは焙煎度の浅いコーヒーで淹れたコーヒーのことを指していたとのことです。
アメリカンコーヒーという言葉は和製造語で、アメリカで昔よく浅煎りのコーヒーが飲まれていたことにちなんでいます。
アメリカで浅煎りのコーヒーが飲まれるようになった経緯はいくつかのストーリーがありますが、一番有名でかつロマンを感じる話は、「ボストン茶会事件をきっかけに紅茶と決別してコーヒーを飲むようになったアメリカ人が、それでも飲みたかった紅茶を偲んで、コーヒーを紅茶に近い色にしようと、浅煎りのコーヒーを使って淹れた」というものです。

前置きが長くなりましたが、冒頭の質問に回答させていただきます。
どちらのアメリカンを好まれているかによって、以下のどちらかを選んで試してみてください。

【本来の焙煎の浅いアメリカンを好まれているかた】

ミディアムローストのコーヒーを選んで淹れてみてください。
(焙煎度が浅いので酸味が強めなのは許容してください。渋みも出やすいので、短時間(ペーパードリップなら3分を超えない)で入れ終わるようにしてみてください。)

【薄くて軽いアメリカンを好まれているかた】

焙煎度は酸味があまり無いフルシティローストぐらいがいいと思います。出来上がり量160mlなら、10gのコーヒー豆を使って80mlのコーヒーを淹れて、それを同量のお湯で割るぐらいが適当だと思いますが、割合はお好みで調整してみてください。

「オススメの飲み方」「理にかなった飲み方」というものはありますが、コーヒーは自由な飲み物。お好みのスタイルで自由に楽しんでいただくのも良いと思います。
(最近店主は毎日トルコ式飲んでます。(^^))

ミディアムロースト

新コーヒー豆: グァテマラ / ラ・クプラ

6/4よりグァテマラ ラ・クプラ を販売開始しましたので、お知らせします。焙煎度はシティローストです。

昨年から販売しておりましたラ・クプラがまだ残っていたわけではありません。(^^;)
正真正銘のニュークロップです。今年は日本への入港が早く、この時期に紹介できることになりました。

当店のようなコーヒー焙煎業者の中では、早すぎる収穫、船積みは嫌われることがあります。
それは、一般的にコーヒーチェリーは標高の低いほうから熟し始めて、早く収穫されるので、早く入港するものは「標高の低いところのコーヒー」ということがあるからです。
コーヒーは栽培地の標高が高いほうが評価が高くなり、低いところで育ったコーヒーは嫌われる傾向があるのです。

しかし、このラ・クプラにはあてはまりません。
なぜなら、クプラとはスパニッシュ・コロニアル様式 の建築物に見られる屋根の上に作られた通気口(写真参照)のことで、アンティグアの名門フィラデルフィア農園の中でも最も標高が高い区画を指しているからです。
最高峰の味を試してみてください。

これがクプラとよばれる通気口だそうです。

最後に、フィラデルフィア農園のWEBサイトを見つけたので以下にリンクを貼っておきます。(リゾート地化してますね。)
Finca Filadelfia La Antigua Guatemala

コーヒーゼリー販売開始のお知らせ

6月からコーヒーゼリーを販売開始しましたので、お知らせします。
写真のマンゼリンの他、シティ、フルシティ、フレンチ、イタリアンの焙煎度毎のものがあり、計5種類で各200円です。
焙煎豆の在庫状況によって、ゼリーの有無、種類が変わってきますが、見かけましたらよろしくお願いします。
コーヒーゼリー

コーヒー豆屋の焙煎度別コーヒーゼリー

coffee jelly

【商品の説明】

自家焙煎のコーヒー豆屋ならではの、フレッシュな焙煎豆をふんだんに使ったコーヒーゼリーです。
濃厚なコーヒーフレーバーと控えめな甘さが特徴です。
アガーで固めているので、常温では溶けません。
使用しているコーヒー豆の焙煎度はフルシティ、フレンチ、イタリアンの3種類です。
お好みでクリーム、ミルク、豆乳などをかけてお召し上がりください。

【原材料】
コーヒー豆、砂糖、アガー
【アレルギー表示】

 

2014年6月の特豆のお知らせ (フェアトレードコーヒー: マラウィ チノンゴ)

2014年6月の特豆はマラウィ チノンゴです。

フェアトレード月間は終わりましたが、引き続きフェアトレード認証のコーヒーを特豆価格で提供します。

ご購入量 通常価格 特豆価格
100g 520円 480円
200g 1,000円 920円 (100gあたり460円)
500g 2,400円 2,200円 (100gあたり440円)

認証コーヒーは”認証ラベル”という”お墨付き”があるものの、生産者の顔が見えない、フェアトレードによる効果が見えてこないといった欠点がありがちです。
日本のNGO等が直接生産者支援しているタイプのフェアトレードとは違い、単に商社等が認証済みの原料を仕入れていているだけですので、当然ではあるのです。
「全ての生産者を管理しているはずの認証団体なら情報公開できるはずでは?」という気もしますが、現状はなかなかそこまで手がまわっていません。

しかし、最近では組合や農園といった生産者自身が、WEBサイトやSNSで情報発信してくれていることが増えてきています。
さらに、情報発信だけでなく、Facebookページで”いいね”したりコメントしたりすれば、消費者と生産者が直接つながることもできてしまいます。
当店の”マラウィ チノンゴ”の生産者であるミスク農協が属するムズズコーヒー組合でも、WEBサイト, Facebookページで情報発信していますので、ご参考までに以下にリンクを書いておきます。
Mzuzu Coffee Planters Coopeartive Union Limited
Mzuzu Coffee Planters Cooperative Union Limited (Facebook)

マラウィ ミスク地区の子どもです。

これからも、生産者の情報がわかるURLなど見つかったら載せていきますので、よろしければ見てみてください。