レンズ豆であんこ

黒目豆(ブラックアイ)、ウラド豆(ブラックマッペ)と来てとまってましたが、久しぶりの更新はレンズ豆です。

ややマイナーでしょうか?

神戸ではレストランでは見かけませんがスパイスショップやハラル食品店などではよく置いてある豆です。

【使用した豆】

皮むき加工されたレンズ豆で、Red と呼ばれているもの。

呼び名のとおり、レッドのようなオレンジのような鮮やかな色をしている。

鉄分などの豊富で、乾燥豆の中でも最も栄養豊富と評される。

【調理特性】

これまでのところ、最短の煮込み時間で餡が作れた。

浸水なしでも10分ほど煮込めば、餡が作れるぐらいの柔らかさになるので、圧力鍋を使うまでも無い。

煮込むと綺麗なレッドが地味な黄緑に変わるのが理科の実験のようで面白い。

元から皮むき加工されているので、皮を取る手間も無く、漉し餡が完成する。

水っぽくなりがちだが、水分を飛ばす程度、砂糖の量などで調整はできそう。

【風味評価】

栗に少し異臭が加わったような独特の香りで、栗以上に好き嫌いが分かれる。

【コーヒー餡への適性】

コーヒーで煮込むのには向かない。

試したみた味付けでは、ジンジャー、シナモンのほうが相性が良かった。

レンズ豆こし餡の最中
レンズ豆の漉し餡を最中に使ってみました。栗餡のような風味です。

【エピローグ】

短時間、簡単、低コストに漉し餡を作れる点は便利だと思います。

栄養が豊富(らしい)のも、豆を主食として食する俺みたいな人にはありがたいと思います。

コーヒー餡に拘らず、元の個性的な風味をいかした菓子やパンにしたほうが良さそうです。

初の「リピ確定」となりました。