ハリオ V60 ドリッパーの選び方(サイズ編)

今年も残り3週間となりました。

年末年始は帰省してご両親にコーヒーを淹れてあげよう、というかたもいらっしゃるのでは無いでしょうか?

以前にドリッパーの材質はガラスか樹脂がいいですよという内容を書きましたが、今回はサイズについてです。

ハリオV60円錐ドリッパーには現在3種類のサイズがあります。

1~2杯用、1~4杯用、1~6杯用(樹脂、ガラスのみ)です。

1~6杯が検討対象になることは滅多にありませんので、1~2杯用 or 1~4杯用に絞ります。

ハリオ V60 ドリッパー 1~2杯用

【1~2杯用の容量】

1~2杯用のドリッパーに40g入れると上の写真のような感じです。

V60ドリッパーには計量スプーンがついていて、すりきり1杯で約12gです。

したがって、1~2杯用ということは、「コーヒー豆(粉)24gまで用」となりそうですが、実際には写真のとおり40gは入ります。

中の粉は当店で一番深煎り(イタリアンロースト)の豆を挽いたばかりのもので、最もカサが増えてる状態といえます。

焙煎度がもっと浅いものや、挽いた状態で袋に密封されて売られているようなコーヒー豆なら、カサはもっと減るはずです。

「40g入ると言っても結構一杯やん。こんなんで湯を注げんの?」と思われるかもしれません。

でも、ヒタヒタぐらいまでしか湯を注がないようにすれば、大丈夫です。

40gあれば、おおよそ500mlぐらいのコーヒーが淹れれます。

コーヒーセッションなどでは「150mlに対し15g」としてますが、通常は量が多いほど効率が良くなるので、500mlなら50gも要らず、40g程度でいけます。)

【まとめ】

1~4杯用だと、少量の場合にポットの先が粉から離れ、淹れにくいと思います。

大体の目安として抽出量が450mlまでなら1~2杯用がいいと思います。

普通のコーヒーカップなら3杯以上いけますね。

逆に「450ml以上淹れるなら1~4杯用がベター」ということになります。

ちなみに、俺は自分の分(150ml)だけ淹れる時も、帰省した時に3人分(450ml)まとめて淹れる時も、同じ1~2杯用ドリッパーです。

以上、ご参考になれば幸いです( ´∀`)