Oexussi – 東ティモールの飛び地

本日より2013年のアースデイ神戸以来のティモールブレンドをリリースしました。

2002年にインドネシアの支配下から独立(主権回復)した東ティモール、その両国のコーヒー豆をブレンドしています。

そのPOP(下の画像)を作っていたら東ティモールに飛び地があるのが気づきました。

太線で囲まれているのが東ティモール領です。
太線で囲まれているのが東ティモール領です。

気づいてしまうとスルーするのは気持ち悪い性なのでサクッと調べてみました。

・このインドネシア領に囲まれた飛び地は Oecusseという地区(県)で図のとおり現在は東ティモールの領土になっている。

・この地区はポルトガルがティモール島に最初に上陸したところで、その後も本拠地として重要なところだった。

・その後スペインとのティモール島の領土争いで、ポルトガルの勢力は島の東に追いやられていった。

・ポルトガル&スペインが争いをやめて領土を分けあおうとなった時に、東はポルトガル領、西はスペイン領となったが、西側の Oecusse 地区だけは元もと本拠地としていたポルトガルの領土になった。

・その後、日本軍による占領、インドネシア独立、東ティモール独立を経ても、飛び地のまま東ティモール領となっている

北が海に面している以外はインドネシアに囲まれており、東ティモールがインドネシアの侵攻を受けた時は、まさに四面楚歌で、ひどい目にあったようです。

個人的に一番行きたい国、東ティモール。
店やってるし、相方は全く興味無いしで、なかなか行けそうにないですが、もし行くことになった暁には Oecusse も訪れようと思います。

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