12月の「コーヒーセッション (ペーパードリップ抽出編)」の開催のお知らせ

12月の「コーヒーセッション (ペーパードリップ抽出編)」の開催日程をお知らせします。

日にち: 12/16,12/30
時間: 10時-11時,14時-15時, 18時-19時の1日3回開催です。

既にセッションのページから申し込み可能となっていますので、よろしくお願いします。

入れ方のポイントのひとつは、目標となる抽出量、時間を決めて、それを目指して入れることです。
ドリップスタンド、タイマー付きスケールを使って、実際に抽出量、時間を測定しながら入れていただきますので、トライしてみてください。

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コーヒー豆「エチオピア / イルガチャフィ コンガ」販売開始のお知らせ

本日(11月30日)からエチオピアのコーヒー豆 「イルガチャフィ コンガ」を販売開始しましたのでお知らせします。
焙煎度はフルシティローストです。ミディアムローストのほうも販売中のイルガチャフィが無くなり次第入れ替えます。

ご購入量 価格
100g 480円
200g 920円 (100gあたり460円)
500g 2,200円 (100gあたり440円)

これまでもイルガチャフィ地区の豆をあつかっておきましたが、今回はイルガチャフィ地区の中でもコンガ村に限定された生豆を焙煎したものになります。
クロップ(収穫年度)も新しくなり、よりフレッシュになりました。ぜひお試しください。
et yirgacheffe - handpicking

コーヒー豆: エチオピア イルガチャフィ コンガ

【基本情報】
エリア イルガチャフィ地区 コンガ村
標高 1,870-1780m
生産者
クロップ 13/14
加工方式 ウォッシュト
品種
認証

“モカ” とはイエメンにある港の名前に由来し、この港から出荷されるイエメンとエチオピアのコーヒーを指していました。
したがって”モカ”と呼べるコーヒーは多種多様ですが、この “モカ” はエチオピアのウォッシュト(水洗式)です。シダモ地方イルガチャフィ地区の中でもコンガ村で栽培されたものだけを集めたコーヒー豆です。

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伝統的なナチュラル精製のモカとは一味違う、クリーンで華やかなフレーバーを感じることができます。

ウォッシュト(水洗式)で精選された生豆にさらに手作業による不良豆除去を繰り返した高品質なコーヒーです。

et yirgacheffe - handpicking

練り込み、混ぜ込み、巻き込みのニュアンスの違い

当店ではPOPやWEBで各ベーグルを説明するのに「練り込み」「混ぜ込み」「巻き込み」という表現を使っています。

意図的に使い分けているのですが、通じにくいこともあるようですので、今回は簡単にまとめることにします。

(1) 練り込み
生地を作る時に初っぱなから小麦粉などと一緒に入れることです。粉チーズ、ブラックペッパーなど粒度の小さいものが対象になります。

(2) 混ぜ込み
生地がある程度まとまってきた段階で具材を混ぜることです。ドライフルーツ、チョコチップ、ナッツ類などやや粒が大きなものが対象になります。
混ぜ込み

(3) 巻き込み
こねあがった生地をのばして、中に具材を巻き込むことです。クリームチーズ、ベーコン(ベーコンチーズ)、さつまいも(黒ゴマおさつ)など比較的大きめの具材が対象です。

少し注意していただきたいのは巻き込み系のベーグルをスライスすることです。
あんぱんを縦にカットすることはあっても、横にスライスする人はあまりいないですよね。
大きさは違いますが、巻き込み系のベーグルも水平方向にはスライスしないほうが綺麗に召し上がっていただけると思います。
とはいえ、ご購入いただいたベーグルはお客様のものですので、ご自由にお楽しみくださいませ。

ドリップスタンド(特別仕様)

昨日紹介したドリップスタンドとは別に、特別仕様で作っていただいたものがあります。細かいニーズにもオーダーメイドで対応していただける事例として紹介したいと思います。

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これが特別試用バージョンです。ドリップスタンドの台座にHARIOのスケールを置いて、さらにその上にFire-Kingマグを置いた時にピッタリ合うように作っていただいています。
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コーヒーの焙煎や抽出を仕事にしているものなら、きっちり抽出量を測って、味をとりたいケースがあります。
このような場合に、スケールの上にマグやサーバを置くことで、抽出量(g)を測定します。

この特別仕様バージョンの場合、スケールに荷重をかけるものは、以下のとおりです。
・マグ
・マグの中の液体

シンプルですね。(^^)

HARIOの純正ドリップスタンドもありますが、ドリップスタンドがスケールの上に乗るように設計されています。
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この場合、スケールに荷重をかけるものは、以下のとおりです。
・ドリップスタンド
・サーバ
・サーバの中の液体
・ドリッパー
・ペーパーフィルター
・ドリッパー内の粉
・ドリッパー内の液体

一杯ありますね。(^^;)
やっかいなのは最後の「ドリッパー内の液体」です。蒸らしの前にTAREすると、マグには落ちていない、ドリッパー内の液体まで加算されてしまいます。
取説の手順では、蒸らしの後にTAREするように書かれていますが、その場合はTAREする前にマグにポタポタ落ちた分が除外されてしまったり、TARE後にさらに粉に染みこんだ液体分が抽出量として加算されてしまったりと、正確な測定が困難です。

このような課題を解決するために、特別仕様バージョンを制作することとなりました。
さすがにこの仕様は、プロかマニアのかたにしかニーズが無さそうですが、既に使用中のドリッパーや容器にぴったり合うものが欲しいとかはあるんじゃないかと思います。お気軽にご相談いただければと思います。