先週の6月16日は和菓子の日でした。
「嘉祥元年6月16日に仁明天皇が16個のお菓子などをお供えして、病気がなくなり、健康で幸せに暮らせるように祈った」というのが由来だそうです。
コーヒーの日も、これぐらいちゃんとした由来があると良いのですが(;´∀`)
とはいえ、16個はさすがに多すぎるので、俺は一番好きな和菓子1個に絞って、和菓子の日にいただくようにしています。
それは「柏餅」です。
【柏餅選びのジレンマ】
過去に、白(こし餡)、緑(蓬&粒餡)、桃(味噌餡)の中では、白が一番コーヒーに合うという結果が出ていますので、今回も白にするつもりでした。
でも、単に小豆餡としての比較では、こし餡より粒餡の方が好きなんですよね。
これは決して俺が変わっているわけでは無く、ネット上のアンケート結果を見ても、関西は粒あん派が多いようです。
また、和菓子屋さんは、粒餡は自家製でも、こし餡は製餡所から仕入れるというパターンが多いので「そのお店の餡を味わいたい」と思うと粒あんを選びたくなるという事もあります。
そんなわけで、店頭で悩んだ結果、当初の予定に反し、緑を取ってしまいました。
柏餅を選ぶ時に陥りがちな、「コーヒーとの相性を重視して白にするか」or「粒あんを重視して緑にするか」のジレンマです。
【コーヒー好きにとって理想の柏餅】
このジレンマを解決するのは、ずばり、粒あんが入った白い柏餅です。
これがコーヒーと粒あんが好きな人にとって理想の柏餅だと思います。
なんだ、そんな事か┐(´∀`)┌、と思ったでしょ?
しかし、これがありそうでなかなか無いのです。
少なくとも、今シーズン柏餅をいただいた8軒の和菓子屋さん(味正堂さん、甘栄堂さん、月ヶ瀬さん、つるや本舗さん、ナダシンさん、双葉堂さん、美吉堂本舗さん、幸福堂さん)にはありませんでした。
そこで、「柏餅ならココ!」と思う和菓子屋さんに、「粒あんの入った白い柏餅」をオーダーメイドで作っていただいて、「コーヒーにベストな柏餅(仮称)」としてコバルトで提供することを考えています。
とりあえずは、継続的に提供するのでは無く、イベントや記念日などでのピンポイントでの提供になると思います。
柏餅シーズンが終わったばかりで、いぶ先になりそうですが、「遅くとも来年の和菓子の日までには!」と思っていますので、ご期待ください。