フレンチプレス、サイフォンに走る前に! 浸漬(しんし)法での簡単なコーヒーの淹れ方

ハリオやカリタのドリッパーでハンドドリップしていた人が、魔が差して、「フレンチプレスやサイフォンにもチャレンジしてみよう」ということがあると思います。

それ自体は別にOKだと思います。

フレンチプレスやサイフォンのような、挽いたコーヒー豆と湯を混ぜて一定時間放置して濾すだけの方法(浸漬法)は安定してますし、待ってる間に他の用事ができるのも便利かもしれません。

ただ、「挽いたコーヒー豆と湯を混ぜる」→「放置する」→「濾す」は、今まで使っていたドリッパーと紙で簡単にでき味も遜色無いと思います。

至って簡単なやり方ですが、「目からウロコ」な方もいらっしゃるかもしれませんので紹介します。

【手順】

(1) 中粗挽きのコーヒー豆15gを耐熱容器に入れる

(2) 湯200ml(200g)を注いで、3分待つ

※(1),(2)のコーヒー豆、湯の量は約150mlのコーヒーを標準的な濃さで作る場合ですので、都合に合わせて調整してください。

(3) 待ってる間に、余った湯でドリッパーとカップを温めておく

(4) 3分たったら、ドリッパー&ペーパーフィルターで濾す

※ カップを温めていた湯はあらかじめ捨てておいてください。

出来上がり!

【この方法のいいところ】

・簡単!
・再現性が高い!
・特別な器具が不要!
・(フレンチプレスと違って)微粉がカップに混ざらない
・(サイフォンと違って)湯温と抽出時間が自在に調整できる

ね!いいところばかりでしょ?

個人的には、既にドリッパーをお持ちの方なら、フレンチプレスやサイフォンを新たに入手する必要は無いと思います。

普段はハンドドリップの俺も、焙煎したコーヒーを味見する時はこの方法です。

よろしければ試してみてください。

美味しいコーヒーはシンプルに ( ´∀`)_c□~