最近は購入した焙煎豆から、欠点豆をご自分で取り除くお客様がいらっしゃるようです。
自分も焙煎を始める前はコーヒー豆屋さんで豆を買っていたのですが、そんなことは一度もしたことありませんでした。
その豆屋さんの品質レベルを見るために、欠点豆の混入具合をざっくりチェックすることはあっても、取り除くことはありませんでした。
なので、お客様からそういう話を聞いて少しびっくりしました。
話を聞いてると、「焙烙などで焙煎を体験したことはあるが、やはり手間がかかるので結局焙煎豆を買っている」というかたに多いようです。多少なりともハンドピックの経験があるので、購入した豆の中に欠点豆があると気になるようです。
そこで、取り除いたほうがいい豆と、あまり気にしなくていいい豆を簡単に写真で説明したいと思います。
(1) 取り除いたほうが良い豆
色が明らかに周りと違う(異様に薄かったり、黒かったりする)は取り除いたほうがいいです。食べてみるとわかりますが、不快な異臭が口に広がります。
注意点ですが、お店によっては焙煎度の違う豆をブレンドしていることがあります。その場合は、色が揃っていないのが当たり前なので、この判別はあまり役に立ちません。
(2) あまり気にしなくて良い豆
貝殻みたいな豆、クレーターみたいになっている豆、割れている豆は、あまり香味への悪影響はありません。それほど神経質に取り除かなくていいと思います。量が減ってしまいますしね。
(1)と(2) の両方に該当する場合は、もちろん(1)優先です。取り除いたほうがいいです。
以上、ご参考になれば幸いです。