本日より販売開始したブラジル ボンジャルディンはパルプドナチュラルという方式で加工・精製された生豆を当店で焙煎したものです。
ナチュラル、ウォッシュド、スマトラ式とコーヒー豆加工方式の説明を続けてきましたが、パルプドナチュラルはまだでしたので、紹介させていただきます。
パーチメント、ミューシレージいった用語は初回記事をご参照下さい。
パルプドナチュラルの方式では以下のプロセスでコーヒーチェリーから生豆へと加工されます。
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- 収穫
- まずは赤く熟したチェリーを摘み取る
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- 果肉除去
- チェリーの果肉をパルパー(果肉除去機)にて除去する
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- 乾燥
- ぬめり(ミューシレージ)のついたままのパーチメントコーヒーをそのまま乾燥する
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- 脱殻
- 十分に乾燥してカリカリになったところを脱殻する
パルプドナチュラルはブラジルで開発された方式です。
伝統的なナチュラルと比較し、果肉除去のプロセスで異物や不良豆が取り除かれるため、精製度を高められるというメリットがあります。
また、果肉がついたまま乾燥させるナチュラルと、ミューシレージのみが付着した状態で乾燥させるパルプドナチュラルでは、風味の質にも差が出てきます。