【目指したもの】
このブレンドは、酸味も苦味も強すぎず、バランスのとれた味を目指しています。
香りの面でも、特別に個性的なアロマやフレーバーが出ないように意識しています。
「コーヒーを1種類しか提供しない喫茶店やレストラン等で無難に使っていただける。」
「コーヒーが何種類かある店でホットをオーダしたら出てくる。」
そんなコーヒーをイメージしています。
【こめられた想い】
このブレンドには Coffee Around The World、つまり、世界のいろんなコーヒーを紹介したいと思いがこめられています。
当店のコーヒー豆のラインナップでは、特定の生産国を常時置き続けるのでは無く、できる限りその時期に旬なものに入れ替えることで、いろんな国のコーヒーを焙煎しお客様に紹介していきたいと思っています。
とはいっても、インドネシア、エチオピア、ブラジルなど個性が強いものは、それらを気に入って「いつもの!」と支持し続けてくださっているお客様のことを考えると、入れ替えにくいです。
ただし、グアテマラ、タンザニア、コロンビアなども日本では定番となっている豆ですが、これらは無い時があっても、あまり不都合は無いように思います。
例えば、グアテマラは中米の他の産地のものでもいいし、中米の時期でないなら、アフリカの豆に替えてもいいと思っています。
そんな考えにもとづき、シティブレンドのベースは、これまでグアテマラ、コスタリカ、エルサルバドル、タンザニア、ルワンダとコロコロ変えています。
自分が焙煎豆を買う立場だった頃、いつ行っても同じ品揃えのお店にはワクワクしませんでした。
だからこそ、自分の店では Coffee Around The World でワクワク感や季節感を演出したいと思っています。
そんな思いをブレンドにも反映しているのがシティブレンドです。
ブレンドの中では一番飲みやすいと思いますので、よろしければ試してみてください。