TABLE FOR TWO 対象コーヒー豆の決め方

TABLE FOR TWO 対象コーヒー豆 ルワンダ コパカマ

先週からスタートしたコーヒー豆「タンザニア ムリバ」、まずまずのスタートで、誠にありがとうございます!

このコーヒー豆は、「ルワンダ コパカマ」以来の久しぶりの TABLE FOR TWO (以降、TFTと略します) 対象メニューとしております。

以前は「TFTって??」というお客様が多かったのですが、今年は「おにぎりアクション」が盛り上がってるせいか、認知度があがっているみたいです。

しかし、「おにぎりアクション」から入った方にとっては「TFT対象メニューって?」という方もいらっしゃるようです。

TABLE FOR TWO 対象メニュー Reiko

【TFT対象メニューとは】

TFTは東京にあるNGOで、アジア、アフリカの途上国のこどもに給食を供給する活動をしています。

[アフリカの子どもたちに給食を TABLE FOR TWO公式サイト]

参加している企業の食堂、飲食店、物販店などでは、低カロリー等のヘルシーメニューをTFT対象メニューとして提供します。

そして、それを1つ購入いただくこと毎に、代金のうち20円がTFTを通じてアフリカやアジアの途上国のこどもに給食1食分として届けられる仕組みです。

C0007-TFT2

【当店のTFT対象メニュー】

当初はカフェオレベースリキッドコーヒーといった無糖のリキッド商品を対象メニューとしていましたが、昨年からコーヒー豆に変えました。

対象とするコーヒー豆は以下の条件で選んでます。

(1) TFTが支援している国のコーヒー豆であること

現在のTFT支援先は、ウガンダ、エチオピア、ケニア、タンザニア、ルワンダ、ミャンマー、フィリピンです。(全てコーヒー生産国ですね。)

(2) シティローストの豆であること

TFTプログラムは単なるチャリティーでは無く、先進国の人にも、ヘルシーメニューによって不要なカロリー摂取を抑えれるというようなメリットがあるのが特徴です。

そこで、普段、砂糖やフレッシュを入れてコーヒーを飲んでる人でも、ブラックでも飲みやすいコーヒーということで、苦味も酸味も強くないシティローストの焙煎度を選んでいます。

(3) 良いコーヒー豆であること

「TFT対象メニューだから・・・」とお情けで買っていただくような豆ではいけないと思っています。

そんな事に関係なく、品質、価格に納得して選んでいただける豆を選ぶようにしています。

以上のような条件を付けているので、ふさわしいコーヒー豆が無い場合は、TFT対象メニューがラインナップから消えます。

TFTメニューのために仕入れる生豆を選んでるわけではないので、無理なく続けていきたいと思っています。

そんな、有るか無いかもわからないコーヒー豆ですが、もし店頭で遭遇した時はぜひ試してみてください。

TABLE FOR TWO 対象コーヒー豆 ルワンダ コパカマ

新 ジップロック コンテナー を使ってみました

リニューアルしたジップロック コンテナー

今年春にリニューアルした旭化成さんのジップロック コンテナー。

遅くなりましたが、ようやくいくつか取り寄せてコーヒー豆用に評価してみました。

リニューアルしたジップロック コンテナー

【適した用途】

旧モデル同様に運搬用として使うほうが良さそうです。

コーヒー豆の容器には運搬用と保存用があることは前に書きました。

臭いや湿気からコーヒー豆を保護したい保存用容器には、メーカーが「液漏れしない」ことをうたっている器がオススメです。

新しくなったジップロック コンテナーですが、旧モデル同様に「液体がもれることがあります」の但し書きがありますので、保存用より運搬用で使うほうがいいと思います。

4点ロック等はありませんが、よっぽど衝撃を与えない限り、フタが外れることは無いでしょう。

なお、保存用には、スクリューロックのほうがむいてると思います。

【容量】

以下は、東ティモール レテフォホフルシティローストの豆で試した結果です。
豆の大きさに寄って多少変わることにご留意下さい。

[正方形130ml]・・・コーヒー豆40g程度が入ります。2,3杯分ですので、職場、外出先などで淹れたい時とかに使えそうです。

[長方形300ml]・・・約100g入りますが、余裕がありません。当店で100gを持ち帰る場合は、510mlのものか次の正方形700mlをお使い下さい。

[正方形700ml]・・・200gまでこれで大丈夫です。

[正方形1,100ml]・・・400gギリギリです。400g以上をお持ち帰りの場合は、上位の1,900mlを用意していたほうがいいです。

【おまけ情報】

正方形700と1,100ですが、正方形の面積が旧モデルより一回り大きくなったため、食パンの角食が入るようになりました。

6枚切り2切れまでなら700ml、5枚切り2切れや半斤なら1,100mlにいい感じに入ります。

1切れや2切れ買って帰るのに、透明のビニール袋に入れてもらって、それをさらにお店オリジナルの手提袋に入れてもらってって、何か気が引けるじゃないですか。

そんな時に使い勝手のいい容器だと思います。

新しいジップロック コンテナーには食パン(角食)がぴったり入るものがあります

 

勝手に作るコーヒーギフト(コーヒーと羊羹←コーヒー羊羹では無い)

コーヒーと羊羹(春日野道 甘栄堂本舗さんの六甲山景)のギフトセット

コーヒーと羊羹のギフトセット

【お客様のご希望はコーヒーとそれに合う食べ物のギフトセット】

昨夜の閉店間際に来られたお客様は、ご自分用で無くギフト用をご希望のかたでした。

うちのギフトは現在コーヒー豆200gを3種類というセットしかありません。

しかし、お客様は、何かコーヒーに合うお菓子もセットに含めたいとのこと。

ベーグル、ビスコッティぐらいしか作ってない店としてはつらいとこです。

相談の結果、日頃利用している近所のお店のお菓子を勝手にセットにすることになりました(^_^;)

【コーヒーと羊羹はナイスコンビ】

今朝は開店準備を早めに終えて、春日野道商店街までダッシュ!

和菓子の甘栄堂さんで、「六甲山景」(羊羹)の3種類(粒、練、柚)を大人買い。

「六甲山景」という名が、神戸から届くギフトっぽくていい感じです。

いつも日本茶と合わせている人は意外かもしれないけど、羊羹とコーヒーは相性バッチリなんですよ。

柚(柚子)は試す前は自分も「どうかなぁ?」と思ってましたが、酸味が少しあるコーヒーに合いました。

そいうわけで、勝手にギフトセットを作って、無事発送することができました。

日頃、カロリー過剰摂取に目をつぶり、コーヒーに合うものをあれこれ試している事が、初めてプラスに出た気がします( ´∀`)

【一応、ご要望あればお作りできます】

このセット、もしご希望でしたら、「六甲山景」部分の代金600円でお受けします。

1個180円の羊羹が3個で540円。
(「3個まとめて500円!」とかはありません・・・)

差額の60円は甘栄堂さんまで買い出しに行くサービス料としてご了解ください(^_^;)

もちろん、ご自分で3個買ってきてくださっても構いません。

「六甲山景」は秋冬限定商品で2月まで作られる予定だそうです。

【周辺スポット情報 17】 王将で味噌ダレ餃子 (for 神戸マラソン)

神戸名物 味噌ダレ餃子を王将で

【神戸名物? 味噌ダレ餃子】

大阪、ニューヨークが終わって、次はいよいよ神戸マラソンですね!

そんな折なので、神戸に遠征して来られるランナー向けにご当地グルメ情報を。

神戸グルメといえば神戸ビーフなんでしょうが、食材であって料理ではありません。

料理としては、ぼっかけ、そばめしが有名ですが、その次ぐらいに挙げられるのが、味噌ダレで食べる餃子です。

神戸名物 味噌ダレ餃子を王将で

【あの全国チェーンでも味噌ダレ】

味噌ダレ餃子の店としては、「赤萬」、「瓢たん」あたりが有名ですが、マラソン後は混んでる可能性があります。

それに、それらの餃子は一口サイズなので、もっと大きいのを好む方もいらっしゃるでしょう。

そんな時の代替案として、「餃子の王将」で味噌ダレを出してもらうという選択肢があります。

神戸とその周辺の王将では、味噌ダレを置いていて、頼めば出してくれるところがあるんです。

うちの近辺での状況は以下のとおりです。

  • 三宮旭通店 → 無し
  • 三宮東店 → 有り
  • 春日野道店 → 無し
  • 生田川店 → 有り
  • 三宮下山手通り店 → 有り

神戸マラソン後の過ごし方によるアクセスしやすさは以下のような感じです。

  • 電車に乗らず歩いて(走って)三宮に行く人 → 生田川店
  • 二宮温泉、クアハウスに行く人 → 三宮東店
    ※ただし全席喫煙可なので、風呂上がりにヤニ臭くなる可能性あり
  • 神戸サウナに行く人 → 下山手通り店

【アレンジいろいろ】

ちなみに俺は、味噌ダレはストレートより、ゆずダレと1:1で混ぜるのが好みです。

ただ、ゆずダレも店によって有ったり無かったりします。

お好みで調整してみてください。楽しいアフターランを!

※三宮東店と生田川店を周辺お立ち寄りスポットに追加しました。

珈琲豆型スプーン&ナイフ置きは備前玉としても使えます。

備前玉のようにコーヒーカップに入れてます。

この秋から取扱いを始めた、備前焼のコーヒー豆型スプーン&ナイフ置き。

おかげさまで月2個ぐらいのペースでお客様の元へ旅立っています。ありがとうございます。

さて、このアイテムですが、備前焼ですので備前玉とは形が違うだけです。

当たり前の事と思い、敢えてアピールしてませんでしたが、備前玉と同じ用途で使うことができます。

念のため、この投稿の前に、作っていただいた窯元さんに確認済みです。

備前玉のようにコーヒーカップに入れてます。

備前玉の用途については、ネットにいろいろ書かれています。

水、お茶、コーヒー、お酒に入れたり、炊く系の料理に使ったり、風呂に入れたりというのが代表的のようです。

これらほとんどの利用シーンにおいて、球型よりむしろコーヒー豆を平べったくしたこの形のほうが、コロコロ転がらずに使い勝手がいいように思います。

こちらで試してみたのは、コーヒーに入れるのと、玄米を炊く時に使うものです。

コーヒーのほうは、釉薬を使っていない陶器のカップと同じような、まろやか効果があるように感じました。

玄米はあまり違いがわかりませんでした Σ(´∀`;)

既にご購入いただいたかたでしたら、備前玉代わりとしても使っていただくと、出番が増えて、より楽しんでいただけるかもしれません。

よろしければ、遊んでみてください ( ´∀`)

神戸で楽しむロクム(ターキッシュ・ディライト)

トルコのはありませんでしたがチュニジアのロクムを見付けました!

10月29日はトルコ共和国記念日です。

2013年にジャズベ貸し出しサービスをやって以降、毎年この日だけはトルコ式コーヒーを淹れるようにしてます。

さらに翌2014年からはロクムというトルコのお菓子を手に入れて、トルコ式コーヒーの友として、一緒に楽しむようにしてます。

最初はロクムの入手に苦労しましたが、3年も続けてると、いくつかネタがたまってきましたので、記事にすることにしました。

【「ゆべし」を代わりにする – 2014】

「10月29日にロクムを!」と思ったのはいいものの、2014年当時はネットで検索しても、有効な情報が出てきませんでした。

そこで浮かんだのが、仙台の銘菓「ゆべし」です。
初めてロクムを食べた時、一口食べて「ゆべしみたい」と感じたのを思い出したんです。

ゆべしを探してみると、有名な甘仙堂さんの「くるみゆべし」が、そごう神戸店の「諸国銘菓」コーナーにありました。

ロクムと比較すると、大きくて甘さ控え目です。
そのため、4つに切り分け、切った直後のネチョッとした断面に粉糖を付けると、よりいっそうロクムっぽくなりました。

下の写真は、切り分ける前に撮ってます。
デカイでしょ?

ゆべしをロクム代わりに

【トルコ料理屋で入手する  – 2015】

2015年もロクムの販売店は依然として見つかりませんでしたが、デザートでロクムを出しているレストランがありました。
カフェイスタンブールという三宮のトルコレストランです。

譲ってもらえるか電話確認してから訪問し、無事入手できました。
常時あるわけでは無いようなので、電話で取り置きを依頼してから行ったほうがいいです。

三宮のカフェイスタンブールさんでロクムを入手

【中近東の食料雑貨店で入手する – 2016】

北野のモスクの真ん前に中近東の食品を扱う「キタノストア」さんがあります。
昨年暮れにふらっと入った時に、チョコでコーティングされたロクムを見かけました。

昨日、期待して再訪しましたが、見つかりません (;´Д`)

諦めかけた時に見つけたのが、チュニジア製のロクムでした。
パッケージには”Lokum” では無く、”Roukoum(Loukoumかも)”。
国が違うせいか、スペルが違ってます。
もちろん、”Turkish delight” なんて文言もありません。
あやうく見逃すとこでしたー。

なお、お店の人の話では、政情不安のためトルコのは入って来てないとのことです。

トルコのはありませんでしたがチュニジアのロクムを見付けました!

【番外編 ネット通販】

神戸で見つからないなら、ネットで取り寄せるという手があります。

調べてみたところ、amazon にローズ&レモンのがありました。
華やかでいいですね!
英国から直送なのに低価格なので、以下に貼っておきます。
ただ、これから注文しても、10月29日は間に合わなそうです。

 

以上、ご興味ありましたら、参考にしてみてください。

もちもち好きには嬉しいお菓子です( ´∀`)

コーヒーを淹れる時の蒸らしで掻き混ぜるべきか

ハンドドリップの際にコーヒーの粉をかき混ぜる方法を見かけます

ハンドドリップの際にコーヒーの粉をかき混ぜる方法を見かけます

コーヒーセッションなどでたまに問い合わせいただくのが、「ハンドドリップでコーヒーを淹れる時の蒸らしで、マドラーなどを使って粉を掻き混ぜるべきか?」という事です。

サードウェーブといわれるようなアメリカのコーヒーショップでは混ぜるところがあり、これを真似た日本のコーヒーショップもあるようです。

最近は Youtube だけでなく、Facebook や Instagram でも動画が見れますので、混ぜてる動画を見られたかたもいらっしゃるようです。

今日はこの「蒸らしで混ぜる」ことについて考えてみます。

【混ぜる必要性】

蒸らしの段階で混ぜるということは、その目的は蒸らしの効率化だと思います。

垂らした湯を粉全体に拡散させたいのでしょう。

でも、新鮮で、かつ、適度な大きさに挽かれたコーヒー豆なら、かき混ぜなくても大丈夫です。

中央から落とし始めて、「の」の字を描くように外へ広げていけば、問題なく全体に染みわたります。

【混ぜることの弊害】

それより、混ぜることの弊害が気になります。

コーヒーの抽出は「美味しい成分だけを溶かし出して、不味い成分は粉に置き去りにする」ことに尽きます。

そして、都合のいいことに、コーヒーは美味しい成分ほど溶け出しやすく、不味い成分は溶けにくくなってます。

せっかくそのように都合良くできてるコーヒーなのに、わざわざ粉を掻き混ぜることで、雑味などを湯に取り込んでしまうリスクが高くなることが懸念されます。

【まとめ】

そういうわけで、いいことはあまり無さそうです。
洗い物も増えますしね。

ハンドドリップでの抽出においては日本のほうが先進です。

両手にポットを持って、同時に淹れるような国ですよ。
むこうから来たものを、安直に真似しなくていいのではないでしょうか。

そんなとこです。

美味しい家飲みコーヒーが入りますように( ´∀`)