| エリア | ミナスジェライス州サントアントニオドアンパロ周辺 |
| 標高 | 1,000-1,100m |
| 生産者 | サントアントニオエステートコーヒー生産者組合 |
| 収穫時期 | 2015年6月~8月 |
| 加工方式 | ナチュラル |
| 品種 | ムンドノーボ, カツカイ, カツアイ |
| 認証 | – |
約20の農園から構成される生産者共同体によって作られているコーヒー豆です。
共同体であるからこその情報共有、スケールメリットが活かされ、安定した品質につながっています。
ブラジルの伝統ともいえるナチュラル(自然乾燥式)のコーヒー豆です。

| エリア | ミナスジェライス州サントアントニオドアンパロ周辺 |
| 標高 | 1,000-1,100m |
| 生産者 | サントアントニオエステートコーヒー生産者組合 |
| 収穫時期 | 2015年6月~8月 |
| 加工方式 | ナチュラル |
| 品種 | ムンドノーボ, カツカイ, カツアイ |
| 認証 | – |
約20の農園から構成される生産者共同体によって作られているコーヒー豆です。
共同体であるからこその情報共有、スケールメリットが活かされ、安定した品質につながっています。
ブラジルの伝統ともいえるナチュラル(自然乾燥式)のコーヒー豆です。

名前のとおり、焙煎度がフレンチローストのブレンドコーヒー豆です。
ラインナップにフレンチローストは他にありませんので、フレンチローストの味を一手に背負うものとして、際立った苦味とボディが楽しめるコーヒーを目指しています。
マンデリン、コロンビアと極深煎りにも耐える豆を多く配合しています。
ホットはもちろん、アイスコーヒー、コーヒーゼリー、コーヒーウオッカ、カフェオレなどにも便利に使える一品です。

まだコーヒー豆を買う側だったころ、初めて通うようになった自家焙煎店は、横浜にあるオーダー焙煎の店でした。
自分で豆と焙煎度を選んで店のかたに伝えると、それから焙煎して15分後ぐらいには渡してもらえる形です。
そのお店で、いつもオーダーしていたのはマンデリンのフレンチローストでした。
豆も焙煎度も選択肢は他にもあるのに、いつも「マンデリンをフレンチローストで!」のワンパターン。
お店の人に「マンデリンフレンチ」とか、略して「マンフレ」とか、あだ名をつけられていたんじゃないかと思うぐらいです ^^;
それぐらい「マンデリンはフレンチローストに限る!」という強い主観があったわけです。当然、自分の店でもそれを商品にしようと考えてました。
でも、うちの店のスタイルをいろいろ考えた結果、自分の主観を押し付けるより客観的な品揃えをすべきという結論にいきつきました。
最近の自家焙煎のカフェみたいに、自店で焙煎した豆を自店で淹れるのが主で「豆も売ってあげますよ」的なスタイルなら好きにやればいいと思います。
でも、焙煎屋はそれじゃいかんと思いました。
そして、マンデリンはより幅広いかたに楽しんでもらえるようフルシティローストとなりました。
空いたフレンチローストの枠はブレンドで埋めることにしました。それがフレンチブレンドです。
そんなわけで、このコーヒー豆には「主観にとらわれすぎず、お客様が選び良い品揃えを」との思いが込められていますので、可愛がってあげてください。
よろしくお願いします ^_^

このブレンドは名前のとおりフルシティローストの焙煎度のブレンドです。
産地などによる風味の違いより先に、焙煎度による味の違いがあることをお伝えしたいと思い、「これがフルシティだ」というボディ&苦味&甘味の三重奏を感じれるブレンドを作るというのが基本方針です。
その基本方針にプラスアルファとして多少の個性を加えることを目指しています。
また、このブレンドは定番中の定番になるだろう (^^) と期待し、年間を通じて安定して作れる配合にしようと考えました。
その結果、ブラジル、コロンビア、エチオピアという、仕入れやすい豆を使うことにしました。特にベースで使っているコロンビアは、収穫期が複数(通常は年1回)あって安定感があります。

安定感のあるコロンビアですが、ベースにするデメリットもあります。
コロンビアのコーヒー豆には輸出規格があるのですが、これは粒の大きさだけで判定されいて、不良豆が混ざっているかどうかは全く関係ありません。実際に標準的なコロンビアでは不良豆や異物を取り除くのにかなり手間がかかります。
コロンビアにも農園特定の高品質なものはありますが、えてして高価であり、提供価格があがってしまいます。
当店のコーヒーは近隣のかたが普段飲みしていただけるぐらいの価格で提供したいと考えていますので、極力材料費を抑えて、自分が手間をかけることでエリジブルコーヒー(※)を作っていくことにしました。
(※ エリジブルコーヒーとは飲んだかたに美味しく思っていただける資格のあるコーヒーを当店が勝手に呼称しているものです。詳細についてはコチラを参照ください。)
今後焙煎量が増えて時間が不足してきても「一手間かけて良い物を作って、お手頃に提供する」ということは続けていきたいと思っています。そんな初心を忘れないように、このブレンドをずっと作っていこうと思っています。
このブレンドで使っているコーヒー豆はコロンビア(Colombia)、モカ(Mocha)、ブラジル(Brazil)で、Coffee meets Bagels のイニシャル CMB と一致しています。CmBブレンドという名称も考えたのですが、某大手さんで既に使っている名称だったこともあり、やめました。でも、当店を代表するブレンドにぴったりな CMB の組み合わせは出来るだけ変えずにいきたいと思っています。
このブレンドは、酸味も苦味も強すぎず、バランスのとれた味を目指しています。
香りの面でも、特別に個性的なアロマやフレーバーが出ないように意識しています。
「コーヒーを1種類しか提供しない喫茶店やレストラン等で無難に使っていただける。」
「コーヒーが何種類かある店でホットをオーダしたら出てくる。」
そんなコーヒーをイメージしています。

このブレンドには Coffee Around The World、つまり、世界のいろんなコーヒーを紹介したいと思いがこめられています。
当店のコーヒー豆のラインナップでは、特定の生産国を常時置き続けるのでは無く、できる限りその時期に旬なものに入れ替えることで、いろんな国のコーヒーを焙煎しお客様に紹介していきたいと思っています。
とはいっても、インドネシア、エチオピア、ブラジルなど個性が強いものは、それらを気に入って「いつもの!」と支持し続けてくださっているお客様のことを考えると、入れ替えにくいです。
ただし、グアテマラ、タンザニア、コロンビアなども日本では定番となっている豆ですが、これらは無い時があっても、あまり不都合は無いように思います。
例えば、グアテマラは中米の他の産地のものでもいいし、中米の時期でないなら、アフリカの豆に替えてもいいと思っています。
そんな考えにもとづき、シティブレンドのベースは、これまでグアテマラ、コスタリカ、エルサルバドル、タンザニア、ルワンダとコロコロ変えています。
自分が焙煎豆を買う立場だった頃、いつ行っても同じ品揃えのお店にはワクワクしませんでした。
だからこそ、自分の店では Coffee Around The World でワクワク感や季節感を演出したいと思っています。
そんな思いをブレンドにも反映しているのがシティブレンドです。
ブレンドの中では一番飲みやすいと思いますので、よろしければ試してみてください。

| エリア | スマトラ島北部 ドロサングル地区 |
| 標高 | 1,400m |
| 生産者 | 農協組織, 小農家 |
| 収穫時期 | 2014年10月~2015年3月 |
| 加工方式 | ウェットハル(スマトラ式) |
| 品種 | アテン |
| 認証 | – |
「マンデリン」とはそのまま特定のコーヒー生産地を表す名称ではなく、スマトラ島北部で生産されるアラビカコーヒーの総称です。
そのためマンデリンの生産地は広大なスマトラ島北部に広がり、小規模農家からの集約によるバラツキが発生し品質管理が難しくなっています。

このコーヒ豆は優良産地と知られるドロサングル地区の中でもサラブレッド的なエリアから収穫された大粒のアテン種のみを厳選して使用しています。
サイズで選別した後に重さで選別され、軽い豆は除かれて中身がギュッとつまった豆だけが残ります。これが、飲んだ時のしっかりしたボディにつながると言われています。

| エリア | ナリーニョ県アルバン村 |
| 標高 | 1,800m |
| 生産者 | ブエナビスタ農園 |
| 収穫時期 | 2015年7月 |
| 加工方式 | ウォッシュト |
| 品種 | カツーラ |
| 認証 | – |
コロンビアは世界第3位のコーヒー生産国です。かつては”コロンビアマイルド”と称される良質なコーヒーの産地として名を馳せていましたが、病害への耐性があり収穫量も多い交配種の栽培が増えてきています。こういった品種は香味面での評価は低く、味わいより生産者の安定した生活を目指すものです。
飲む側にとっては残念な動向かもしれませんが、地球温暖化&気候変動がコロンビアのコーヒー生産に悪影響を及ぼす状況では、生産者の安定性を求めることは致し方ないことだと思います。
このコーヒーはコロンビア内で最も評価が高いナリーニョ地区のコーヒーです。
香味面での高品質を優先して、単一農園(ブエナビスタ農園)、伝統品種(カツーラ)で作られているコーヒーです。


| エリア | 中央州 ニエリ県 |
| 標高 | 1,500m |
| 生産者 | ルムキア生産者組合 |
| クロップ | 15/16 |
| 加工方式 | ウォッシュト |
| 品種 | SL28, SL34 |
| 認証 | – |
今や世界最高とも呼ばれるコーヒー生産国ケニア。その中でも高い評価を得ているニエリ地区にあるルムキア生産者組合が作るコーヒーです。

農業手法を良く教育された生産者が栽培、収穫したコーヒーチェリーは、果実のまま加工場に集められ、生豆に一括で加工されます。この加工場の良し悪しが生豆の品質に大きく影響します。
このコーヒーはアバーデア国立公園の近くにあるタンバヤ・ファクトリーで加工されています。立地から来る生態系や自然の豊かさが特徴的なファクトリーで、世界のトップファクトリーになる事を目標に、高い生産意識と環境への愛情を持ってコーヒーの生産に従事しています。
