コーヒー豆: ルワンダ コパカマ 15/16

【基本情報】
エリア 西部州ルツィロ
標高 1,480-1,900m
生産者 KOPAKAMA (コパカマ)
クロップ 15/16
加工方式 ウォッシュト
品種 ブルボン
認証

ルワンダのコーヒーは1904年にドイツの宣教師によってもたらされますが、植民地支配していたベルギーへの低品質な輸出が大部分でした。
ジエノサイド後に国の復興とともに大きく発展をとげ、現在では世界的にも高い品質のコーヒーを産み出す優良生産国となっています。
「千の丘の国」と呼ばれるルワンダの地形や気象条件がコーヒー栽培に最適であることが、素晴らしい香味のコーヒーにつながっているようです。

色づき始めたコーヒーチェリー
色づき始めたコーヒーチェリー

今年紹介するのは、KOPAKAMA (コパカマ) という生産者組合がつくるコーヒー豆です。イギリスのフェアトレード団体TWINと日本のオルター・トレード・ジャパン社の連携で、日本にフェアトレードで輸入されています。
フェアトレードによる追加収入は農家への電気の普及などに役立てられています。

パーチメント加工作業
パーチメント加工作業

本商品は、TABLE FOR TWO対象製品として提供しています。100gのご購入につき20円が、TABLE FOR TWO を通じて途上国の子ども達の給食1食に生まれ変わって、届けられます。
TABLE FOR TWO に関しての詳細は公式WEBサイトを参照ください。

その他のTFT支援先レポートについてはTFTサイトの情報を参照ください。

コーヒー豆: 東ティモール レテフォホ 15/16

【基本情報】
エリア エルメラ県レテフォホ村
標高 1,450-1,850m
生産者 カフェ・タタマイラウ
収穫時期 2015年5月~9月
加工方式 ウォッシュト
品種 ティピカ, etc.
認証 有機JAS

標高1450メートルを超える高地にあるエルメラ県レテフォホでつくられているコーヒーです。
東ティモールはアラビカ種とカネフォラ種が自然交配したハイブリッド種のコーヒーが代表的ですが、このコーヒーはティピカ種を主とした在来種です。
完熟コーヒーチェリー

日本のNGO(Peace Winds Japan)が、東ティモール独立後の自立支援の一環として2003年から品質向上支援を続けているフェアトレード、有機栽培のコーヒーです。
過去にフェアトレードやオーガニックのコーヒーを飲んで、その味に良い印象を持っていないかたにこそ試していただきたいコーヒーです。

真っ赤に完熟したチェリーだけを厳選することが美味しさにつながります。


PWJさん作成の「東ティモール おいしい珈琲の秘密」です。「From Seed to Cup (種からカップまで) が短い動画にまとめられていますので観てみて下さい。

コーヒー豆: パナマ ハートマン 14/15

【基本情報】

エリア チリキ県サンタクララ
標高 1,500m
生産者 ハートマン農園
クロップ 14/15
加工方式 ナチュラル
品種 カツゥーラ
認証

ハートマン農園は原生的な自然環境を保全したエコツーリズム農園です。
1940年にラティボール・ハートマンが今日のハートマン農園を創業し、現在は5人の兄弟姉妹が農園の運営管理とツーリズムを手分けしています。
コーヒーは三代目ハートマン(ラティーボルJR・ハートマン)が担当しています。

農園主:ラティボール・ハートマン
農園主:ラティボール・ハートマン

ハートマン農園では、ティピカ、ゲイシャ、パチェ、マラゴジーぺ、カツーラの5品種を栽培。精製方法はウォッシュド、パルプドナチュラル、ナチュラルの3通りで精製しています。今回紹介するのは、カツーラのナチュラルのみに限定したスペシャルバージョン)です。
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ハートマン農園のファーマーへのインタービュー動画(英語)です。

コーヒー豆: エルサルバドル エル・マドリアード

【基本情報】
エリア アウアチャパン
標高 1,250-1,350m
生産者
クロップ 14/15
加工方式 ウォッシュト
品種 ブルボン
認証

昨年はサビ病被害により入荷しなかったエルサルバドルの温泉コーヒー。今年も病害の影響はまだ残っているそうですが、少量ながら日本にやって来ました。
エル・マドリード農園

サンタ・テレサ農園で湧き出る豊富な天然温泉水を引き込み、ウォッシュト工程の水洗い処理で使っています。
サンタテレサ農園から湧き出る温泉水

この温泉の湧き 水は現地では長年にわたり長寿の水として地元の人たちに飲まれています。
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コーヒー豆 : コスタリカ ガンボア 14/15

【基本情報】
エリア タラス地区
標高 1,850m
生産者 ガンボア農園
クロップ 14/15
加工方式 ナチュラル
品種 在来種
認証

スペイン語で「富める海岸」を意味するコスタリカ(Costa Rica)は、東西を太平洋とカリブ海に囲まれ,国土の中央に山脈が連なる美しい自然を有する国です。また近年では、豊かな自然を体感するエコツーリズムや、再生可能エネルギーへの取り組み等で注目される環境立国にもなっています。そんなコスタリカでは自然との調和を大切にした環境に優しい方法でコーヒーが生産されています。品質はもちろん、その環境への優しさも世界的に高く評価され、高値で取引されています。
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コスタリカにはブルンカ(Brunca)、中央盆地(Central Valley)、グアナカステ
(Guanacaste)、オロシ(Orosi)、タラス(Tarrazu)、トレス・リオス(Tres Rios)、西盆地(West Valley)、トゥリアルバ(Turrialba)の 8 つの生産地域がありますが、高地だけで栽培されるタラスのコーヒーには「酸味が強く上品で、コクがあり特に良い香りがある」という特徴があり、国際的に最も好まれる風味を持っているといわれます。
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ガンボア農園はタラス地区にある75年続く農園です。
その熟練の技術によって、ナチュラル,パルプトナチュラル,ウォッシュトとマルチ方式でチェリーから生豆に加工することが出来ます。
今回はカツゥーラ種のみをナチュラル方式で処理した、選りすぐりのコーヒー豆を紹介することにしました。
ナチュラルといっても、ブラジルのナチュラルとはまた別のフレーバーを感じていただけると思います。

3種類の加工方式
左: ナチュラル, 中: パルプトナチュラル, 右: ウォッシュト

 

コーヒー豆: インドネシア リントンニフタ

スマトラ島 トバ湖
【基本情報】
エリア スマトラ島北部 リントン ニフタ地区
標高 1,300m
生産者
クロップ 14/15
加工方式 ウェットハル(スマトラ式)
品種 アテン
認証

「マンデリン」とはそのまま特定のコーヒー生産地を表す名称ではなく、スマトラ島北部で生産されるアラビカコーヒーの総称です。そのため、マンデリンの生産地は広大なスマトラ島北部に広がり、小規模農家からの集約によるバラツキが発生し品質管理が難しくなっています。
スマトラ島 トバ湖

そんな中、スマトラ島北部 リントン・二フタ地区に限定したコーヒー豆を集め、吟味を重ねることで、高い品質を実現・維持しています。

スマトラ式