コーヒー豆: ルワンダ スカイヒル 16/17

ルワンダ スカイヒル コーヒー豆のハンドピック
【基本情報】
エリア ニャマシェケ地区
標高 1,700-1,900m
生産者 小農家
収穫時期 2016年3月~6月
加工方式 ウォッシュト
品種 ブルボン
認証 レインフォレスト・アライアンス認証

ルワンダのコーヒーは1904年にドイツの宣教師によってもたらされますが、植民地支配していたベルギー向けの低級なものが大部分でした。

ジエノサイド(1994年)後に国の復興とともに大きく発展をとげ、現在では世界的にも高い品質のコーヒーを産み出す優良生産国となっています。

「千の丘の国」と呼ばれるルワンダの地形や気象条件が、良質のコーヒーにつながっていると言われています。

ルワンダ スカイヒル コーヒーツリー

また、近年ではウォッシングステーション(CWS)の建設が進んだことが品質向上に寄与しています。

一般的に、コーヒーチェリーの栽培から生豆へ加工するまでの一連の作業を各農家がやると、農家毎にバラツキが出やすくなります。

しかし、農家から集めたコーヒーチェリーをCWSで一括加工することで、バラツキを軽減することができます。

18ものCWSから最も出来が良かった生豆を厳選したのが、このスカイヒルです。

ルワンダ スカイヒル コーヒー豆のハンドピック

 

コーヒー豆: ホンジュラス ラ・クンブレ 15/16

ホンジュラス コーヒーチェリー
【基本情報】
エリア 南部 エル・パライソ
標高 1,300m
生産者 ラ・クンブレ農園
収穫時期 2015年12月~2016年4月
加工方式 ウォッシュト(水洗式)
品種 パカマラ
認証

ホンジュラスは世界第6位の輸出量を誇る中米最大のコーヒー生産国です。

ホンジュラス - 山

しかし、多くがブレンド用に使用されたり、時にはグアテマラに持ち込まれてグアテマラのコーヒー豆として取引されたりすることもあり、生産規模の割に単一生産国のコーヒー豆としては目立たない存在でした。

ホンジュラス コーヒーチェリー

近年では、シングルオリジンとしての評価が高まっており、このコーヒー豆も単一農園 (ラ・クンブレ農園) で単一品種 (パカマラ) のものです。

コーヒー豆 「ホンジュラス ペドロ・マルチネス」 - 麻袋

 

コーヒー豆: コンゴ カホンド 15/16

DR コンゴ コーヒー生産者
【基本情報】
エリア 北キブ州イザレ地区
標高 1,600-1,800m
生産者 零細農家
収穫時期 2015年9月~12月
加工方式 ウォッシュト(水洗式)
品種 ブルボン
認証

DRコンゴ(コンゴ民主共和国)はアフリカ大陸中央部に広がる、世界で11倍目の面積を要する広大な国家です。

コーヒーは19世紀末に中米からアラビカ種が、20世紀初頭にインドネシアとセイロン(現スリランカ)からロブスタ種が導入されました。

コーヒー栽培は東部の北キブ州および南キブ州で行なわれています。

DR コンゴ 北キブ州 コーヒー産地

このコーヒー豆は北キブ州イザレ地区に住む383の農家による作られています。

欧米のフェアトレード団体、NGO等の支援によって、無農薬栽培など持続可能な農法で、品質の良いコーヒー豆が作られています。

DR コンゴ コーヒー生産者

コーヒー豆: 東ティモール レテフォホ 16/17

完熟したコーヒーチェリーをピックアップすることが美味しいカップにつながります。
エリア エルメラ県レテフォホ村
標高 1,450-2,100m
生産者 カフェ・タタマイラウ
収穫時期 2016年6月~9月
加工方式 ウォッシュト
品種 ティピカ, etc.
認証 有機JAS

標高1450メートルを超える高地にあるエルメラ県レテフォホでつくられているコーヒーです。
東ティモールはアラビカ種とカネフォラ種が自然交配したハイブリッド種のコーヒーが代表的ですが、このコーヒーはティピカ種を主とした在来種です。

完熟コーヒーチェリー

日本のNGO(Peace Winds Japan)が、東ティモール独立後の自立支援の一環として2003年から品質向上支援を続けているフェアトレード、有機栽培のコーヒーです。
過去にフェアトレードやオーガニックのコーヒーを飲んで、その味に良い印象を持っていないかたにこそ試していただきたいコーヒーです。

真っ赤に完熟したチェリーだけを厳選することが美味しさにつながります。

PWJさん作成の「東ティモール おいしい珈琲の秘密」です。「From Seed to Cup (種からカップまで) が短い動画にまとめられていますので観てみて下さい。

コーヒー豆: タンザニア ムリバ 15/16

タンザニア タリメ 乾燥工程
【基本情報】
エリア タリメ地区
標高 1,700m
生産者 小農家
収穫時期 2015年9月~12月
加工方式 ウォッシュト(水洗式)
品種 N39
認証

タンザニア北部のタリメ地区で栽培&加工されているコーヒー豆です。

タンザニア ムリバ 収穫風景

タンザニアでも最も標高が高いエリアのひとつですが、ナチュラル(自然乾燥式)での加工が主だったため、「キリマンジャロ」の材料として水洗式のコーヒー豆を使用していた日本ではマイナーな産地でした。

しかし近年は、ウォッシュト(水洗式)で高品質な生豆に精製されたものが、日本に入ってくるようになっています。

タンザニア タリメ 乾燥工程
ウォッシュト(水洗式)で加工された綺麗なコーヒー豆

このコーヒー豆はTABLE FOR TWO 対象メニューとして提供しています。

100gのご購入が給食1食となって、アフリカやアジアの途上国の子どもに届けられます。

TABLE FOR TWO (テーブルフォーツー) 対象メニュー

アフリカの子どもたちに給食を TABLE FOR TWO公式サイト

コーヒー豆: エチオピア イルガチャフィ 15/16

エリア シダモ地方イルガチャフィ地区 コンガ村・アリチャ村
標高 1,780-1,870m
生産者 小農家
収穫時期 2015年10月~2016年1月
加工方式 ウォッシュト
品種 在来種
認証

“モカ” とはイエメンになる港の名前に由来し、この港から出荷されるイエメンとエチオピアのコーヒーを指していました。
したがって”モカ”と呼べるコーヒーは多様ですが、この “モカ” はエチオピアのウォッシュト(水洗式)です。シダモ地方のイルガチャフィ地区で栽培されれています。

エチオピア イルガチャフィ

 

伝統的なナチュラル精製モカとは一味違う、クリーンで華やかなフレーバーを感じることができます。

ウォッシュト(水洗式)で精選された生豆にさらに手作業による不良豆除去を繰り返した高品質なコーヒーです。

 

コーヒー豆: 中国 (雲南) シンジャイ(中秋節バージョン) 15/16

怒江&木綿花の美しい景観です。
【基本情報】
エリア 雲南省保山
標高 1,300-1,400m
生産者 保山市新寨珈琲有限公司 (新寨農庄珈琲)
収穫時期 2016年5月
加工方式 ウォッシュト
品種 カチモール
認証

産地はミャンマーとの国境に近い中国雲南南西部、高黎貢山の山麓、麓には怒江(サルウィン川)が流れる自然豊かな地域にあります。

怒江(サルウィン川)&木綿花の美しい風景です。

中国珈琲第一村と呼ばれる新寨村の農家が無農薬栽培で作っているコーヒー豆です。

完熟豆を見極めて摘み取るピッカーさん

一粒ずつ丁寧に収穫した果実の種子を取り出し、乾燥させて、上質の生豆に仕上げられています。

ウォッシュト(自然乾燥式)
ウォッシュト(自然乾燥式)