先週末、今週末とフルマラソンやトレランの大会があって、それらに出るランナーがチラホラと来店してくださってます。ありがとうございます。
マラソンについて談笑する中で、コーヒーに含まれるカフェインの利尿作用を気にして、「コーヒー断ち」までやっているかたもいらっしゃいました。
神戸マラソンの「サブフォーブレンド」ポットサービスも、「飲んでみたいけどレース前にコーヒーは・・・」と気にして利用されないかたもいらっしゃいました。
自分がマラソン大会によく出てた頃は、自分なりに「コーヒーを断つ必要は無い」という結論にいきつき、レース前も普段と変わらず1日4~5杯のコーヒーを飲んでました。
フルマラソン当日も、大体以下のような感じでレースに臨んでましたが、途中でトイレに行きたくなるようなことは無かったです。
4:30 起床
5:00 朝食をとって食後にコーヒーを飲む
7:00 スタート前最後の飲料摂取
8:30 スタート前最後のトイレ
9:00 スタート
(レース中、4回ぐらい給水)
13:00 フィニッシュ
ですが、冒頭のように、気にされるかたもいらっしゃいますので、あらためて、新しめの情報を元に調べてみることにしました。
8 Things Runners Should Know About Coffee | Runner’s World (June 5, 2013)
Caffeine: Is It Truly Dehydrating? | Competitor (July 7, 2014)
検索して出てきた中から、信頼できそうな海外大御所ランニングサイトの最近の記事(上記2つ)をざっくり読んでみました。どちらも概要は以下のとおりであまり気にしなくて良さそうです。
「コーヒーによる利尿作用は水などのカフェインレスの飲料とほとんど差は無い」
わずかに影響があるとしても、飲んでから3時間後ぐらいまでだそうなので、少なくとも、前日からコーヒーを断つようなことは意味が無いように思えます。
思うに、緊張してトイレ行きたくなったのをコーヒー飲んだせいと思ってしまったりとか、あるいは、「カフェインを摂るとトイレ行きたくなる」という思い込みが、実際にそういう状態を引き起こしたりするのではないでしょうか。
個人差もあるとは思いますが、ざっと調べた限りではそんなとこでした。
なお、利尿作用以外の観点での影響については、今回は全く考慮していません。
ご参考までに。