最近、コーヒーの良い効能についてのニュースをよく見かけます。
糖尿病、心臓病、勃起不全(^^;)などの発症を抑える効果があるんだとか。
過去には「勃起不全を招く」なんて記事も見たことがあるのですが、逆転してますね。
昔は悪者扱いでしたが、最近は良い話のほうが圧倒的に多いようです。
個人的には「効能目当てにコーヒーを飲まんでも・・・」という気はします。
嗜好品なんだからコーヒーが好きなら飲めばいいと思います。
でも、コーヒーが好きで既に飲んでる人なら、せっかくなんで、効能というオマケが期待できるぐらいの量を飲めると一石二鳥で良いように思います。
その量というのは、ニュースを見ていると、大体1日3杯ぐらいというのが多いようです。
日中外出されているかたは、朝、夜の1杯ずつは家で淹れて飲めても、もう1杯がなかなか難しいようです。
もちろんコンビニなどで買って飲めば簡単なのですが、せっかく自宅にお気に入りのコーヒー豆があるのだから、それを使いたいというのは当然だと思います。
そこで、自宅のコーヒー豆を使ったコーヒーを職場などで飲む方法をいくつか提案したいと思います。
(1) 家で作ったアイスコーヒーを保冷容器に入れて職場に持っていく
「コーヒーはホットに限る!」というかたでないなら、これが一番現実的だと思います。
氷を入れておけば品質の劣化はゆるやかですので、朝作って午後に飲んでも十分美味しいアイスコーヒーが飲めます。
3日分ほど作り置きしておけば、1日3杯への道が大きく近づくこと間違い無しです。
(2) 浸漬法 (しんしほう)の器具で淹れる
これは職場でコーヒーを淹れれない理由が適当なポット(ケトル)が用意できないことにある場合です。
湯は用意できるのでしたら、フレンチプレス、クレバーコーヒードリッパー(当店で試飲用に用意している茶色いやつです)といった浸漬法の器具なら使えると思います。
浸漬(しんし)というのは文字どおり、コーヒーの粉を湯に浸すだけの抽出方法ですので、給湯器や蛇口から出る太いお湯でもなんとかなることが多いです。
通常、コーヒー豆は前もって何日分かを挽いておくことになると思います。当然あまり膨らまなくなりますが、浸漬法なら膨らまないこと自体は問題になりません。
当店でこれらの抽出器具自体をお勧めしているわけではありませんが、職場などで利用可能な選択肢としては挙げられます。
最後に、オススメできない方法も書いておきます。
それは、家で作ったホットコーヒーを保温容器に入れて職場に持っていくことです。
これは明らかに不味くなります。抽出液が高温の状態では劣化反応が着々と進みますので、嫌な酸味や渋みがどんどん増していきます。
家で淹れた時とはまるで異なる香味になってしまっているはずです。
効能はともかく、1日3杯ぐらいは飲みたいというかたは多いと思います。頑張ってみてください。