エリア | カルナータカ州チクマガロール地区ムディゲレ・タルク |
標高 | 1,100-1,400m |
生産者 | クメールゴデ農園 |
収穫時期 | 2022年12月-2023年1月 |
加工方式 | 水洗式 |
品種 | S795, SL9, Cauvery, Chandragiri |
認証 | – |
インドは紅茶生産国として名高いですが、コーヒーも世界7位(2020年時点)の生産国です。
その歴史はエチオピア、イエメンについで長く、17世紀にババブータンというムスリムがイエメンから7粒のコーヒー豆を持ち帰ったのが始まりと言われています。
その後、イギリスの植民地支配によってコーヒーの生産&輸出が盛んになりました。
日本のコーヒー輸入先としてインドは第21位(2020年時点)とマイナー感を否めません。
しかし、日本最古のコーヒー店と言われる神戸の放香堂が最初に提供していたのがインド産ですので、神戸のみならず日本にとっても、ゆかりあるコーヒーと言えると思います。
当店では「神戸のご当地コーヒー」として、できるだけラインナップに含めておきたいと考えています。
今回当店で焙煎&提供させていただくクメールゴデは、ケラチャンドラグループの運営する歴史ある農園で、英国植民地支配下の1921年に操業が開始されました。
ケラチャンドラグループはインドのカルナタカ州チクマガルール、ケララ州ワイナード、ケララ州コッタヤム3つの地区に合計6000エーカー(24キロ平方メートル)の農園を運営しています。
従業員は全ての地域を合わせて2400名を超え、農園の品質管理から、天日乾燥や水洗式の精選、中間物流、輸出手配まで一貫して自社で行うことが可能なため、高い品質を保ち、流通の透明性を保つことが可能となっています。