今週からネイビーブレンドのベースがインドネシア マンデリンからベトナム ダムダに変えています。
コバルトの場合、ブレンドのベースとなるコーヒー豆は下記条件を満たすようにしています
・ブレンドを構成する豆の中で最も割合が高い
・少なくとも40%を占めている
ちなみに、コーヒー業界では3割がブルーマウンテンで7割がブラジルでもブルーマウンテンでも「ブルーマウンテンブレンド」として良いことになっています^^;
【マンデリンのおさらい🇮🇩】
マンデリンはインドネシアのスマトラ島で作られるアラビカ種コーヒー豆で、昔から日本で人気の銘柄です。
近年は世界中で人気が高まった上に、現地での生産不安定性もあり、年々価格が上昇傾向にあります。
品質が向上して価格があがっているのなら納得ですが、残念ながらそういう印象は受けません。
マンデリンの特徴としてよく言われるのは以下のようなものです。
・「土のような」と例えられる独特の香り(個人的にはなめし革のように感じます)
・(同じ焙煎度で他の豆と比較すると)苦味、ボディがある
これらの特徴は、産地の土壌、気候条件、栽培品種ではなくスマトラ式(ウェットハル)という独自の加工方法に起因していると言われています。
【ベトナムアラビカでの置き換え🇻🇳】
今月から始めた新コーヒー豆ダムダはベトナム産ですが、ベトナム式コーヒーで使われるロブスタ種では無くアラビカ種のコーヒー豆で、加工方式はマンデリンと同じスマトラ式が採用されています。
上述の理屈によると、マンデリンに近い風味の特徴があるはずで、よいマンデリンが入らない時の代替えになりそうなコーヒー豆です。
コバルトのお客様にも飲み比べてみていただきたいと思うのですが、単品のマンデリンは指名買いのお客様が多く、いきなりダムダに替えるのは躊躇しました。
まずはネイビーブレンドのベースをベトナム ダムダで替えてみましたので、お試しいただければ幸いです。
せわしなくなりがちな年末も、心地よいコーヒータイムを過ごしてまいりましょう ( ´∀`)つc□~