ハリオ V60 ドリッパーを使った氷出しコーヒーの作り方

桜の時期が終われば、コーヒーはアイスドリンクの時期を迎えます。
シーズン到来に先駆け、アイスオレ、アイスコーヒーなどに便利な濃厚コーヒーを氷出しで作る方法をまとめることにしました。

(必要な道具)
・ハリオ V60ドリッパー 6杯用 (VD-3T) とペーパーフィルタ
・抽出されたコーヒーを蓄えるポット
・粉を混ぜるのにつかう器とスプーン

(材料)
・深煎りのコーヒーの粉50g
※焙煎度はイタリアンローストかフレンチローストぐらい、挽き方は細挽き(当店なら「1」)がオススメです。
・氷 300g
・少量の水

(作り方)
(1) コーヒーの粉に少量の水を加えてかきまぜます。水は粉がまとまってひと塊になるの必要な程度の量を入れます。
子供の頃、泥団子を作って遊んだことはありますでしょうか?泥団子を作る時に土に水を加えて混ぜる感じです。

泥団子をつくる感じで粉をまとめます。
泥団子をつくる感じで粉をまとめます。

(2) ドリッパーにペーパーをセットし、(1)できたものを移します。上表面を平らにならします。

平にします。
平にします。

(3) 氷を300g入れます。ちょうどドリッパーから氷がこぼれない程度に氷が積みあがると思います。

ちょうどいい感じで300gの氷が入ります。
ちょうどいい感じで300gの氷が入ります。

(4) 後は待つだけです。次第に氷が溶けて、点滴が始まります。全て落ちきる時間は、部屋や氷の状況により変わります。今回は室温約20度で7時間程度かかりました。
寝る前にセットして、起きたら終わっているというスケジュールを組むといいと思います。

完了しますた!

できあがり量は250~280mlぐらいになります。量によって濃さも変わりますので、味を見ながら、牛乳、豆乳、水などで割ってください。1回で50ml使うとしても5杯分にはなりますから、普通の水出し(ドリップじゃないやつ)と比べると効率はいいです。
薄めずにそのままアイスクリーム等にかけるのも美味しいと思います。

他のドリッパーでもできると思いますが、小さいドリッパーの場合は氷が多くは入らないので、途中で入れ足さなければいけないかもしれません。何回かやれば普段お使いのドリッパーでの手順は作れると思いますので、6杯用V60ドリッパー(VD-3T)が無くてもトライしてみてください。

当店では6杯用V60ドリッパー(VD-3T)は現在取り扱っておりませんので、一応、以下にamazonのアフィリエイトリンクを貼っておきます。(^^)
現時点で600円ぐらいですね。

ハリオ V60 透明 ドリッパー 03 クリア VD-3T
ハリオ
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【周辺スポット情報 8】 悟空

今回は当店近辺では「入りにくさ」では一二を争うかもしれないお店の紹介です。
でも、自分は近所ということもあって、何回か晩ゴハンに利用させていただいていますので、どんなお店か紹介させていただくことにしました。

当店前の旧西国街道を東へ進むと生田川の向こうに見えてくる、韓国料理のシコルチさんと中国料理の悟空さん。
カサンドラの門番、ライガ&フウガのようです。
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昔は喫茶店だったことがテントから覗えます。
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インターナショナルなエリアゆえ、入口横の貼り紙は三カ国語対応です。
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外観は少し入りづらいかもしれません。
自分もかかりつけの美容師さんからオススメしてもらってなかったら、一生入ることはなかったかもしれません。
でも入ってしまえばさほど問題はありません。
カウンター席にかければ、後は気さくな店主が対応してくれます。

毎回オーダーしているのは蒸し鶏。450円とは思えないボリュームです。
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主食はまだいろいろ試しているところですが、この時はニンニクヤキメシ(550円)を頼んで、お代は1,000円ジャストでした。
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これまたものすごいボリュームのヤキメシでしたが、店主曰く「ご飯が余りそうだったから」とのこと。
夜はあまり炭水化物を採らないようにしている自分にとっては微妙でしたが、そのサービス精神は嬉しかったです。

外観の写真は昼に撮ってますが、お店は夜だけの営業ですので、ご注意下さい。

周辺お立ち寄りスポットに追加しました。

初ギシルは雲南産

ギシルの元

今日は定休日だったので、家でギシル(qishr)というコーヒーの殻からつくるお茶を淹れて飲んでみました。

当店で昨年の春節に焙煎・販売した中国・雲南省のコーヒー「粋」を飲んで、雲南のコーヒーに興味を持ち、なんと雲南に渡ってコーヒーの生産に携わっている、ものすごい行動力を持ったSさんという女性がいらっしゃいます。

そのSさんが最近日本に一時帰国されて、当店に立ち寄ってくださった際に、ギシルをいただきました。

コーヒーの故郷とも言われるイエメンでは、今日2種類のコーヒーが飲まれているそうです。
1つがコーヒー豆を挽いた粉から作られる「ブン」。
そしてもう1つが、コーヒーの実からコーヒー豆を取り出した殻から作られる「ギシル」です。

ギシルの元
夕陽が当たった状態で撮ったので色合いが変になってしまいました。

コーヒー豆は高価で取引される輸出用に回されるため、イエメンでのシェアはギシルのほうが多いそうです。

淹れ方は簡単で、ハーブや砂糖と一緒に煮だしたものを濾すだけです。

小鍋で煮出すだけです。
小鍋で煮出すだけです。

Sさんから「雲南小粒珈琲花蜜」という雲南のコーヒーの花から集められたハチミツをいただいていたので、今回はそれを砂糖の代わりに使うことにしました。この珈琲花蜜ですが、それ単体でもゼラニウムのような華やかな香りを発していたので、さらにハーブを加えることはしませんでした。

コーヒーの花から集めたハチミツです。
コーヒーの花から集めたハチミツです。

初めて飲むギシルは、色といい風味といいローズヒップティー(ハイビスカスが入ってないやつ)を思わせるような印象を持ったのですが、一緒に飲んだ人は「全く違う」と言っておりました。(^_^;)

ギシル
ギシルコーヒーの出来上がりです。紅茶やローズヒップティーのような赤い色です。

唯一飲んだギシルが雲南なので一般的なイエメンのものと比較してどうとかはわからないです。
抽出液より前に、材料の時点で生豆の加工方式が雲南はウォッシュトなのでパーチメント(下図の4)が混ざってないけど、イエメンはナチュラルだからパーチメントも混ざっている、とかいった物理的な違いもあるのかもしれません。

Coffee_Bean_Structure.svg

ネットを見ると、ギシルを出しているカフェなどもあるようですので、ご興味がありましたら一度試してみてはいかがでしょうか。(オススメしているわけではないですよ。)

個人的にはカフェより中華料理屋のドリンクメニューに雲南のコーヒーやギシルがあったら面白いと思います。どのお店も「右へ倣え」といった感じで烏龍茶やジャスミン茶があるだけなので。

コーヒー豆: エチオピア イルガチャフィ トレア

【基本情報】
エリア イルガチャフィ地区 トレア村
標高 1,780-1,860m
生産者
クロップ 13/14
加工方式 ウォッシュト
品種
認証

“モカ” とはイエメンの港の名前に由来し、この港から出荷されるイエメンとエチオピアのコーヒーを指していました。
したがって”モカ”と名の付くコーヒーは多種多様ですが、この “モカ” はエチオピアのウォッシュト(水洗式)です。シダモ地方イルガチャフィ地区の中でもトレア村で栽培されたものだけを集めたコーヒー豆です。

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伝統的なナチュラル精製のイエメンのモカとは一味違う、クリーンで華やかなフレーバーを感じることができます。

ウォッシュト(水洗式)で精選された生豆にさらに手作業による不良豆除去を繰り返した高品質なコーヒーです。

et yirgacheffe - handpicking

オレンジデーイベントのお知らせ(4/13~4/15)

昔なつかしのとくれんオレンジです。

4月14日のオレンジデーに合わせ、4/13~4/15の3日間「とくれんプデナーオレンジ80」をプレゼントするイベントを開催します。

とくれんとは神戸市の学校給食で出されていた冷凍ゼリーです。
とくれんプデナーオレンジ80 – 徳島新聞社

各日の開催内容は以下のとおりです。

・4/13(月): 珈琲豆をお買いあげのお客様先着20名にプレゼント
・4/14(火): 定休日ですのでコーヒーセッションにご参加参のかたにプレゼント
・4/15(水): 珈琲豆をお買いあげのお客様先着20名にプレゼント

※珈琲をご自分で淹れないお客様には利用しづらいと思いますが、当店基本はコーヒー豆屋なので今回はコーヒー豆のお客様にお配りする内容となっています。ご了承ください。

よろしければご利用くださいませ。よろしくお願いします。

昔なつかしのとくれんオレンジです。
昔なつかしのとくれんオレンジです。
冷凍庫から出して1時間ぐらいの半解凍状態で食べるのがオススメです。
冷凍庫から出して1時間ぐらいの半解凍状態で食べるのがオススメです。